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Happy Rich - 我、今、ここに、生きる -

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幸せってなんだろう(1)

これは2005年1月の日記を転載し、加筆修正したものです。

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「幸せ」とはなにかを考えてみたい。少々重いテーマであるが、考えていることを文章にすることは何らかの意味があるかもしれない。

自己紹介でも、”幸せに暮らす、とはどういうことなのかを真剣に考えるように。”なんて書いてはいるが、そんなにいつも考えているわけにもいかない。哲学者なら別かもしれないが・・・

それほど重いテーマであるから、世の中には昔からあまたの「幸福論」があふれている。こんな日記にちょっと書いたぐらいで言い切れるものではない。

その手の本は何冊も読んだことはないが(実際、最近はほとんど読んだことがない)、記憶している限りで言えば、その大半が、なにをもって幸せとするか、どうしたら幸せになれるか、といったことを書いていた(と思う)。

考えてみれば「幸福論」なのだから当然と言えば当然なのだが。

そういった考え方、例えば「なにを以って幸せとするか」などを考えると、月並みにはいろいろ出てくる。曰く、

☆生活になんら不自由しないだけのお金を持っていること

☆愛する人と暮らせること

☆笑いにあふれた日常

☆愛のあるくらし

☆自分の存在価値が、人に、会社に、世の中に認められること

☆自分の存在価値を、自分自身で認識できること

  もしかしたら

☆人にうらやましがられるような生活をすること

というのも有りかもしれない。

人が「幸せになりたい」と言う場合、その時々の状況によって、あるいは人によってその「幸せ」の定義はまちまちだろうと思う。

これが本当の「幸せ」なんだ、と人に強制する類のものではないことは確かだ。

なんとなれば、一般には「幸せ」と思われる状況でも「本人が「幸せ」でなければ、「幸せ」にはなりえないのだから、これはこれで当然であろう。

では、どうしたら本人が「幸せ」になることができるのだろう。

それは、上記の定義から言って、本人が、「これが自分にとっての幸せである」といえる状況になることであろうか。

では、私にとって、「幸せ」の定義はなんだろうか。

必要条件はいろいろあるように思う。

上記に列挙したもの全てがそれに当てはまるし、それに

☆自分の好きなことを好きなだけできること

☆少なくとも自分も含め家族がみな健康で幸せであること
-自分さえ良ければというのではなく、少なくとも家族の誰か一人でも健康を損ね、あるいは幸せでない状況にあると、やはり自分も幸せにはなりえない。

☆家族だけでなく、周囲のみんなが、幸せであること。これも家族に対する考えを敷衍すると出てくる。
- 世の中が不幸に満ちているときに、幸せを感ずることなど出来ようはずが無い。

こう考えると、自分の幸福は、自分だけの「幸福」ではありえないことが分かる。つまり上記のどれもある程度の必要条件にはなっても、十分条件にはならないということだ。

「充実感」というのはまた別だろうけれども、少なくとも心底「幸福だ」と言えるためには、どうしても皆の幸福を抜きには考えられないのだと思う。

しからば、人類全員がともに「幸せ」にならなければ、自分も本当の意味での「幸せ」にはなれないのだろうか。

究極の意味ではそうである、というのが私の現在の実感である。

では、「Happy Rich」などというタイトルにして、その実、「Rich」の方はともかくとして、「Happy」というのは、絵空事に過ぎないではないか、と自問自答する。

「いやそんなことはない」と言えるか。

究極的には「幸せ」というものは上述したように本当の実現は難しいかもしれないが、でもそれでも「幸せ」になる方法はある。

つまり、十分条件がある。

いや、あると思う。

いやちょっとニュアンスが違う。あると思いたい、これが近いか。

少なくとも、こう考えれば「幸せ」になる、という考え方は知識としては知っている。

でも、心底、まだその考え方に納得したわけではないので、こんな言い方になってしまう。

この「考え方」は、初めに書いた「幸福論」からきた考え方ではない。(もしかしたら同じことを言っている本もあるかもしれないが、私は知らない)

それは、この宇宙の基本原則、世界の成り立ちの説明から来ている。

でも、だらだら書いてここまできてしまった。これを書き出すと、これまで書いた以上の分量になってしまいそうである。

ということで、この「考え方」については、「幸せってなんだろう(2)」に続けて掲載します。


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