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カテゴリ:スタッフブログ
メルセデスベンツ・ジャガー・アウディ・サーブ・ローバー専門店
本日はメルセデスベンツ、アウディ等に標準装備をされております、 ESPという装置についてお伝えします。 ESPとは、ボッシュ社が開発しメルセデスベンツが一番早く導入をした ElectronicStabilityProgram (エレクトロニックスタビリティプログラム)の略 たとえばスピードを出しすぎてカーブに入った時や、 道端から動物が飛び出して急にハンドルを切った時、 車体は重心の一番掛かっている側を軸としてくるりと回転し始めます。 これが一番ありがちなスピンの仕組みです。 クルマを運転する人は、なんとなく思い浮かべられる話だと思います。 ESPというシステムは、まず車体がこの状況に入る直前の状態を 電気的に感知します。ハンドルがどれくらいの角度かを感知する 舵角センサーの情報、それに対する速度やアクセルを踏んでいる量は どうなのかという速度センサー、アクセル開度センサーの情報を収集し それらをABSが使用している車軸センサーを使っての各車輪の 回転差情報や、車体の姿勢変化=ESPユニット内に収まる ヨーレート&Gセンサーの情報等と織り交ぜて、 コントロール不能になるということを総合判定するわけです。
ピンチ判定が出た時点でESPは、駆動力をアクセル開度を抑えて 制限すると共に、各車輪のブレーキを独立して制御します。 上の図の右カーブが曲がりきれないといった状況の際には、 最も重心がのし掛かった左前輪の対面にある右輪に 強くブレーキを掛けてあげることでそこを軸足とし、 左に曲がろうとする力を高めてあげると。それを瞬時に行うことにより 車体が不安定になる事態を極力回避しようというのがESPになります。 欧州の車は名称は異なりますが、ほとんどが標準装備になっています。 日本では高級車以外はオプション設定になっていて、 装着率はまだまだ低いようです。 安全面も考え、輸入車を選んでみてください。 東名横浜店スタッフ一同、輸入車選びをサポートいたします。お客様のご来店をお待ちしております! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.02 18:17:35
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