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このコナジラミ、以前紹介したクチナシに付くコナジラミよりももっと小さく、頭から翼端まで1.1~1.3mm、クチナシのコナジラミはよく飛ぶのに対し、このコナジラミは殆ど飛ばない。 Internetで調べてみると、カタバミに付くカタバミコナジラミと言うのが居るそうである。この種の吸汁昆虫は昆虫と植物の関係がかなり固定的なことが多いので、確証は無いが、そのカタバミコナジラミとしておく。
1.1~1.3mmと言うのは、等倍マクロでは一寸難しい「小ささ」である。実際に撮ってみると、これまで使っていた機材では、鮮明度がかなり落ちる。 何とかならないかと考えている内に、今の機材とは別に「一眼レフ+100mmマクロ」がもう1セットあるのを思い出した。実は、このセットには「致命的な欠陥」が2~3あるので、お蔵にしていたのである。しかし、こちらの方がCCD自体の解像力は高そうなので、これをれを使えば多少は鮮鋭度が上がるのではないか・・・。
問題はその「致命的欠陥」である。しかし、世の中、その気になって真剣に考えると結構問題は解決するもので、「致命的欠陥」は若干の出費で簡単に解決してしまった。
早速そのセットで等倍接写をしてみると・・・、結構イケル。これまで、何処のメーカーでも大した差はないだろうと思っていたのだが、こう言う極限状態ではやはり差があった。 今回の等倍接写は、ISO100、絞りF8~11で撮影している。F8で等倍接写をすると、被写界深度はコナジラミの厚さよりも浅い。多分0.2~0.3mm位であろう。 ここに示した写真は総て手持ち撮影である。テーブルに被写体を置き、頬杖をついて撮っているので何とかなっているが、フィールドでは一寸無理と思われる。
不思議なことに、これまで使っていたレンズでは、F22に絞ると画質が低下して使い物にならないのに対し、この玉はF27でも結構使える。 しかし、これが普通であろう。大体100mmレンズでF16を超えて絞ると画質が急激に低下する、と言うのが一寸不可解であった。100/16=6.25mmを超えると回折の影響が大きくなるのなら、18mmではF4で画質が劣化しなければならない。レンズ自体に何らかの欠陥があるのかも知れない。
この機材を使うと、カタバミの葉裏にコナジラミと一緒に居たハダニも何とか撮れる。これからは、この機材を使って接写をすることにした。 [昆虫(その他)]カテゴリの最新記事
素晴しい、鮮明な解像度ですね。
害虫を撮るとなると、どうしてもこれくらいの描写力が欲しくなります。 レンズの性能がものをいうことが良くわかりました。よろしければレンズとカメラおよび致命的欠陥の克服について教えていただけませんか。(2007年08月14日 14時44分15秒)
キレイに撮れるのですねー
幼虫は、歩き回るのですか?軟らかいもので包まれていますねー 汚れていない翅は、4枚あって 飛翔するのでしょうか?頭も半透明で き 奇麗です。 (2007年08月14日 15時26分14秒)
るる555さんへ
>幼虫は、歩き回るのですか?軟らかいもので包まれていますねー ----- 卵から孵った初齢幼虫は始めは歩けますが、やがてカイガラムシの様な固着生活に入り、動けなくなります。 >汚れていない翅は、4枚あって 飛翔するのでしょうか?頭も半透明で き 奇麗です。 ----- 普通コナジラミはよく飛びますが、このコナジラミは、何故か、飛べるのに余り飛ぼうとせず葉上を歩き回っています。 粉の全く付いていないこんな綺麗なコナジラミを見るのは、実は、初めてです。普通は、程度の差はあれ、粉が付いて白っぽい感じです。 (2007年08月15日 14時50分45秒) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |