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中央線に住む、荻原魚雷さん。
魚雷さんの、初めてのハードカバーの本が、晶文社さんから発行になりました。 ●『古本暮らし』荻原魚雷著・1785円・晶文社刊。ISBN4-7979-6710-7 →カバーの絵は、林哲夫さん。 装丁は間村俊一さん。 『借家と古本』以来、ずっと待っていた魚雷さんの新刊がついについにでました。『TONE』や『サンパン』、『彷書月刊』、『モダンジュース』寄せた文章と、魚雷さんのブログ「文壇高円寺」の2006年8月から2007年1月に発表されたものを収録。 いま、ゆっくり味わって読ませていただいてます。 「(前略) 本のおもしろさは、その出来不出来だけでなく、半分くらいは読むときの姿勢に左右される。読書熱がおとろえていると、なにを読んでもつまらない。どれだけ切実に読むか。いかにして読む側が本の価値を見出すか、そこに読書の醍醐味があるといっても過言ではない。(後略)」あとがきより 読む姿勢。「切実」に読む。 本を読むその瞬間を味わっている。 こんなふうに本を読むことができたら…と思いました。 らゆっくりゆっくり、魚雷さんの「古本暮らし」に寄り添っているようにに読む。 読書の楽しみを改めて感じさせてくれる一冊。 「珠玉」、使い慣れていない表現ですが、 きっとこういう本のことをいうのではないでしょうか。 それにしても、 表紙の公園の風景に、 缶ビールと文庫本をもって行ってみたくなります。 あ、魚雷さんはウィスキーですね。 うーん、いいなぁ。(Z) お願いして、サインもしていただきました。 林さんのイラストの横に署名されています。 ちょっと恥ずかしそうで、すてきです。 ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月27日 19時57分20秒
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