1.きっかけ

きっかけ
（2004年2月下旬）

思えば、自分が不思議な世界へと近づく最初のきっかけとなったのは、このことだったと思います。

それは昨年（2004年）の春、長くお会いしていない、懐かしい方達と一堂に会する機会があったのですが、その席でのこと・・・。

10年以上お会いしていなかった方が、「やぁ、元気？久しぶりだねぇ」なんて言いながらやってきて、私の向いに座っていた友人の背後に立ち、友人の両肩の上にぽんぽんっと、手を置きました。よくありますよね？ちょっとふざけて、そのまま肩を揉むような仕草・・・（セクハラっぽい？？笑）

で、「元気だった？」「どうしてた？」なんて会話をしながら、ほんとに肩揉んでたりして（笑）、「わ・・すごい凝ってるねェ」とか「曲がってるね～」などと言うんです。（久しぶりでどんな会話じゃ・・苦笑）でも、まんざら素人ではないような口ぶりだったのと、頚椎のあたりをチェックする本格的な様子に、日頃から肩こりのひどい私、「私も診て～！」と、みてもらうことに。すると・・友人が「あいたたたた・・・！！」と敏感に反応していたのに対し、私の場合は、頚椎のあたりを強く押さえられても、きょとん・・・。痛くも痒くも（笑）ないんです。「これはかなりひどいね～」とのご診断。

大勢が集っている場所でしたので、その場はそこまでで、その方は他のテーブルへ挨拶をしに移って行かれましたが、再び帰りの駅のホームで一緒になって・・・

その方は奥様を伴って来ていたのですが、奥さんにも「このコの背中触ってごらん。ひどいから～」と。　すると奥様、私の後ろにまわり、背中をチェック。「あらほんとだ～！！こ、これはひどい・・」なんて仰る。あまりに感心されたので（笑）さすがに「ちゃんと整体とか行って治療したほうがいいですかね・・？？」と聞いてみると、ご主人が言うには、「ただの整体とかじゃだめ、ちゃんとわかる人じゃないと・・」。その口ぶりからは“気を扱える人じゃないとだめ・・”というニュアンスが窺えました。

その時に、「あなたは相当我慢してるんだよ。自分で痛いのがわかっていない。こんなにひどい状態で、痛くないわけがない、自律神経おかしくなっちゃってるんだよ。」とも言われたのですが、「我慢してるんだよ」に「そんなことないです、ないです、」と言ったものの、内心思い当たるところがあり、（というか、病気とは言わないまでもはっきりと身体に症状として出ていましたので）やっぱりこれは治さなければいけないのかな・・・と考えるようになりました。

連絡くれれば、家から近いところで良心的な治療院を教えてあげるから・・と奥様が名刺を下さったので、後日ネットで、名刺に書いてあったHPアドレスを訪ねてみますと、・・・（今は遠い土地で）お店をやっている・・というのは風の便りで聞いていましたが、なんと精神世界ショップをされていたんですね（正直、驚いた！笑）そこでマッサージのようなこともされているようでした。どおりで詳しいはずです・・！！

お言葉に甘えて紹介して頂けばよかったのでしょうが、ちょっと自分でも調べてみたいと思い、インターネットで整体や気功治療などの治療院を調べだしますと・・・インターネットの世界というのは本当に底が広い！！（カルチャーセンターで1年ほどですが気功を習っていたこともあり、もともとそういう見えない世界に興味のあるほうだと思いますが）、あらためて、目に見えない世界を扱うサイトというのがこんなにたくさんあったのか！！と知ることとなるのです。

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