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インキュベーションマネージャー(IM)安部博文、経営者支援のヨロコビ・オドロキ・感動の日々

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September 29, 2010
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カテゴリ:カテゴリ未分類
◆今日の言葉: 目・気・心に関することば

目を長くす~気を長くして見る。
目を抜く~人目をごまかす。
目を盗む~人に見つからないようにひそかにする。「父親の-」
気を引く~それとはなしに相手の心を探る。相手の関心をこちらへ向けさせる。
心に残る~感動・印象などが,あとあとまで忘れられない。「-ひと言」

▼解説 目を「長くす」と「抜く」は古い表現。「盗む」は現代も使っている表現。文字通りだと目という臓器を盗るという物騒な話だ。だから考えてみると,いったい何を盗むのか分からないけど意味は通じるという不思議な言葉である。この言葉は外国人には理解しにくいだろう。「気を引く」は文字通り人の「気」つまり気持ちや心や注意などを自分の方に引き寄せるという意味だ。「目を盗む」が全体で本来的な意味と違う内容であるのに「気を引く」はちゃんと文字通りの意味だったりするから,意味解釈のルールが見えず,外国人は苦労するだろう。ではなぜ日本人は苦労と思わないのか。日本語を理屈で運用しているのではないからだろう。すごいこっちゃ。「心に残る」は文字通りの意味だ。このときの「心」は記憶という意味で使われている。そのことが分かるのもまたすごいこっちゃ。

◆出典 SIIの電子辞書「SR-G8100」:広辞苑第六版,新漢語林が収録されている。






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Last updated  September 29, 2010 09:14:18 PM


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