と、今日はちょっとシュールなタイトルで。
京都の五山送り火。今年も綺麗だったようですね。
さて、12日の帰省ラッシュをぬって私の三重の実家にパートナーと二匹のウサたちとやってきて 一週間。
福島とはやはり暑さが違う。
タクシーの運転手さんは、三重は「太陽が近い場所」と言っていました。
なにか南仏みたい。いちおう海も近いし。こんどは中部空港(セントレア)経由で帰省してみようかな。
毎日夕飯は、母親に手伝ってもらいながら作ります。
毎日のことなのであまり無理はせず、両親とパートナーの分と四人分。
パートナーも手伝ってくれる。
お盆なので手軽にお寿司を買ってきてということもありますが、やはりせっかくだからゆっくり料理もしたい。実家の母は料理の手順が思い出せなかったりするけれどさすがに昔鍛えただけあって、包丁さばきは見事なもの。
お盆の二日間はパートナーも一緒に、三重の郷土料理「盆汁(ぼんじる)」を作りました。
子どもの頃母親がお盆の三日間だけ作ってくれた祖母ゆずりの時期限定の具いっぱいのお味噌汁。
京都での学生時代、友人たちが20人ほど三重の実家に遊びに来た。
ちょうどお盆の時期だったからこの盆汁を出したら、とても好評だった。
志摩の海で泳いだみんなも今はもう全国で活躍している。
と、ちょっと調べてみたらこのお汁はどうやら三重の中部の郷土料理らしい。
子どもの頃はそんなこと知らないから、全国どこでもお盆はみんなこれを食べてると思っていました(笑)。
基本的な調理法は、お味噌汁の作り方なのですが、最大の特徴はゆでた大豆をすりおろして入れること。これが味噌とマッチして、なかなかコクのある味を出すんです。
具の材料は夏野菜を中心に7種。
<材料>
大豆、ささげ(いんげん豆のこと)、なす、かぼちゃ、みょうが、油揚げ、ちくわ。
場所によっては、ごぼうや豆腐、きゅうりなどを入れるところもあるようです。
(たぶんちくわは我が家のオリジナル)
大豆は前の晩から水に浸して戻して、圧力鍋で炊き込みます。でも水煮大豆で代用OK!
鰹節でだしをとってからこの大豆をすりつぶして入れます。あとは具を入れてやわらかくなったら味噌を入れて出来上がり。
これを仏壇にも供えるところがお盆の慣わしのようです。
三重中部は平地や山間地が入り組んだ穏やかな気候のところ。
米や野菜も豊富にとれます。
その収穫を祝って。また盆に戻ると信じられていたご先祖たちの霊に供えていただく郷土の味。
スコットランドにもハギスやブロスをはじめ、郷土の気候と風土・歴史が生み出した味がありました。
三重や福島にもおなじように誇れる味わいがある。
嬉しいことですね。
皆さんのお住まいのところのお盆の料理ってどんなものがありますか?