ザ・ベイ
あっき〜2002さんの楽天エンタメナビでの映画「ザ・ベイ」の作品評価は3点(5点満点)です!映画「ザ・ベイ」■出演者ウィル・ロジャース[俳優]/クリステン・コノリー/ケッテル・ドナヒュー/フランク・ディール/スティーヴン・クンケン作品レビュー「低予算の割りに楽しめる」を楽天エンタメナビで見るあらすじ「レインマン」の名匠バリー・レヴィンソン監督が「パラノーマル・アクティビティ」シリーズのスタッフと手を組み、小さな港町で謎の疫病が拡がっていく恐怖をファウンドフッテージ・スタイルで描き出した戦慄の感染パニック・ホラー。メリーランド州チェサピーク湾にある小さな海辺の町クラリッジ。ある日、2人の海洋学者が湾の水質汚染の危険性を市長に警告するが、それが真剣に顧みられることはなかった。やがてその恐怖は静かに進行し、女性レポーター、ドナがお祭りでにぎわうクラリッジを取材中についに爆発する。人々が次々と謎の寄生虫に体内を蝕まれ、お祝いムードに包まれていた町は、一瞬にして惨劇の舞台へと変わる。粗い画像、掴み難いストーリー、ストレスを感じながら見入ってしまう事件あたかも大事件があったかのような証拠映像を繋げてストーリーを作っていく低予算映画ですファウンドフッテージ映画というジャンルの中では、凄くスタンダードな作りで、代表的な作品だと思います。昔だと、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」ありもしない魔女の呪いの森へ入って次々に人が居なくなる証拠映像的な映画で、手ぶれしまくり鼻水たらしまくりの映画ありましたが最近、この手の、低予算映画というものが、どこの誰から評価が高いのかブームとなり、スペインの「REC」は、ハリウッドでリメイクされ、パラノーマルアクティビティも5作ぐらい作られましたアイデア勝負なところがあるので、一作ぐらい見たら、コレは面白い!って言って良いと思うし、続きがあれば見るぐらいの事は有るかもしれませんが、この粗い映像やストレスの溜まるお話の内容で、種明かしや、世界観について一作目でふんだんに見せてしまい、3以降ともなると、調子に乗りすぎてる気がします・・ベイは、その辺を丸ごと一作品に抑え込んで、今後、続編とか絶対ありえないだろうという点で、ファウンドフッテージ系のお手本や教科書みたいな、もうこれ以上作らなくて良い完成品だと思いました。ちょっと残念かなと思ったのは、この事件自体のプロットというのが、鶏の糞の不法投棄が原因で、地元の産業である養鶏業が、海に鶏の糞を流しまくって、エサにはDNA弄ったり、薬物混ぜまくったりしてて、ワラジムシが巨大化して寄生虫として感染しまくった・・という話なんですが突然一日にして発症し街が全滅するに至るまでの、キッカケというのの説得力が弱過ぎて、以前から環境保護団体の学者が調査していて、学者の死体が打ち上げられた事件があったとしても、何故、独立記念日の7月4日に一気に広がったか?とか、全く納得できない内容でした。もうちょっと、正体不明のウイルス側に設定があったりして、感染源の宿主が居たりとか、宿主が感染を広めた経路だとか、そういうのが有れば、解り易くてリアルだったかも。寄生虫というと、最近よくテレビでも発言が見受けられるようになってきたのが、”アメリカの寄生虫”という表現、これは日本を指して使われているのですが、その通りなんですけど、今までどうして、その表現を避けてきたのか?今更言うのか?って思ってしまいました。まぁ、デザインのパクリ問題の話が、議題にあがってる番組でそういわれてるの多かったですが、70年代80年代という、戦後の復興からバブルの崩壊まで勢いのあった時代、輸出入で稼ぐしか成長の道が無い日本は、自動車工業だとか、発明家電だとか、そういうのを、資本主義の欧米諸国に売って財産を稼いだわけですが、米ドルをベースにした世界共通マネー的なお金というのが、各国の銀行から毎年定まった額刷られて、全世界のお金が増やされて、それをいかにして、日本に集めるか?という行為をしてきたわけで、最近だと、海外に進出したゼネコンが稼ぎ頭?で、日本からODAで金渡しておいて、日本の会社が現地で受注するとか、そういう事もしてるみたいな感じでした。確かに、アメリカ経済というのが、二次大戦時、本土が戦争に巻きこまれていない国なので、ヨーロッパの国々よりも大きくなって行ったから、お金にたかってるのは全員なわけで、アメリカに寄生してるという表現は、外国人はみんな英語を話し、ガイジン=アメリカ人的な、視野の狭い表現かもしれないなぁ・・的に思いました。近隣諸国の半数ぐらいが反日国家で、ヨーロッパは遠いとなると、アメリカしか選択肢が無いんですよね。そして、自給自足できないから足元を見られて寄生って言われます。