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カテゴリ:イエティ奇譚
今日は包車(タクシーみたいなもんだ)を借り上げ、ダルツェンドから35kmほど北に位置する「木格措」に行った。何があるって、そんなの知らん。勝手にツアーに組み込まれていただけ。まぁ、ダルツェンドにいても何もやる事ないしねぇ。
木格措は少し海抜が高いらしい。 ここダルツェンドは2500mくらいらしいけど、それが3700mまで上がるらしい。 でも、何があるかは知らない。 ガイドブックによれば『野人』がいるらしい。ネパールなどにおいてイエティは雪山に住むが、ここのヤツ等は森林に住むらしい。じゃーさ、元お友達に出会えるかしらん。 車に乗って1時間弱。「七色海」っつー小さな湖に着いた。なんでも色が七色に変わるから七色海らしい。そのままじゃん。 秋口が一番よい、と聞いたけど、秋口に来たら「いやー 春が一番なんですよ!」って言われ、「いやいや、春も来たことあるけど、それ程でも」と返せば「いやー やっぱり初夏ですな、初夏」「でもでも、アレは殆ど夏に入ってる春だったけど?」「そぉ? でもやっぱり冬の綺麗さを見ないとなんともいえないよね」なんて会話が行われることが簡単に予測できる。 七色海から更に登り(当然車で)、木格措に着いた。つーか、タダの凍った湖じゃん。オマケでオボ(チベットにある旗とかが巻きついた高い木の棒)が立ってたケド。 帰ってからクララ嬢に感想を聞かれたけど、「 So so」としか答えられなかった。赤語なら「一般一般」って感じだな。 ここで乗馬。馬に乗って山を少し登るらしい。 これもあまり面白くなかった。つーか、歩いて上った方が面白そう。いや、上っても何にも無かったし・・・ 景色だって、他のトコと比べたらそれ程ねぇ、って感じだし。 そう。木格措は、ダルツェンドで他にやることがなーんにもなくなったら来たらいいようなトコだと思う。秋口は知らんよ、どんなに綺麗な景色になるのかは。でも、絶景なんて、もう少し奥地に行ったらいくらでもあるしねぇ。 あ、そうか。全部『人民センス』で測られていたのだな。それじゃあ納得。 お昼過ぎにダルツェンドに戻った。で、一応バスターミナルへ。オイラ、ヒトの言う事はあまり信用しないタイプだから、自分で本当にバスがないのか? を確認しないと気がすまない。 しかして! ・・・バス、やっぱり初五から初走りをするらしい。ち。 で。っもー バスターミナルの近くで、乗り合いタクシー発見! そこの運ちゃんとお話して『丹巴』っつートコに行くにはドーするかを相談し、んで、ワタシの車で行きなさいよ! じゃあ後で電話するわー って話が成立。 情報は足で稼ぐものなのよん。 決定。明日はダルツェンドを脱出する。丹巴に行く。 しかし丹巴って何があるんだ・・・? 『ギャロン』って地域の中心であり、この地域は「石の塔」が乱立することぐらいしか知らない。 ま、何かしら楽しい事あるでしょ。 全てが運命。意味はある。 今日の写真 上左:七色海。看板にチベット語も入っているところが救い。 上中:木格措の凍った湖面。凍結融解を繰り返した為か、氷は平面ではなくてひび割れてた。 お昼くらいには、少しずつ溶け出していたよ。湖面は歩けたけど。 上右:宿にて過年(年越し)を一緒にした人達。左からkoi、クララ、アリ、is それにしてもオイラ頭デカイな。・・・知ってたけどー 下左:ダルツェンドの裏道。この町は谷底を流れる川に沿って出来てる長細い作り。 同宿のイタリア人は「この町の作りはオカシイ!」って文句言ってた。 イタ語、Ho dimenticato tutto! 下中:今回は結構自己写真が多い。薄汚い小さい白馬に乗ったステキな王子様。 下右:宿にて、歌うアリ。コイツ、歌上手。 左手前のヒトはタミル人みたいで珍しくkeep contactな中国人の家宝君。 左がオイラと同じ「山の東省」在住の仏女。 そうそう。今日さ・・・ 高いところ行ってガシガシ動き回ったからか、少し頭が痛い。 そして、体が冷え切って、少し寒気がする。 ノドは痛くないけど、風邪引いちゃったらドーしよう? ってんで大事を取って、夜、ついにモモヒキをお召しになった。ああ、屈辱!!! モモヒキ穿いた御姿、絶対絶対記録に残してたまるものか! ま、多分それでも優雅ではあると思うのだけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/02/09 11:35:39 AM
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