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「天命反転住宅」の衝撃。… (そのほか)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】
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2005/09/21 楽天プロフィール Add to Google XML

「天命反転住宅」の衝撃。
[ 世の中の話題から ]    

昨日から日経の夕刊で連載が始まった『NIPPONのカタチ 逆転の発想』がなかなか面白い。

第一回の9/20分は、住宅。

でもこれ、写真で見てもわかるとおり、かなり奇妙。

最初は、最近流行のデザイナー系の(デザイン重視で住み心地とかメンテナンスとかを後回しにした)住宅なんだろうなあ、と思っていたら。

意図的だったんです、このカタチ。


日経の記事(相変わらずサイトには載せないケチンボぶり)によると、この住宅は

・球体や横になった円筒形など四つの部屋がダイニングキッチンを囲む
・球体の書斎は床も曲面
・円筒部屋の窓際にあるトイレに行くには、シャワーブース脇の隙間を身をよじって通らねばならない
・ダイニングの床は不規則な傾斜と凹凸のあるたたき
・調理場は床より低く、流し台を使うのにも昇降運動が必要
・電気スイッチの位置も普通より高かったり低かったり

と、一般的な認識からすると「とんでもない」作りなんです。


が、これを設計したニューヨーク在住の美術家、荒川秀作(69)は、段差を極力なくすというバリアフリーと正反対の発想でこれを作り、「高齢者にこそ住んでほしい」と言っているのです。

つまりそれは、
「自然界に平らな場所はない。この家に住めば、内に眠っている感覚や機能が目を覚ます」
という思想からのものなのです。

で、それは死という運命に抗う場である、という思いから、『天命反転住宅』と名づけたのだそうです。


敢えてそういう「不具合」を強いることによる刺激が、バリアフリーというぬるま湯にいることでふやけてしまう体と精神に活を入れる、という意味だと理解して、なるほど!と思ってしまったのでした。


ちなみにこの天命反転住宅にはブログもあって、製作過程や、製作者へのインタビューなどがアップされていて、このあたりも「周りと一緒になって作る」という柔らかい発想を感じさせます。


※写真は、建築関係をテーマにしたブログ、「Masslogue」の2/26の記事から拝借しました。ここには、荒川さんが手がけた岐阜の「養老天命反転地」や、今回の「天命反転住宅」の内部構造などがあって、とても参考になりました。感謝!



Last updated  2005/09/22 10:43:19 AM
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出来上がったようです。   TA-KUさん


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