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スコットランド、アバディーンの空 (旅行・海外情報)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】


mini pochiの日記 [全176件]

  山古志村、帰村へ。そして未来へ  (96)

中越震災から三年。
2007年12月31日、仮設住宅が閉鎖された。
最後の村民が山古志にもどり、約7割の住民が帰村したという。

なによりも、仮設住宅での長い避難生活、お疲れ様でした。
また、雪深い中での新たな生活、どうぞ皆さんお体を大切に。

年末の帰省の準備の間をぬって、12月22日新潟県長岡市で開催された「震災復興全国フォーラム 多文化共生を超えて」に参加してきました。

阪神淡路大震災→中越→中越沖。
未曾有の災害の中で被害の大きさの分だけ、積み上げられてきたことは大きかった。
そう実感できたシンポジウムでした。

特に災害時の情報弱者となる可能性が高い、外国籍居住者や日本語の理解が難しい住民サポートは、多言語情報支援システムの構築や「やさしい日本語」情報提供システムの確立により、大きな飛躍を遂げました。
(詳細は、(財)自治体国際化協会ウェブサイトなど参照)

災害は、ないに越したことはないけれど、やはり人力の及ばないもの。
地方都市なのか首都圏なのか、都市部なのか中山間地なのか。
そのどれにでも対応のできるノウハウと、システム、組織の構築はやはり依然として急務だと感じます。
多文化共生という概念にしろ、ボランティアという概念にしろ、築き上げられてきた人のつながりを活かすことのできる、組織作り。

人の良心や、自己犠牲でなく、豊かな経済大国というのであれば、それにふさわしい世界に誇れる防災のスペシャリストで作られる大規模な常備の災害援助組織。

やはり長岡市内で開かれたシンポジウムの交流会では、懐かしい方や初めてお会いする皆さんと新潟の日本酒を飲みながら話ができました。

一つの区切りから、そして未来へ。

始発新幹線で夜10時帰りの忙しい参加でしたが、十分手ごたえと、成果のあった一日でした。


最終更新日時 2008年1月6日 17時45分26秒
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2006年10月4日

  ありがとう、茶ぶちうさ。  (1)

秋の穏やかな季節になってきました。
夜もすずしく、十五夜が楽しみですね。

今年のお月様では、8月19日までのこの四年間、私とパートナーを支え続けてくれた我が家の
茶ぶちウサがお餅つきをしていてくれるはずです。

とても急なことだったけど、8月5日の日記で写真を載せたウサが天に召されました。
せっかく再開できたブログでしたが、茶ぶちのことを考えると、
なかなか見ること、文字を書き込むことができませんでした。
今日は久しぶりにこのブログに向き合いました。

下にも置かず本当に大切に育ててきただけに、夏の移動、慣れないところでの生活のストレス、
そしてあの暑さ。
小さな体にはきつかったに違いない。
もっとできることはあったのにと後悔ばかりが今もつのります。

わんぱくな子でしたが、最後はよくがんばってくれました。
最後まで生きようとし、がんばらないといけない、生きる力を私たちに教えてくれました。
そして、私と妻の手の中で逝ってくれた最後まで親孝行な子でした。

私がスコットランドに赴任していた一年間。
一人で福島で留守番をしてくれたパートナーと一緒に暮らし、心の支えになってくれました。
言いたいことは一言。
四年間、本当にありがとう。茶ぶちうさ。
いつまでも私たちの心の中にいるからね。

そうそう、不思議なんです。
このまえ、我が家の庭に、小さな隕石が落ちてきたんです。
こぶしよりちょっと小っちゃな隕石です、本当、ホント。
きっと、月に行った茶ぶちウサが、「ワイのこと忘れんといてな!ワイはお月様で他のうさたちと元気にしてる、悲しまんといて」と、ポイっと投げてきたんだとパートナーと話しました。

あさってから二年ぶりにスコットランドに行ってきます。
10日間の駆け足で、グラスゴー、スターリング、パース、アバディーン、エジンバラを移動します。
学会に出て、インタビューをこなすちょっと忙しい日程ですが、久しぶりにアバディーンの友人たちにも会える予定です。

明日は成田のホテルから眺める月になりそうです。





最終更新日時 2006年10月4日 20時1分3秒
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2006年8月17日

  盆汁でボンジュール!  (1)

と、今日はちょっとシュールなタイトルで。

京都の五山送り火。今年も綺麗だったようですね。
さて、12日の帰省ラッシュをぬって私の三重の実家にパートナーと二匹のウサたちとやってきて 一週間。
福島とはやはり暑さが違う。
タクシーの運転手さんは、三重は「太陽が近い場所」と言っていました。
なにか南仏みたい。いちおう海も近いし。こんどは中部空港(セントレア)経由で帰省してみようかな。

毎日夕飯は、母親に手伝ってもらいながら作ります。
毎日のことなのであまり無理はせず、両親とパートナーの分と四人分。
パートナーも手伝ってくれる。

お盆なので手軽にお寿司を買ってきてということもありますが、やはりせっかくだからゆっくり料理もしたい。実家の母は料理の手順が思い出せなかったりするけれどさすがに昔鍛えただけあって、包丁さばきは見事なもの。
お盆の二日間はパートナーも一緒に、三重の郷土料理「盆汁(ぼんじる)」を作りました。

子どもの頃母親がお盆の三日間だけ作ってくれた祖母ゆずりの時期限定の具いっぱいのお味噌汁。
京都での学生時代、友人たちが20人ほど三重の実家に遊びに来た。
ちょうどお盆の時期だったからこの盆汁を出したら、とても好評だった。
志摩の海で泳いだみんなも今はもう全国で活躍している。
と、ちょっと調べてみたらこのお汁はどうやら三重の中部の郷土料理らしい。
子どもの頃はそんなこと知らないから、全国どこでもお盆はみんなこれを食べてると思っていました(笑)。

基本的な調理法は、お味噌汁の作り方なのですが、最大の特徴はゆでた大豆をすりおろして入れること。これが味噌とマッチして、なかなかコクのある味を出すんです。
具の材料は夏野菜を中心に7種。
<材料>
大豆、ささげ(いんげん豆のこと)、なす、かぼちゃ、みょうが、油揚げ、ちくわ。
場所によっては、ごぼうや豆腐、きゅうりなどを入れるところもあるようです。
(たぶんちくわは我が家のオリジナル)

大豆は前の晩から水に浸して戻して、圧力鍋で炊き込みます。でも水煮大豆で代用OK!
鰹節でだしをとってからこの大豆をすりつぶして入れます。あとは具を入れてやわらかくなったら味噌を入れて出来上がり。

これを仏壇にも供えるところがお盆の慣わしのようです。
三重中部は平地や山間地が入り組んだ穏やかな気候のところ。
米や野菜も豊富にとれます。
その収穫を祝って。また盆に戻ると信じられていたご先祖たちの霊に供えていただく郷土の味。

スコットランドにもハギスやブロスをはじめ、郷土の気候と風土・歴史が生み出した味がありました。
三重や福島にもおなじように誇れる味わいがある。
嬉しいことですね。
皆さんのお住まいのところのお盆の料理ってどんなものがありますか?




最終更新日時 2006年8月18日 1時6分20秒
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2006年8月13日

  帰ろう、山古志へ!

ちょっと怒涛の一週間。
先週の新潟仮設住宅の調査から、三重の実家への帰省と合間を縫って、12月の研究発表要旨の執筆。帰省前日には、冷たいスイカを食べすぎたせいか、茶ぶちウサが食欲をなくして、病院いき。
幸い点滴を打ってもらってなんとか回復。一日遅れで福島を出発。

7日から9日までは新潟長岡市での中越地震仮設住宅居住者への聞き取り調査。
無事に終了しました。
でも、暑かった!!
焼けましたねー。調査焼け。腕と顔が真っ黒。

でも今回は仮設住宅の集会所を休憩場所として提供していただいた。
集会所では毎日のように企画が行われていたり、夏休みの子どもたちが遊びに来ていました。
狭い仮設住宅。
一人住まいの高齢者も多い。
そんななか、涼みをかねて集会所に来てくつろいでられた。

約30名の調査隊は、各二名ずつで120名以上の方から聞き取りをさせていただいた。
「仮設の住み心地は?」、「復興・帰村のめどは?」
一軒で一時間半から二時間かけてお話を聞く。
すでに帰村されて空き家になった仮設も少なくなかったから、昨年を上回る方から話がうかがえてホントによかった。

私が三日間聞き取りをしたのは、山古志の中でも全壊家屋が最も少なかった地区の方たち。
ほとんどの方が、9月から11月にかけて帰村の予定。
でも、全壊率の高かった集落を聞いてまわったグループの話では、帰村のめどはほとんど立っていない様子。

家庭の収入や、年齢によっても帰村、転居、農業や養鯉業の再開に差が出てきている。
月収も月三万円の年金だけという方も多い。
復興公営住宅は、村の2000人弱の人口に対してわずかに20戸!
それも山古志の大変不便な場所にできるそうだから、入居希望者自体が出るかどうかが心配。
形だけの「復興」策など何の役にも立たない。

今回の調査でよかったこと。
昨年話を伺った方たちからもう一度お話が聞けたこと。

83歳のおばあちゃん。
もう10年も前になくなったおじいさんの写真を仮設の部屋に飾り、困ったときには
このおじいさんに話して相談すると言ってられた。
畑で作ったナスと立派なズッキーニを山ほどいただいて帰ってきた。

仮設で理容店をなさっているご夫婦。
奥さんは、大変元気な方で商工会でもがんばってられる。
いつもお客さんの髪をセットしながら、いろんな話を聞かせていただく。
養鯉業のほうも無事一部再開されたとのこと。
ご主人は鯉の話になるとほんとうに目が輝く。
山古志の方たちのパワーに励まされる。

「役場は頼りになんないからね」
57歳のお母さんはりっぱな息子さんが三人もおられる。
家族みんなで帰村への準備。
山古志の家には今、大工さんが入っているから打ち合わせに行くのも大変とのこと。

昼食にもどった集会所では、料理教室が開かれていました。
「人が少ないから一緒に作りません?」
普段は料理なんてしたことないという私たちの若いメンバーも、包丁を握って
今日のメニューは「夏野菜のカレー」。
作るのも、村の人たちと一緒に食べるのも楽しかった。


2000人の村の方たち。
一人ひとりに復興への道とそれに伴う不安と希望がある。
全村避難地区の復興政策の検討・提示というのが今の私たちの研究テーマですが、
とにかく3年、5年、10年と山古志の人たちとともに歩んで、そのそばにいて復興の様を一緒に見届けていきたい。

すこし落ち着かれる秋口にはもう一度、今度は山古志のほうに入ってみよっと。
棚田に映える紅葉がきっときれいにちがいありません。









最終更新日時 2006年8月13日 22時46分42秒
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2006年8月6日

  広島被爆61周年  (85) 

この国は今から10年後も戦争にかかわることなく、
戦争で人が亡くなること、
戦争でただ一人も殺すことのない国でありつづけていられるのだろうか。

いまから20年後、40年後。
そして61年後も、
数百万の人の命と豊かであったはずの人生を引き換えに心に
刻んだ教訓を忘れることなく、人を殺さず、戦争で亡くなる人、病に苦しむ人を
もうただの一人も出さない。
そんな国であり続けていられるのだろうか?

その答えは?

その答えは、今にある。
今を生きている私たちが行う一つひとつの選択の中に、その答えはある。

今日の広島平和式典。
秋葉忠利広島市長の平和宣言は、見事であったと私は思う。

  放射線、熱線、爆風、そしてその相乗作用が
  現世の地獄を作り出してから61年―
  悪魔に魅入られ核兵器の奴隷と化した
  国の数はいや増し、人類は今、
  すべての国が奴隷となるか、すべての国が
  自由となるかの岐路に立たされています。
  
  それはまた、都市が、その中でも特に
  罪のない子どもたちが、
  核兵器の攻撃目標であり続けて良いのか、と
  問うことでもあります。
  
  一点の曇りもなく答えは明らかです。

  世界を核兵器から開放する道筋も、
  これまでの61年間が明確に示しています。
 
  被爆者たちは、死を選んだとしても
  誰も非難できない地獄から、
  生と未来に向かっての
  歩みを始めました。

  心身を苛(さいな)む傷病苦を乗り越えて
  自らの体験を語り続け、
  あらゆる差別や誹謗中傷を撥ね返して
  「他の誰にもこんな思いをさせては
  ならないと訴え続けてきたのです」(後略)

戦争の語り部たちが、文字通り命がけで語り続けた苦しみの物語を
「活かす道」というものがあるなら、それは
この国が、10年後も20年後も、そして61年後もふたたび戦争を起こすことなく、
人を戦争で殺すことのない国であり続けていること。
それ以外に被爆者、世界の戦争犠牲者に応える道はありえない。

武器の脅威に、武器を持って立ち向かおうとする衝動。
恐怖心に震えるこの悪循環を断ち切る勇気。
過去を忘却することなく、つねに眼前のことのように凝視する勇気。
その勇気が私たちになければ、61年後の平和はありえない。

(English Version)
I wonder whether Japan will still keep this peaceful situation at least in these ten years from now on, without any sacrifice by some war, and also nobody will be killed by Japanese troops.

How about 20 years, or 40 years after now?
And, how about in 61 years,
as it has already passed after the second world war and Atomic bombs to Hiroshima and Nagasaki?

Millions of people's lives have lost.
And we, the international society, have learned the lessons to keep peace.

Can we keep the peaceful situations without forgetting the lessons?
It means how we can have no more sacrifice and nobody will be suffered from mental and physical sickness caused by the war itself.

Where is the answer?

The answer is not in the past and nor in the future, but it is in now, actually.
It should depend on our choice itself.
Which way we can choose as the process to the future of this country, Japan?

Today we have Hiroshima peace-ceremony.
I feel that Tadatoshi Akiba, Hiroshima mayor's peace declaration is splendid.

He asked.
“61 years has already passed after radiation, heat ray, blast, and the synergistic action. Atomic bomb produced hell of this world. Now many number of countries turned into the slave of the nuclear weapon. We are just on the crossroads.”

“Whether we, the human race, will become slaves of the nuclear bombs or we all will become free from it?”
  
“It also means; Is it will be accepted to kill the citizens especially innocent children as the target of the nuclear weapon, too. ”
  
“The answer is totally clear for everyone.”

(The follow will be omitted.)

We are easily charmed by the Impulse to attack back with the weapons.
But we have to realize that this vicious circle is based on the fear itself and try to escape from this situation.
I mean we can have the courage to face history and cut off this vicious circulation.

Without such courage we can not enjoy the peace in 61 years to come.




最終更新日時 2006年8月6日 22時27分3秒
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2006年8月5日

  スイカ好き!

うちの茶ぶちのうさぎは、うちのパートナーに似て鼻が利く。
これがなかなか油断がならない。
なんでも匂いをかいで察知してしまうところが怖い。
私がとなりで「さあ、食べよっと!」とスイカを持ってくるととたんにとなりで暴れだす。

「おくれおくれ、ワイにも冷たいスイカ欲しいんや!」
ガリガリとケージをかじり、スイカ獲得の必死のアピール。
ゆっくり食べてもいられない。

うちのウサたちは総じてくだもの好き。
6月には地物のサクランボ。夏にかかけてはスイカにブドウ。
桃なんて本当に目がないし、秋から冬はリンゴが大好物。
プランターで育てているラディッシュの葉っぱもお気に入り。
シャリシャリと心地いい音を立てて食べてくれるのはちょっといい感じ。
くだもののおいしいところに住んでてよかったね、ウサたち&マイ・パートナー。

今日、自宅でメールを確認していたら東京の学会の方から12月の大会の発表枠に余裕ができたので発表しませんかとのメール。
フランスのブルーターニュ地方の言語とマイノリティ言語の研究がご専門の方。
しばらく機会がなかったので、スコットランド議会の取り組みの最近の状況を調べて報告してみようかな?
応募の意思を伝えました。

っと、でも応募期間は既に過ぎているから至急4000字の発表要旨を書いて送らないといけない。
一週間ほどで書き上げないといけない。
これは、新潟の長岡での調査中に仕上げないといけない感じ。
あー、夜は新潟名物の「へぎそば」も食べに行きたいのに…。

先日は、やはり東京の別の学会の方から、会の事務局長を引き受けて欲しいとの連絡。
会長のような名誉職と違って、事務局長は裏方の責任者。
超多忙なことは目に見えているし、東京にも頻繁に行くことになる。
第一、私になんてつとまるのか???
けれど、今すぐということでもないようなので一応お引き受けすることにしました。
学生時代からお世話になってきた学会ですので。

そろそろこの年代になってくるとこういう形で仕事を引き受けるような、そんな頃あいなのかぁと思います。


最終更新日時 2006年8月5日 23時40分58秒
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2006年8月4日

  変わらない問い。

今日は年に一回の市内の大きな祭りの日。
祭り好きの私としては行かない手はない。
仕事を早めに済ませて絶対行こうと思っていたのですが…。

新潟の仮設住宅での聞き取り調査がいよいよ来週に迫りました。
今日は参加者を集めて最終打ち合わせ。一時から始まったミーティングを終え、聞き取り調査のアンケート用紙を印刷し終えたのはもう夜7時過ぎでした。ということで、今日の祭り見物は明日に延期。

聞き取り調査の参加は、スタッフ6名と若い人たちを含めて全部で30名ほど。
バスを借り上げて新潟に向かいます。
4日かけておこなう調査では、二人一組で仮設を一軒一軒訪問させていただいて、住環境や今後の再建の不安や課題をゆっくり聞き取ってきます。

じつは昨年もこの時期、100件ほどをお尋ねして仮設生活一年のことを話していただいた。
今年と同じ暑い時期でしたが、一軒あたり一時間以上話しこみました。
みなさんお忙しい中を時間をとっていただいた。
スイカを頂き、一時間以上話し込んだり、夕涼みをしている皆さんとふかし芋をほおばりながら、のんびり夕涼みしながらお話できたのが楽しかった。
(中には「夕飯食べてけ」とか「風呂入ってくか?」と声をかけていただいたメンバーもいるんです)
闘牛で有名な地域ですが、横綱牛を育てたお宅ではその写真をたくさん見せていただいた。
調査の形ですが、こんなふうにゆっくり村の方たちと話しができるのが一番楽しい。

聞き取りは、もともとたくさん調査回答の「数」を集めて、という風には思っていません。
ゆっくり時間をかけて、お邪魔にならないように生活やこれまでのこと、これからの再建のことについて話しをうかがう。
その中から復興に向けた課題を整理し、改善や再建のお手伝いにつながるものを見つけられれば。

アンケートの内容も、避難所・仮設住宅にかかわるものから仮設退去を目前に控えて、今後の生活再建を尋ねるものに変化してきています。
でも一つだけ変わらない問いがあります。
アンケートの一番最後の質問です。

「震災がおこってから、いままで一番あなたの心の支えになったものは何ですか?」

まわり近所の支えあい、再建への希望、家族の愛情、全国からのさまざまな支援。
回答はさまざまです。
しかし聞き取りの最後はやはりこの問いで終わりたい。

そうだ、ことし新たに付け加えた質問の一つ。
「山古志の風景であなたの心に残っているのはどんな風景ですか?」
震災からもうすぐ2年。しかしこの地域の人たちにとってまだまだ先は長い。
変わっていく生活のその変化を見守り続け、こんなふうにして皆さんの心を聞き取っていくことができればと思います。

最近出版された中越で被災された方たちのエッセイ集の中に、私たちが避難所の体育館で接した小学生の文章がありました。私たちと一緒に遊んだことが書いてあった。
「村が復興したらみなさんを村に招待したい」と書かれていました。
これはやっぱり、うれしかったですね。









最終更新日時 2006年8月4日 23時54分31秒
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