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ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

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2009.05.15
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カテゴリ:09オペラな日
今日はホントならパリに行っていたはずだったので、このコンサートのチケットは取ってなかったのだけど、ついにパリ行きが叶わなかったからには、これに行ってみることにした。

18時開演なのに18時半開演と思いこんでて、大急ぎで駆けつけた。


【指揮・監修】鈴木雅明
【演 出】鈴木優人・田村吾郎、【映 像】大西景太

【ポッペア】森 麻季
【ネローネ】レイチェル・ニコルズ
【オットーネ】ダミアン・ギヨン
【オッターヴィア】波多野睦美
【ドゥルシッラ】松井亜希
【乳母】山下牧子
【アルナルタ】上杉清仁
【セネカ】佐藤泰弘
【ヴィルトゥ】野々下由香里  ほか
【管弦楽】バッハ・コレギウム・ジャパン


歌手の皆さんがとてもすばらしかった。
誰一人として、首をかしげたくなるような人がいない。
というより、誰もが一定以上のレベル。

なかでもレイチェル・ニコルズが圧倒的。
芯があって、ピンと張ったような感じでよく通る声。
私は、女声なら、ふわっとした柔らかい声よりこういうタイプの声が好み。
BCJとたびたび共演してるのなら、今度からちゃんとチェックしておかなくちゃ。

ポッペアの森 麻季さん、オッターヴィアの波多野睦美さんも健闘。

以外だったのはセネカの佐藤泰弘さんだった。
こんなに重低音(?)の声でしたっけ?
よく響いて、すごく好きになった(笑)。
こういう発見があるのは、劇場のサイズのせいかな。

長時間の演奏だったけど、軽快なテンポのBCJの演奏で、私はとても楽しめた。
古楽器は相変わらずよくわからないが、テオルボは目立つので唯一判別。
ステキな音色だ。

・・・と音楽的には甚だ満足したのだけど、あの演出はちょっと・・・。


コンサート形式のはずなのに、オケビットに演奏者がいる・・・と思ったら、なんと演出装置が舞台後方のスクリーン(壁?)に映る字幕だった。
だからオケはピットに入っている。

その字幕がすごーく見にくい。
予習していって当然で、字は読めなくていいっていうの?と疑ってしまう。

字幕が演出だから、文字列があちこちにランダムに(まあその時歌っている歌手の後ろあたりではあるが)に映し出される。

その文字列が右上がりだったり右下がりだったり水平だったり。
そして感情の大きさに合わせて文字の大きさが変わる。
そんでもって、フェイドイン&フェイドアウトまでする。

突然フェイドイン、フェイドアウトしはじめたときには、目が悪くなったのかと思った。
フェイドインし、フェイドアウトされたら文字が読めるのは1~2秒(体感)くらい。
ただでさえ黒い地に白い文字は見にくいものなのだから、映っている何秒かははっきりくっきり見せてほしいもの。

そして気付いた。
これってFlashのテクそのままじゃないの・・・。

あの会場にいた聴衆は誰も文句ないのかな?
それとも、オペラにとってやはり演出は添え物なの?
(コンサート形式だったはずだけど)


目が疲れて参りました。
音楽がすばらしいと思う一方で、演出への不満は最後まで消えなかった。
アンケートにしっかり書いてくればよかったな。。。


※会場で配られたチラシに、このことについて予め鈴木さんのエクスキューズが書いてあったよ・・・とさっき教えられました。あ・・・いろいろ書いてありますね。そして、FLASHを使ったとも。
みんな、公演前に読んでたのかな。。。
たとえ読んでても私は不満だったと思うけど。





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Last updated  2009.05.16 23:34:10
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