今日は年に一回の市内の大きな祭りの日。
祭り好きの私としては行かない手はない。
仕事を早めに済ませて絶対行こうと思っていたのですが…。
新潟の仮設住宅での聞き取り調査がいよいよ来週に迫りました。
今日は参加者を集めて最終打ち合わせ。一時から始まったミーティングを終え、聞き取り調査のアンケート用紙を印刷し終えたのはもう夜7時過ぎでした。ということで、今日の祭り見物は明日に延期。
聞き取り調査の参加は、スタッフ6名と若い人たちを含めて全部で30名ほど。
バスを借り上げて新潟に向かいます。
4日かけておこなう調査では、二人一組で仮設を一軒一軒訪問させていただいて、住環境や今後の再建の不安や課題をゆっくり聞き取ってきます。
じつは昨年もこの時期、100件ほどをお尋ねして仮設生活一年のことを話していただいた。
今年と同じ暑い時期でしたが、一軒あたり一時間以上話しこみました。
みなさんお忙しい中を時間をとっていただいた。
スイカを頂き、一時間以上話し込んだり、夕涼みをしている皆さんとふかし芋をほおばりながら、のんびり夕涼みしながらお話できたのが楽しかった。
(中には「夕飯食べてけ」とか「風呂入ってくか?」と声をかけていただいたメンバーもいるんです)
闘牛で有名な地域ですが、横綱牛を育てたお宅ではその写真をたくさん見せていただいた。
調査の形ですが、こんなふうにゆっくり村の方たちと話しができるのが一番楽しい。
聞き取りは、もともとたくさん調査回答の「数」を集めて、という風には思っていません。
ゆっくり時間をかけて、お邪魔にならないように生活やこれまでのこと、これからの再建のことについて話しをうかがう。
その中から復興に向けた課題を整理し、改善や再建のお手伝いにつながるものを見つけられれば。
アンケートの内容も、避難所・仮設住宅にかかわるものから仮設退去を目前に控えて、今後の生活再建を尋ねるものに変化してきています。
でも一つだけ変わらない問いがあります。
アンケートの一番最後の質問です。
「震災がおこってから、いままで一番あなたの心の支えになったものは何ですか?」
まわり近所の支えあい、再建への希望、家族の愛情、全国からのさまざまな支援。
回答はさまざまです。
しかし聞き取りの最後はやはりこの問いで終わりたい。
そうだ、ことし新たに付け加えた質問の一つ。
「山古志の風景であなたの心に残っているのはどんな風景ですか?」
震災からもうすぐ2年。しかしこの地域の人たちにとってまだまだ先は長い。
変わっていく生活のその変化を見守り続け、こんなふうにして皆さんの心を聞き取っていくことができればと思います。
最近出版された中越で被災された方たちのエッセイ集の中に、私たちが避難所の体育館で接した小学生の文章がありました。私たちと一緒に遊んだことが書いてあった。
「村が復興したらみなさんを村に招待したい」と書かれていました。
これはやっぱり、うれしかったですね。