『地震だ～～！！』


最近はなんか、関東の方でばかり騒がれていますので
近畿に住んでいる人間にとっては心配の種を増やす事になりますが
地震について少しでも対策を身につけてほしい為
敢えて書いておきたいと思います。

■上町断層■

これは時々、よみうりテレビの「ニュース・スクランブル」で
特集として扱われますが近畿最悪の断層です。
仮に動けばＭ７．５とされており、阪神大震災よりより規模の大きい
断層という事になります。しかも全長４２Ｋｍにも及び大阪市を東西に分断する
凶悪断層です。実際には４つで１つの断層帯と呼ばれるものです。
（この情報は国家機関の地震調査推進本部によるデータを基にしています。）
断層図を見て頂ければどんなに恐ろしい場所を通っているか
がわかると思います。泉南市を南端とし堺市から大阪市の長居公園を通り
通天閣の真下から大阪浪速区、大阪府庁のすぐ近くを掠めるようにさらに北へ
西淀川区から今度は真北へ伸び淀川を越えて豊中市南部から中部にまで
通る、まさしく名実共に近畿最強最悪の断層なのです。

この断層が動くと私の住んでいる所では震度６弱は免れませんので
関東よりこっちが死活問題ですね。３０年以内に３０％の確率で発生すると
されています。（京都大学防災研究所地震予知研究センター調べ）

そしてもう１つ、過去にこの断層帯で何度も震度４を観測している

■亀岡断層■

にも言及しおきます。
この断層は、近畿地方のほぼ真ん中にあります。

阪神大震災が発生してから活動が活発になっており震度４を１０回以上
起しており時々地震周波の影響で私の所でも最大震度２のとばっちりを
くらっています。

なお最も広範囲に影響を及ぼしたのは２００３年１月のＭ４．５の地震です。
この断層は亀岡市の東側を通っています。震源地は亀岡市旭町 震源の深さは１５Ｋｍ。
しかしこの断層は動いても亀岡市そのものに被害はあまり出ません。
むしろ京都市の方向に横ずれ（南北圧縮型）して大地震を引き起こす可能性が
あります。

花折断層と連動すると京都は壊滅します。
笑い事ではありませんよ、本当に。真面目に読んで下さい。
花折断層については別の時にご説明しますが、まず亀岡断層は山の中を通って
いますので隆起現象が発生します。この際に山が周辺にない所に地震周波が
広がるのですが福知山市方面には途中、大江山があるので周波はストップし
跳ね返ります。南も妙見山等の山々があるので弾かれます。北にも舞鶴付近に
ある為、全部京都市に力が掛かります。そして亀岡断層とは西山断層帯の１つで
亀岡断層単体で動く可能性が高いのですが、西山断層帯全体が動けば
その時こそ、

京都市壊滅

です。
花折断層が京都市中京区から滋賀県中西部にわたり走っているので
連動すると・・・これ以上は恐ろしくて書けません。

万全の注意と常に危機管理を持って備えておいて下さい。
地震発生確率等は京都大学の以下のページをご覧下さい。
別に私の言っている事が大袈裟ではない事を知って頂けると思います。
http://www.rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp/members/umeda/keiji/0501.html

ちなみに西山断層帯・亀岡断層は活動が活発になっているので上記のページの
内容とは見解が異なり、明日にでも起きないとも言い切れません。
これは今後とも注意深く地震に関して詳細なデータを収集しつつ観察するしか
ありませんが、ここ最近大阪北部を震源とするもので深度１が度々起きています
ので、油断は出来ません。


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税込14,175円

命とお金…どちらを天秤にかけますか？　誰だって死にたくはありません！
防災対策は常日頃より怠らず。これが本当に被害を最小限にする唯一の事です。
阪神大震災を始めとして新潟や福岡の地震を教訓に家族一人に１つずつあって
困るものではないと考えています。地震は忘れた頃にやってきます（本当に）


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