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こんにちは。お久しぶりです。
29日から神田古本祭りが始まりました。 そして、土日、昨日と今日は神田神保町ブックフェスティバル(出版社や書店の祭典。小社は、得得市-汚損本を定価の50~60%引きの値段で販売する)です。生憎の天気。昨日はザンザン雨の寒い一日でした。 古本祭り開始から何だかんだと慌てることが多く、今回は日記をサボってしまいました。ああ、怠け者ですみません。 この三日間、たくさんの方が神保町にいらしてくださいました。ありがとうございます。でもせっかくの楽しい時間の記憶が飛んでます。マリコさんと一緒に目が腫れ上がってぼった目になりました。歳には勝てない今日この頃です。 昨日は、朝からものすごい降りで、神田神保町ブックフェスティバルはほとんど中止状態。少しだけ屋根のあるところで販売。 小社は、会場であるすずらん通りに書肆アクセスがあり、一応店先にひさし型テントも装備しているので、首都圏出版懇談会さんと一緒に寒い中午後3時までワゴンセール開催しました。店もお客様が切れず、午後7時まで営業。売上げもまずまず。 雨でもやっているのでは…、といらしていただいたお客様。朝9時、本をワゴンに並べ始めるとすぐお買い上げ。サバト館の本など人気が高かったです。午後は気温が随分下がり外で売ってくれたスタッフはだいぶ厳しかったと思いますが、最後まで力を振り絞って販売してくれました。 一昨日の金曜日から、紅梅堂主人、古書店黄麦堂夫人田中栞さんが獅子奮迅の活躍で、●『書肆ユリイカの本』田中栞・紅梅堂刊・500円 を納品してくださいました。ネットで紹介の書き込みもしてくださって、『書肆ユリイカの本』購入希望のお客様が殺到しうれしい悲鳴。初回50部はその日で完売。行きわたら無い方もいらっしゃいました。すみません。(その後30部追加をいただきました。でも、今日中になくなります。また入荷しますので少々お待ちくださいませ。) また、うれしい偶然で●『古本屋の女房』田中栞著・平凡社刊 を少し読む機会がありました。最後の章の厳しさ、切なさに胸がギューっとなります。ひとりの、本と本屋をこよなく愛する女性が、本とその周辺のすべてに対して、思いのたけを存分に描いています。こういう生き方を選んだひとがいる、と胸が熱くなりました。全速力。力強いなぁ。賢いし細やかだし。だから大変そうです。11月4日出荷。ぜひお読みくださいませ。まさに、「古本屋の女房」一気語り。 しかし「一書懸命」とはよく言ったものだと感心しました。※本書の、書肆アクセス販売分には、田中栞特製の「書肆アクセス」仕様おまけが付いてます。入り口からみた書肆アクセスの風景。サイン入り。お楽しみに。 昨日南陀楼さんが明治大学付属高校学園祭の図書館本放出フェア(?)の戦利品を見せてくださいました。カバーや箱はないけれど、東京の下町や山の手の歴史書や様々な本があり、うらやましかったです。まぁ、図書館の本はダブついているらしいので放出も仕方ないのでしょうが、せっかくの所蔵品を…と残念にも思いますが。南陀楼さんにもらってもらえば本望かも。 実はこのところ南陀楼さんのサイト日記を6月から読み返し、彼の家の本の量を生々しく感じている身なので、「また増えた…」とシミジミ。地震対策万全にお願いします。 N書店さんが閉店間際にご来店。売上げのお話をしました。日替わりでお客様の層が違い、売れ筋が違う話をしました。だから面白い、と。うんうん。 さて、お忙しい中、悪天候にも関わらずたくさんのご来店を本当にありがとうございます。来年もやりますのでどうぞよろしくお願いします。 ビールが入り、ますます頭が鈍くなっているので、今日はこの辺で。新入荷のご案内は明日に。 皆様お疲れ様でした。心から御礼申し上げます。(Z) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年10月31日 18時40分20秒
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