[書評]の記事一覧 | 渋谷から税理士事務所のクロニクル(税理士　渋谷区　千代田区港区のお客様が多い税金対策の会計事務所)

「砂の器」を読んで

砂の器　松本　清張言わずとしれた有名小説この小説をあげたのは、昔の日本の悪い習慣？をえぐるように書いていたところでしょう。ハンセン病村八分など初版　昭和48年、私はまだ3歳だったこの頃の状況はわかりませんが・・・農業国家であった日本知力より体力そして、農業の繁忙期に発揮する個性より団結力そのような、偏重せざる得ない状況の中、出来てしまった闇の部分考えさせられます。そして、この本の後書きに書いてありますが純文学と推理小説の相違記憶ですが松本清張氏は、「経過が純文学であっても推理を明かす時点で全てがさめてしまう」とのコメントには非常に何かと戦っていた感じがします。ＴＶでは、何度か放映されておりますが暗い部分についてはカットされております。ですが、この部分が本来の本質をしめす大切なものですので機会があれば手にとってみてください。では、また無料ですから　ポチッ　ポチッ　ポチッ　とお願いしまーす。　　　　　↓

アースダイバー　を読んで

アースダイバー　中沢　新一　著多分、この本を読んだかたは、少ないのかなぁと一万年前の東京、縄文時代の地図と現代の地図を地層などから推測して書かれてます。盆踊りは、ナゼ　回りながら踊るのか渋谷、新宿には、卑猥な場所が集まったのか東京タワーは、現在のところにあるのかこれらは、ある意味　必然性があった。豆知識などの知識としての視点ではなく地と人間の行動原理の関係と作者の地道な努力の情報収集のもとに科学的に書かれております。例えば、お寺などは基本的に固い地盤が多いこれは、長い太古の時間から人間を葬る場所があり昔からそういう場所であり続けた。人間の意識としてその場所を造成することに抵抗感があったので歴史の長い地になる。そのような地をお寺と名づけたのは、１万年という長い時間からするとつい最近なのでしょう。また、大学が、墓地の跡地が多い理由については、公社払い下げの時に面積の大きいところになると死者と関係するところしかなかった(表参道にある○山大学や○稲田大学など)だから、放課後の学校は、少しキミが悪いのかなー川や沼地(新宿・渋谷)の跡地になぜ卑猥な場所が多いのかこれらも、地と人間の行動原理の理由から書かれております。なんか、今こう書いていると人間、自分で意識して行動しているが一万年の大きな時の流れの中では流されているのと変わらない感じがします。そのようななか、少しでも時の一つとして　自分のなかで良いものを築くのが重要なのかな、それがニンゲンのヤクワリ？ナゼナゼ君には、非常に面白くためになる本でした。東京の見方が　カワリマスヨ！では、また無料ですから　ポチッ　ポチッ　ポチッ　とお願いしまーす。　　　　　↓