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大風虎帝国といえば、大雲龍帝国から軍事クーデターで政変した国。かつて我が国の盟友であったにも関わらず、いつ敵対してもおかしくないという。
友好条約でとりあえずは収まったかに見えたが、我が国とは根本的に違う国。そう簡単にうち解けるものではない。 その第一の理由として、自由でないことが挙げられる。 やれ崑崙だなんだと批判はしているが、自分たちも独裁政権を敷く同じ穴のムジナだ。 しかも、先日、本誌において臨時政権について掲載したところ、同国では発禁処分を喰らってしまった! 表現の自由? なにそれ? 状態だ。 風虎に住まう本誌愛好者には大変申し訳ない。 しかし自分で自分のことを言うのも何だが、たかが週刊誌のゴシップ記事に国家レベルで発禁とは……いやはや、本誌もずいぶんと偉くなったものである。 話が長くなってしまったところで本題に入りたい。 大平首相といえば歴代の中でも最良の部類に入ると言われる。 彼の平和政策により長きにわたり我が国は平穏を保ち、経済的にも多くの功績を成し遂げた。 賢人の異名を持つが、やはり人間だったらしい。こんな話を耳にした。 ある情報筋によると、先日起った雲龍皇帝拉致未遂と、雲龍臨時政府関係者暗殺未遂事件の犯人はすでに囚われているらしい。 しかしながら国際的な関係を配慮し、発表を遅らせているとか。もちろん風虎が配慮する相手だ。 一連の事件の犯行グループは、風虎政府関係者により買収されたと自供している。ということらしい。 残念ながら事の真偽は不明であるが、人様の国に堂々と工作員を送り込む国家との条約など意味があるのだろうか? それより問題なのは我が国だ。情けない。行きすぎた平和主義もそろそろやめた方がよいのではないだろうか。 [週刊ZPA! 10月8日号] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月03日 21時06分41秒
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