昨夜は平地では雨になりましたが、
山沿いでは猛烈な雪だったようで、
湯布院にはかなりの積雪があったそうです。
昨夜の0時頃だったか、
高速道路が湯布院から別府の間は積雪で通行止め、と情報が流れましたので
そうなんだろうなぁ、とは思っていましたが。
その高速道路は、朝から陽射しがあったので、すぐに再開通するだろう
と思っていたところ、
午前中いっぱいは少なくとも通行止めが続いたようで、
高速が使えないことで、国道に降りてくる車群による渋滞で、
本日午前中にお見えになるはずのお客さんが、軒並み、遅くなる、との連絡が。
午前中の早い時間は手持ち豚さん・・・もとい、手持無沙汰、で、
お昼に近づくにつれて忙しくなる、という状況でした。
おなか減った・・・
さて、最近、DSLR(デジタル一眼レフ)での天体写真がめっきり減っています。
それは、天体用に改造したEOS Kiss X4 が壊れて、
修理に出したら、当然ですがノーマルカメラとして復帰してきたこと、
が一つの理由ではあります。
しかし、実のところ、最近天体写真に行き詰っていました・・・
私の天体写真は、上手な方たちのため息の出るような画像には、どうしてもほど遠い・・・
周りの仲間たちがめきめきと上達してゆくのに、自分は足踏みが続く・・・
自分がデジタル一眼でいくら撮っても、ここら辺りが限界なんじゃないか??
と、かなり悩んでいました。
それこそ、このブログの最初に書いているように、
昔のように、またうまくいかない、と諦める、ということになりかねないくらいに。
それで結局DSLRでの撮影はほとんど行わず、つまりカメラを再改造に出すこともせず
過ごしていたわけです。
ところが!
以前にも書いたように、間違ってPSElementsにDSSのAutosaveデータを
Drug&Dropし、CS2なら表示できるとの表示を読み
CS2で、今までのレベル調整やトーンカーブではなく、露光量の調整
をすることで画像処理ができると知り、
物は試しとやってみたところ・・・・・
おおおおおお!
復活のモチベーション posted by (C)ホシミスト_3013
タカハシSKY90(D90f407RD)
Canon EOS Kiss X4(Ir) ISO1600 60秒×52Fr
タカハシEM100ノータッチ
2015.12/12 小田の池レストハウス駐車場にて
DSS(L52D34F80DF80B80) StandardMode KappaSigmaClipping
Autosave (32Bit TIFF)→Adobe PSCS2
NeatImage
これです、この発色です!
これまで自分の天体写真は、どうしてこうもどぎつい色になるんだ??
と悩んでいたのですが、やっと出せた!!赤過ぎない天体写真!!!
以前処理をしたときは、こんな感じだったんですもん・・・
せっかくの日本でも最高クラスの空のくじゅうに行ってもこれでは・・・
と思いましたよ。
DeepSkyStacker をお使いの方は、当然のように、
出力後の画像のレベルのピークをトーンカーブのどこにおいて、
Saturationを何%くらいにして、
それから(16BitTIFFとして)保存する、
というところのさじ加減に、各自のスタンスが見え隠れします。
使い始めの方は、そこのさじ加減が分からずに、先輩たちに
どうしていますか??と聞くことが多いんですよね。私もそうでした。
しかし、どういうふうにしてもDSSの画像は赤が強いんです。
Saturation(彩度)を上げれば、なおのこと・・・
これに悩んでいたんです。
まさかそこをいじらない32Bit Autosaveデータで画像処理ができるなんて
思ってなかったですから。
もっとも、今回PCが故障せず、21インチのモニターを買ってこなかったら、
つまり、色再現がよりくっきりとしたモニターを使わなかったら、
処理方法を変えてみよう、とまでは思わなかったかもしれませんね。
あはは、とにかく、よし、またDSLRで撮ってみよう!
というモチベーションが復活しました。
早速デジカメを改造させるために入院させることにしましょう。
最近天体用に赤外線を透過させる改造をやってくれるところが少ないのですが、
某SNSでも大変お世話になっている友人のショップが
公式に改造を始めてくださいました(ハヤタ・カメララボといいます)
自身、天文ガイドでテストレポートの画像を掲載されたり、
同ショップで改造された方の画像が天文ガイドの優秀作に選ばれたり、と
腕も確かですから、安心して入院させられます。
では、カメラ君、行ってらっしゃい!