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チャービル

【英名】garden chervil／chervil
【学名】Anthriscus cereifolium

チャービル(セルフィーユ)　５～６月

チャービルの雑学

英語でチャービル、フランスではセルフィーユと呼ばれる。
古い時代には、しゃっくりを止めとして使われていたそうです。
ヨーロツパやアメリカではキリストの復活を記念する祭日に食べる習慣があるので、希望のハーブと呼ばれるようです。

シャクと同属。

育て方

仏名：セルフィーユ／和名：ウイキョウゼリ(茴香芹)
セリ科／シャク属／１年草
開花の時期　５～７月頃
種まき適期　３～５月・９～10月頃
発芽適温　16～24℃

水やり・肥料

半日陰で育てるのが理想的。
柔らかい葉を育てるには、直射日光を避けます。
日の入る明るい室内でも栽培できます。

乾燥させないように、湿り気のある状態を保ちながら育てます。

特に肥料を与えなくても丈夫に育ち花を咲かせます。

注意点

移植を嫌います。
ポット苗は、根を崩さずに植替えます。
種から育てると、容易。
こぼれ種でも増えます。

生長は早く発芽してからおよそ１～２ヶ月ほどで収穫が出来ます。
草丈およそ20cm頃から収穫可能。

利用・効能

乾燥よりは、生葉を利用します。
苦味やくせが無いので、料理の飾りに向きます。
細かいレースのような淡緑(たんりょく)の葉を添えると、彩りが映えます。
肉、魚料理のあしらい、デザートに添えたり、サラダに散らすなど。
スープ、煮込み料理、シチューの浮き実にも利用可能。

ソース、ドレッシング、肉、魚料理のの風味づけに使います。
生葉をパン、クッキー、卵焼きの生地に混ぜ込んで焼きます。

チャービルを使って、フィーヌゼルブを作ることが出来ます。

材料は、パセリ、シブレット(チャイブ)、タラゴン、セルフィーユ(チャイブ)。
材料をみじん切りにして、混ぜ合わせて出来上がり。

割合の目安。
パセリ大さじ２杯：シブレット(チャイブ)大さじ２杯：タラゴン大さじ１杯：セルフィーユ(チャイブ)大さじ１杯。

料理によって割合いを変えたり、他のハーブを加えてもかまいません。

食用以外の利用は、押し花やポプリなど。

血行を良くしたり、貧血、高血圧の予防に効くといわれます。
葉の抽出液は美肌効果があるので、手作りの化粧水の材料になります。

チャービルをレタスなどの野菜と組み合わせて育てて、コンパニオンプランツとして活用できます。
野菜の側に植えると、アブラムシなどの害虫発生を防ぐ効果があるといわれます。

害虫と病気

特に病害虫の心配はないと思います。
開花が終わっても、アブラムシの発生があります。
適宜、対応します。

シャク(杓)

【英名】wild chervil／cow parsley
【学名】Anthriscus aemulaまたは、
Anthriscus sylvestris

別名：ヤマニンジン(山人参)／コシャク
セリ科／シャク属／多年草

チャービルと同じ仲間(同属)ですが、シャクは多年草に分類。

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チャービル

チャービル(セルフィーユ)の雑学

英語でチャービル、フランスではセルフィーユと呼ばれ、料理のあしらいに使われたり家庭でも頻繁に用いられています。

ハーブといえば香りの強いイメージがありますが、デザートの飾りに添えても違和感がなくマッチし、クセが無いのでハーブ嫌いの方にもおすすめ？したいです。

一説ではしゃっくりを止める薬として使われていたそうです。
ヨーロツパやアメリカではキリストの復活を記念する祭日に食べる習慣があるので希望のハーブと呼ばれるそうです。

シャクと同属のハーブです。

セルフィーユはフィーヌゼルブをつくる素材のひとつです。
パセリ・シブレット(チャイブ)・エストラゴン(タラゴン)・セルフィーユ(チャービル)を
みじん切りにしミックスしたものをフィーヌゼルブといいます。

お好みや料理によってほかの香草を加えたり、割りあいは違ってきますが、
大さじ２杯：大さじ２杯：大さじ１杯：大さじ１杯を目安につくります。

別名：セルフィーユ(仏名)／和名：ウイキョウゼリ(茴香芹)
セリ科／シャク属／１年草
開花の時期　６～７月頃
種まきの時期　３～５月・９～10月頃

水やり・肥料

乾燥させないように、湿り気のある状態を保つといいと思います。
特に肥料を与えなくても丈夫に育ち花を咲かせます。

注意点
移植を嫌いますから、種から育てる方がいいかもしれません。
発芽率がやや悪いとも言われますが、こぼれ種で増えるハーブです。
生長は早いので、発芽してからおよそ１～２ヶ月ほどで収穫が出来るようになります。

苗を購入した場合はポットの土を壊さないように、根を傷めない様にして植替えます。

日の当る明るい室内なら、冬でも栽培と収穫ができます。
柔らかい葉を育てるには、直射日光が当たる場所よりも、半日陰がいいと思います。

利用・効能
チャービル2

利用法や効能はパセリと似ていますが、クセがないのでやや多めに使っても苦味や香りがきつ過ぎることは無いので使いやすいと思います。

生葉は料理の飾りや、スープ、煮込み料理、シチューの浮き実に利用します。
サラダに散らしたり、ソースやドレッシングの風味づけとしても使います。
生の葉をパンやクッキー、卵焼きの生地に混ぜ込んで焼いたりしても利用できます。

パセリ、シブレット、タラゴン、セルフィーユをみじん切りにして混ぜたフィーヌゼルブをつくることが出来ます。
大さじ２杯：大さじ２杯：大さじ１杯：大さじ１杯を目安につくりますが、
料理によって割りあいを変えたり、ご自分の好みで他のハーブを加えたりしてアレンジできます。

食用以外では、押し花やポプリにも用います。

血行を良くしたり、貧血、高血圧の予防に効くといわれています。
また、葉の抽出液は美肌効果のある女性に味方のハーブで、手づくりのローションの材料になります。

野菜につく害虫を防ぐ効果があり、チャービルを野菜の側に植えるとコンパニオンプランツとしても育てることができます。

害虫と病気

特に心配はないと思います。

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コリアンダー

コリアンダーの雑学
葉も、タネも利用できるハーブで、乾燥した種はガラムマサラの原料のひとつでもあります。
タネを炒るとオレンジのような香りがします。

薄いピンクの花を咲かせます。

セリ科／コリアンドルム属／１～２年草
別名：コエンドロ／カメムシソウ／チュウゴクパセリ(中国パセリ)／コウサイ(香菜)／シャンツァイ(香菜)／コスイ(胡スイ)、コサイ(胡菜)

開花の時期　７～８月頃
種まきの時期　３～５月・９～10月頃

水やり・肥料

極端な過湿と乾燥を避けて水やりすればいいと思います。
私は市販のハーブの土などで育てるので、特に肥料は与えていません。

注意点
種から育てる場合、秋蒔きにすると株が大きく丈夫に育ち、タネを一晩ほど水に浸すと発芽しやすいといわれます。

フェンネルやディルのとなりに植えると、交配するので近くには植えつけないようにします。

移植を嫌いますので、苗を買ってきた時は根をくずさずに植え替えするといいでしょう。

コリアンダー

利用・効能
若い葉は、カレーやエスニック料理、中国料理に用います。
種子は、スパイスとして料理やソーセージに入れたり、ソース、ドレッシング、お菓子の香りづけに利用できます。種は香りづけだけではなく、料理のとろみとして利用されることもあるようです。

葉っぱの収穫が目的であれば、直射日光を避け、半日陰で育てればやわらかい葉を収穫できます。
種を収穫するには、白色から褐色にかわったら、茎ごと刈り取り乾燥させます。

消化促進、咳止め、腹痛、胆石に薬効があるといわれています。

害虫と病気
特に心配はないと思います。

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【上段】左からイタリアンパセリ・コリアンダー・スープセルリ
【下段】サラダセロリ
葉を比べてみてください。