カテゴリ:花
本日は朝の自転車散歩のついでに、隣の八尾市の心合寺山(しおんじやま)古墳に立ち寄ってみた。桐の花を写真に撮ろうとしての寄り道だったが、生憎と昨日の雨でだろうか、あらかた散ってしまっていて、わずかに咲き残っているものがあるばかり。桐の花も散るというのかな?散るというより落ちるという方が似合いかも。椿や躑躅と同じように花の形のまま落花する。高木だから、落花する時に風に吹かれて旋回したりもするが、花びらの散る風情はない。
樹下一面に点々と夥しい桐の花の残骸。狼藉の後のようでもあり、何やら無残な感じもする。咲き残った花が、風に揺れていた。 心合寺の 桐の落花の あはれとも 風もや泣きて 吹き渡りゆく この心合寺山古墳は発掘後整備された。墳丘の復元、資料館設置などされて、ちょっとした公園になっている。墳丘に二本の桐の大木が自生しており、花の盛りには薄紫に染まってなかなかの眺めである。 前方後円墳で、全長160メートルの堂々としたもの。五世紀前半のものとされている。この地方の古代有力豪族の首長の墓なんだろう。 服部川八幡宮 俊徳丸鏡塚 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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