「医療通訳って何だろう?」というのが、今日のお題。
今日は昼間に職場のスタッフのミーティングがありました。
ミーティングが始まる直前、同僚が声をかけてきました。
「この前のラジオ聞いたよ!」
一瞬何のことかわかりませんでしたが、そういえば先週先々週と二回に分けて地元のAMラジオ局の番組で話しをしました。
二回分を一度で収録し、録音で午前の時間帯にOn Airされました。
まさか同僚が聞いているとは思いませんでしたが、どうやら彼はタクシーの中でかかっていたラジオでたまたま耳にしたとのこと。
二回にわたって話したお題がこのタイトル。
中越震災ボランティアからはじまって、復興のために何ができるんだろうと考えたとき、やはり言葉にかかわる仕事をしている以上、災害時や平常時の住民への情報提供の課題に取り組んでみようと考えました。
その流れで今取り組んでいるのが、地方都市における外国籍住民への多言語情報提供の問題。
私の住んでいる県は、国際結婚で農村・山間部に嫁いできた方や中国からの帰国者が住んでられる。国籍が「日本」であったとしても、残留孤児一世、二世の方の第一言語はもちろん中国語。
だって、数十年も中国で暮したんですから。
日本の健康保険や介護保険のシステムは海外から来た人にはわかりづらい。
スコットランドに住んで、病院にたびたびお世話になった私としては、病院での医師との会話の大変さや海外で病院にかかる不安はわかる気がするんです。
「海外旅行中に病気になったらどうしよう?」
日本に住む海外出身者も同じ不安を抱えているんです。
ということで、そんな話をパーソナリティの方とアナウンサーと楽しく話して帰ってきたその番組が、いろんな形で人の耳に届いて病院での通訳制度の必要性に少しでも関心を持ってもらえたら。
同僚から感想を聞けて今日はちょっとうれしかった。
彼が乗っていたタクシーの運転手さんの感想は、「医療通訳なんて、そんなものあるんだ」なんだそうです。