|
テーマ:最近観た映画。(38983)
カテゴリ:やっぱり映画が好き
WOWOWで録画しておいた阿部寛主演の「奇談」を観ました。
1972年。民俗学を専攻する大学院生の佐伯里美は 奇妙な夢を見るようになり、幼い頃のある記憶を思い出す。 それは幼い頃預けられた、東北の隠れキリシタンの里として 知られる渡戸村で神隠しに遭った、というもの。 里美は、失われた記憶を求めて渡戸村へ向かい、 村に伝わる聖書異伝「世界開始の科の御伝え」を 調べていた考古学者・稗田礼二郎と出会う。 2人は村の一部にある“はなれ”と呼ばれる集落で巻き起こる 恐るべき奇蹟の一部始終を目撃することになるのだった…。 キリスト教の謎に関する映画や本は好きで、高校時代には 結構隠れキリシタンの本などを読んでいました。 「ダ・ヴィンチ・コード」も原作、映画共によかったので この作品もとてもワクワクしながら観たのですが…。 期待しすぎたせいか、あれれ~?という感じでした。 テーマはすごく興味をそそるものだし、 東北のよそ者を拒むような人里はなれた雰囲気も怪しくて好き。 なんだけど、どうしてもドラマ「トリック」を観ているような おかしな感じだったんですよね~。 阿部寛がどうしても上田教授に見えて仕方がなかったのです。 映画後半、村はずれにある秘密の穴の中のシーンは 作りようによっては、感動的にもなるし、畏れを感じさせることも 出来たであろうシーンなのですが、チープにしか見えず…。 しかも謎解きの部分はある程度キリスト教の知識がないと 全然理解できないかもしれない上、東北弁が聞き取りずらい! 万人受けする作品ではない、という印象でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月08日 12時19分02秒
コメント(0) | コメントを書く
[やっぱり映画が好き] カテゴリの最新記事
|