カテゴリ:外国史
ハイチに贈る (1)
ハイチが大変なことになっています。政府機関や米大使館、国連の機関などが居住する、現地では頑丈な建物にも大きな被害が出ているのですから、世界最貧国の一つである同国の住民の家屋が無事なはずはありません。首都ポルトープランスは壊滅的な被害に会い、同国は今や存亡の危機にあると、いえるのかもしれません。 このハイチは、しかし、19世紀のはじめに、アメリカ大陸とカリブ海の国々の中では、アメリカ合衆国に次いで独立を達成した、しかも初の黒人奴隷達を中心に独立を達成した国としては、世界最初の黒人共和国として誕生した、栄光の歴史をもっています。 ハイチ共和国は、コロンブスが最初の航海で探訪したエスパニョーラ島、その後スペイン語でセント・ドミンゴ(サン・ドマング)島となずけられた島の西側3分の1を国土としています。同島の東側3分の2はドミニカ共和国です。 明日から、ハイチ革命を中心に、ハイチを激励する1文を綴りたいと思います。 続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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