Headless

あっき〜2002さんの楽天エンタメナビでの

映画「るろうに剣心 京都大火編」の作品評価は4点(5点満点)です！

映画「るろうに剣心 京都大火編」



■出演者
佐藤健/武井咲/伊勢谷友介/青木崇高/蒼井優

作品レビュー「本当にヒットした漫画だけに成功した」を楽天エンタメナビで見る

あらすじ
和月伸宏の人気コミックスを佐藤健主演で
実写映画化し大ヒットした「るろうに剣心」の完結編として、
前後編2部作で描く時代劇アクション大作の前編。
“不殺の誓い”を立て平穏に暮らしていた緋村剣心が、
やがて日本の命運を懸けた過酷な戦いに身を投じるさまを、
前作を上回る迫力のアクションとスケールで描き出す。
共演は武井咲、藤原竜也ほか。監督は前作に引き続き大友啓史。
幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられた伝説の男、緋村剣心。
新時代を迎えた今は、女師範の神谷薫ら大切な仲間たちとともに
穏やかな日々を送っていた。
そんなある日、新政府から、剣心の後釜として
“影の人斬り役”を務めた志々雄真実の暗殺を依頼される。
薫の必死の制止を振り切り、
志々雄が暗躍する京都へと旅立つ剣心だったが…。

一作目が驚愕のアクション時代劇してて大好評だったおかげで、
ついに志々雄の登場となったのですが、
前後編二部構成のボリュームという大風呂敷になりました。
漫画ではそこまで話数が有ったという程でも無かった気がするぐらい、
映画版のボリュームは凄くて、
まさか尖角の村のエピソードとかまで丁寧にやるとは・・
漫画の実写版にがっかりする声が多い中で、
こんな凄い作品も生まれるんですね。
大人気漫画のネームバリューのなせる技なのかも。

包帯ぐるぐる巻きにして、
藤原達也が演じる意味あったのか？というのが、
一言目の文句ですが、
映画が始まった直後のシーンが、
一作目の冒頭と被る作りになっていました。

藤原達也というと、
バトルロワイヤルで最後まで生き残って２まで出て、
カイジでど底辺のDQNやったり、
デスノートで夜神月をやったり、
STで引き篭もりの捜査官やったり、
それまでに前例の無いものにビジュアルを与えてきた、
ある意味、極端な演技が得意な？人なので、
該当者が居なければ、藤原達也しか居ないという気がする感じ
まぁ、山田孝之と比べたら
観た人の評価は劣るんだろうかどうなんだか、
逆に、ちょっと棒なところも安心感ある気はします。

よく考えたら、物語の設定的に、
幕末の戦争終結の頃は少年剣士として参加してて、
よく頑張ったな！とか言われて、にこにこしてたら、
いきなり大勢に、深々と刃を突き刺された挙句、
死体の山に放り投げられて火を付けられる始末

それっきり・・彼の姿を見た者は誰も居なかった・・

二作目のエピソードは、尖角の村のエピソードが主で、
剣心が京都を目指す経緯が描かれてたりするんですが、
なんていうか、
三部作の中で、一番つまらないんじゃないか・・
そこそ、アクションとかで盛り付けて粘った感じで
天才子供剣士の瀬田宗次郎がよく走り、
四乃森蒼紫を伊勢谷友介が演じて、小太刀六連やってました
巻町操を演じてる人の動きが意外に良かった記憶があって、
取り囲まれて殺陣やったり、空手っぽい動きしっかりしてました

十本刀って全員出てきてたんだろうか・・
気になったのでキャスト調べてみたら
志々雄真実 - 藤原竜也
駒形由美 - 高橋メアリージュン
↓(十本刀)
佐渡島方治 - 滝藤賢一
瀬田宗次郎 - 神木隆之介
魚沼宇水 - 村田充
悠久山安慈 - 丸山智己
沢下条張 - 三浦涼介
本条鎌足 - 屋敷紘子
刈羽蝙也 - 原勇弥
夷腕坊 - 山田崇夫
才槌 - 島津健太郎
不二 - 山口航太

恐らく、映画のウリとしては、
大群で京都で戦うラストのバトルシーンまでを
一つの区切りとしていたつもりで、
京都大火編という、漫画的に中途半端なところで区切って、
三部作と言いつつ、２・３作目を、
前後半の、伝説の最後編としたんだろうと思います。
作る側の都合からしたら正解かな・・

ただ、実際にダラダラと大群のシーンを見せられても、
要所要所をピックアップして短く編集してくれたほうが
飽きなくて済んだのになぁ・・ってところを
お金かけたもんだから、徹底的に見せちゃったりすると、
どうしても、「十三人の刺客」とかと比べてしまうんですが、
群集劇の中でしっかり立ってられる程のキャラは不足してて、
ちょっと物足りなかったなぁ・・ぐらい。

最初から、三作目が有るという逃げも手伝って、
間延びしたところを、アクションで埋めるつもりだったのを
感じ取ってしまったので、
不満があるという気持ちを持ってしまいます
まぁ、どうせ観るんだし面白かったんですけどね。

大きな戦いというと、
現在の日本は世界の中で隔離されてるようなもんですが、
もうそろそろ、南シナ海周辺や中国がやばくなってます。
今年、急速にそういった情報が漏れ始めてきましたが
ベトナムでは犠牲者が増えて行ってますし
フィリピンの国内では戦争に向けた強硬な動きして行ってます

中国バブルの崩壊が、予想より早く具現化してしまい、
大きな国ではありますが、今から下って行けば、
国外へ目を向けるように政府も動くでしょうし、
国内での雇用の創出をしなくてはならないし、
要は戦争したり、略奪や恐喝で稼ごうとなっていったり
撤退したがる企業から身包み剥いだりとか、
現在進行形で、日産とかの記事も出てたりしますが・・

なんとなく思うのがヨーロッパの動きが重要で、
ギリシャのデフォルトの件に付け込んで
中国が進出して行ってるという話、
国内はおざなりにしつつ、ギリシャに金突っ込んでるけど、
それを無言で受け入れてしまってそのまま行くと
ギリシャの政府は借金返さない宣言しつつ援助を受け
EU圏のお金をどんどん吸い上げておいて、
そこの援助に中国が入ってしまうと・・
AIIBとかホント参加しなくて良かったねって話ですよ

米国の次期トップになる人が、
一番の敵はロシアと名言し、二番目に中国を挙げ、
三番手に北朝鮮、イスラム国としましたが、
アジア圏の順位が軒並み上がってきていて、
どちらも、確実に日本が巻き込まれる状況にあります。
まぁ、オバマ大統領から政権交代したらもっと動くんでしょう。

アメリカは、ロシア・中国という共産大国二枚板を相手
日本は、北朝鮮と中国という特ア反日国の二枚板を相手
そういう構図にされてしまっています。

世界情勢的に、日本に過剰な期待がかけられてしまっていて、
フィリピンには合同演習や基地使用まで許諾される頼られ様
オーストラリアで、豪米と自衛隊が上陸演習しはじめて
アメリカにも自分でやれと突き放されるコメント何度も出され
実は戦争なんてやれない状態なのに・・
そして、国内に特アの人間が沢山入って来ていて、
スパイも規制する法がなくて荒らされまくってるのに、
頑張れるわけが無いだろう・・という状態なんですね。

こういうの見ていつも思うのは、
日本自体に政治家とか政府は無くて良かったかもなぁ・・
アメリカ合衆国が占領したなら、そのまま合衆国が良かった
とか思ったりしてしまうんですが。
銃も握らせてもらえないのに、どうやって戦えというのか、
ぜんぜん参加さえてもらない疎外感とかもあって、
楽しくないんですよね。

どっかで株価暴落してる現在、
日本の金融機関にものすごい回数のサイバー攻撃きてるそうで、
それ、犯人わかってますやん？っていうぐらいアレなんですが、
もうちょっとITセキュリティ分野での知識や意識高めないと
そのうちもっとヤバイ事になっちゃうなぁ・・と戦々恐々