カテゴリ:「ならまち」を考える
休日の「ならまち」でときに見られる光景です。中新屋町の「はり新」をすぎてしばらくの左側、休日にこんなお店が出ていることがあります。「鞍馬」じゃなくて「蔵馬工房」さん。京都が本拠地の「蔵馬のおっちゃん」が、とっても楽しい板絵を注文に応じて描いたり、輪切りの木ぎれに描いたアクセサリーを販売したりしています。右手のふり返って「なにか」とうそぶく太い猫は「小沢さん」のイメージか。となりの「ちょいと仕事に出掛けてます」というのはドロボウ猫。左手の方では「節電節水中」と洗濯板でお洗濯のニャンコがいる。 「おっちゃん」こと大久保先生曰く、タヌキもネコも同じように描いてるんやけど、なんでかネコばっかり売れる。信楽のタヌキはみな買うてるのになんでやろ。 中新屋の通りにはもと「桶辰」という風呂桶などの職人のお店があって、閉店後ちょっと味のある板切れが供給されたという条件があったのかどうか、この近辺のお店には大久保先生が板切れに描いた作品というか看板がずいぶんとみられます。以下「蔵馬工房の看板」オンパレードでよろしく。(看板普及のきっかけとなった菊岡漢方の看板は別の機会に)
さて、他所の店の看板をタダで映すだけでは申し訳がないですね。ワタシが買い求めたのも出しておかないと。なぜか同じネコのバリエーションが二つなのですが、どうもこの太さが、自分のお腹を見透かされているみたいで、つい買い求めてしまうのです。 とにかく、この蔵馬工房さんがきっかけとなって、奈良町の看板に、木の板に書いたものがが当たり前になったような気がするのですが、ちがいますかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.10 07:52:02
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