メタルギアソリッド5 ファントムペイン
長年に渡って作り続けられてきて、出せば必ずヒットというタイトルとして、最期まで通したメタルギアシリーズようやく、プレイを終えたんですが感慨深いものがありました。家庭用のハイエンド据え置き型ゲームの終焉コレが一番に来る感想です。既に、アマゾンのレビュー等では炎上していますが、シナリオが完結しないまま、未完成の作品としてリリースされてしまった様で小島監督が率いる小島プロダクションの消滅や、コナミからの解雇など、発売前にお家騒動も起きて、何か有るな・・という雰囲気でしたが、まさか未完成とは・・年中無休/無料ラッピング対応/TS優良認定取得/【新品】[PS4]METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM ...価格:7,620円(税込、送料別)僕にとっては、シリーズ通して毎回PSとセットで購入して来たので、ハードも含めてリニューアルされて凄まじく楽しいメタルギア今回は、グランドゼロズというプロローグ版を先行発売しており、その続きとして、本編のファントムペインへと物語が続く大作でした。プレイした感想は、ゲームソフトとしては、システムやUIの完成度の高さがこれ以上無いもので、一章という区切りが終わるまでは、今までに無い面白いゲームを満喫できたと言っても過言では有りません。メインのお話は一章だけで充分完結しているんじゃないかとも思いました。ですから、ゲームソフトとしての評価は満点とさせて頂きます。ところが、ストーリー的な完結をするためか、二章というものが作りきれなかったんだと思います。所謂、オマケという感じで捉えて見たら、それなりに納得が行きます。ミッションを使いまわして、ハードモード的な新しいミッションが追加されて行く中で、サイドOPSで、ストーリーが続いていくのですが、戦犯探しからの追放や、仲間割れ、ラスボスを倒した後、その後の彼等はどうなったのか?的なお話が、ちょっとずつ発生して行き、バディという戦場での相方を務め装備も開発したりしたキャラも、最終的に死んでしまい二度と使えなくなります。最終的に、主人公も実はビッグボスでは無かったと言い渡されて幕を閉じます。ファントム・ペインというのは、肉体の一部を失った登場人物が有る筈の無い部位に感じる痛みの事で、日本語訳で幻肢痛と表現されています。失ってしまう痛みというものがタイトルにも掲げられておりましたので、仲間が離散して行くその様を見る後半、プレイヤーである僕自身の心に喪失感が沸き、まさにファントムペインだったんだなぁ・・と思いました。名作・駄作の判断・評価は、プレイしたそれぞれに委ねられるものだと思いますが、必ずしもハッピーエンドだけが良いとも限りませんし、こういった終わり方も一つの解釈じゃないかと思いました。このゲームは名作ですか?といえば、間違いなく名作でしょう。以上が僕の感想ですが、ぶっちゃけ具体的なところはどうなの?というと、ボリューム有りすぎる感じしました、ストレートにシナリオを追いかけてプレイして、9/2から毎晩2~4時間プレイしたのですが、一章だけで31話あって、毎回2時間ぐらいかかるミッションこれだけで一本分のソフト超えてると思います。ところが、武器の開発がぜんぜん進まないんで・・研究開発チームを拡張して行くと作れる武器が増えるんだけど1章終わって全体的にグレード3ぐらいまで(研究開発Lv30ぐらい最大で6か7ぐらいまで内容があるわけですが、研究開発レベルが50とか60とか、相当プレイしないと届きません二章に関しては、一章のミッションを使いまわして、完全ステルスとか、エキストラモードとか、ハードモードが追加されて行くのですが、ストーリー自体はサイドOPSに出てきます。もう、惰性で続ける人向けのお話に見えました。事件の発端の犯人探しをして、仲間割れして追放とか、バディの中で最大の存在感があった相棒クワイエットは、二章の終わり、エンディング一個手前で死亡します。まぁ、一人で勝手にミッション進めてしまうぐらい有能で、主人公は草むらに隠れて支援支持一回出せば、フィールドの敵を全員狙撃して殺してしまうぐらいですから、バランスブレイカーしてました。PC版の方で解析されたネタで、三章「共生」というものの存在が確認されました、今後、DLCで追加有りそうなのかどうなのか?僕の個人的なプレイスタイルに関しては、序盤は徹底してステルスと麻酔銃で兵士を回収しまくり、中盤でG3SG1っぽい銃を開発できるのですが、フルオートのアサルトライフルと、セミオートのスナイパーライフルの二丁これをぶらさげて、全ての戦場に行きました、遠距離から狙撃しまくってクリアしてたんだけど、セミオートで、全員ヘッドショットできるぐらいの難易度拠点に3人とか6人とか居るんだけど、銃カスタムすると装備時点で7.62mm弾を210発持てて、一人殺すのに一発しか使わないスカルズとは強制ミッションでしか戦わない一部装甲の硬い兵士は格闘で気絶>回収戦車や車両は全部回収攻略パターン出来上がってくるとサクサクでした。5章構成の話とかもチラっと聞いていたので、武器開発の調子見てても、速度上げてサクサク行くものかとそう思ってたんですけどね・・二章の途中でストーリーの雲行きが怪しくなって行き、一章のミッション使いまわすと、ミッションの開始と終わりに一章のムービー流れて、明らかに話噛み合わないし、粗い作りでした。だから、二章のお話全く楽しめない状態でもありまして、その途中で、ポロっとゲーム終了になった感じします。もう充分なので、これで終わりにしておこうと思います。PSもしかしたら、DLCでアフガニスタン・アフリカとは別の+1エリアと共に、今後の新コンテンツが提供されないかな?と甘い期待をしてみたり