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テーマ:癌
カテゴリ:らばあ
先週末の土曜日、孫たちにお菓子を分けてもらい、美味しそうに食べていた親父。
週明けの今日になったら突然意識障害が出てきてしまい、幻覚と幻聴、激痛が身体を襲い、それと必死に闘っている姿に変貌しておりました。。。 日に日に体の痛みが激しくなってきており、モルヒネの投与量を増やした為の症状で、避けては通れないモノらしいです。 そんな親父に久しぶりに叱られました。。。 ベッドの位置が"1cm"ズレていると・・・。"定位置"にしてくれないと命に拘るんだと・・・。 "そうか、そうか"と言われるがままにベッドのロックを外し、少し動かすフリをして"コレでいいだろ?"と聞いてみると、"誰がココって決めた!オマエが勝手に決めるな"と・・・。 クスリのせいでしょう・・・。幻覚が言わせているようです。 しかし何年ぶりでしょう?叱られた記憶を呼び戻そうとしても、ハッキリと思い出せません。。。 ウレシイような哀しいような・・・鼻の奥が"ツン"とするような気持ちでした。 さらに投与量が増やされ、妄想を口にすることもなくなり落ち着いてきたのを見計らって、一度家に戻りました。 再度病室を訪ねると、眼は宙を彷徨い焦点があっていないようです。 問いかけには辛うじて答えてくれるものの、会話とまではいきません。 夜9:00を回ったころ、他の手術を終えた担当医が訪ねてくれ、そこで話された言葉は、 『今日、明日がヤマだと思います。会わせたい人がいたら、今日明日中に。それと、延命治療について考えておいて欲しい・・・。』 夜10:00近くにウチの長男、次男(タカ)、三男(トン)も病室に駆けつけました。 不思議なモンです。痛みにゆがんでいた親父の顔が、宙を彷徨っていた眼が、しっかりと孫達を見据え、微笑みかけるんです。 「おじいちゃん、ボク明日も来るよ、明後日も来る!次の日も、次の日も、もっともっと来るよ。ちゃんと待っててよ!」 確かに親父は頷きました。 今夜はとり合えず乗り切ったようなので、先ほど前3:00頃帰宅してきました。。。 今はただ、親父の力ない眼に一筋でもいい、光が射してくれるのを祈るばかりです・・・。 でももぅ、たくさんガンバッタよな? 今日まで温かいお言葉や励ましをありがとうございました。 しばらく親父の傍で、出来るダケのことを全力でやってみたいと思います。 オレ自身の為に・・・・。 またお会いできることを願って、幣ブログを一時中断したいと思います。。。 ありがとうございました。 追記 気分転換に皆様のトコロへお邪魔させて頂くこともあるかと思いますが、その時はどうか温かく迎えて頂ければ幸いです。誠に勝手を申しますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。 またコメント蘭への返信も辞退させて頂く場合もございますが、悪しからずご了承くださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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