
実家は築60年近い物件で上はン十年前にリフォームしたものの基礎はそのまま使っている。木造住宅ヤバイかもと思い揺れ真っ最中に実家に電話モタモタしてると規制がかかっちゃうじゃん。親父がノンキな声で「揺れてるで~」。アホそれは分かってる私が訊きたいのは年寄り二人と家が無事かだよ。家も無事ロートル二人も無事で一安心だが問題はマンション4階の我が家である。
100万回(←大袈裟)リダイヤルしてようよう家に繋がり母に状況確認を頼む。それが19時頃。以降いっかなケータイは「しばらくお待ちください」「接続できません」表示たまにデータ通信が出来るが冷酷な「首都圏JR私鉄各線全線不通」の文字。歩道を埋め尽くす徒歩帰宅者と共に難民の如くトボトボ夜道を歩く。歩くから暑い風は冷たい手が凍えケータイ操作さえ覚束ない。何だかピクニック気分な人々が増えていてキャラキャラ笑いながらノロノロ歩く鈍感男女多数ああウゼェ。車道からガシガシ追い抜く今日に限って結構高いヒール履いている足が痛い。
難民を追い越し追い越されしながら歩き続けて2時間近く母から着信。「部屋大丈夫やったけど・・・」。けど?何ですか?ヴァイオリン様が無事なら私としては大重畳ですよ?
「電気が点かない」。そんな程度ならいいよいいよと珍しく鷹揚な気分で電話を切る。本やCDが散乱していたが積み上げてくれたって言ってたし~♪もう少しあと少し頑張れ自分。コンビニやスーパーには大量の人々。コンビニ前は炊き出し所の様相。そりゃ腹も減るわねぇ。カップめんや弁当の類は蝗が通った跡のよう。初めて見たよ文明人が動物になる様を。
確かに電気が点かない。やっぱ暗いは怖いデスクライト2台でどうにかリビングの明かりを確保し一晩中続く余震に怯え腹を立てながら徹夜。今朝カバーを外して照明を点検すると蛍光灯が割れている。交換すれば点くだろうと思ったが・・・甘かった。どうも本体そのものがお釈迦になったらしい。じゃ前の家で使ってたのに代えるかと外そうとすればリフォーム業者がガッツリ固定してくださりやがったらしく渾身の力を込めても外れん。今日も灯りなし。♪私の人生暗かった・・・嫌なフレーズが耳をよぎる。夜の暗さを忘れた人間にとっては被害。
※我が社の見てくれ良いビルも壁が落剥しヒビが入る。地味な絵でスマヌ。