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ranmaru2425の日記 [全63件]
8月8日。 部屋の模様替えをやって それまで座椅子で パソコンを触っていたのを辞めた。 ダイニングキッチンに置いていたパソコンデスクと椅子を 洋室へ移して 以前のような椅子生活に戻した。 何故かその日を境にして両足にムクミが発生。 日を追うごとにムクミが酷くなる。 およそ半月ほどして ついに我慢ならず 大学病院の主治医を訪問して相談したのだが 原因不明であると言う。 様子を見ることさらに半月。 今度は第二外科で全身の血管を調べる事になった。 第二外科の医師は【血栓】を疑ったようだ。 しかしCT検査で見た血管は全く異常なし。 いよいよ原因が不明の領域へ潜り込み悩みだけが残った。 それから数日後のこと。 実家の老母が送ってきていた ある神社のお守りを 押入れから引っ張り出してデスクの上において拝んだ。 これにはいきさつがあり、老母や妹から 「兄ちゃんは神社の呪いがかかっている」と言われていたのだ。 そんな事など信じる私ではないのだが ムクミが消えれば何でもいいやと言う気持での お守り拝みだったのである。 ところが・・・である。 その夜から急激にムクミが消えたではないか! たまたま症状が好転した頃とぶつかっただけだろうと 思ったものの、実に不思議な出来事が起きたのである。 むろん、大学病院の医師には何も告げていない。 やれやれと安堵していた私に今度は猛烈な胃腸の痛み。 10月13日に朝から再び病院を訪問して点滴と投薬を受けた。 その日は帰宅したのだが、翌日も外来へ来るように言われていた。 翌14日、朝から猛烈な吐き気がしてかなり吐いた。 その足で病院へ行き、経過を告げたら即刻に入院となった。 腸閉塞の診断だった。 10日間の絶食を経て、鼻から大腸まで太いチューブを挿入されて 苦しい毎日を送る事となったのである。 そして29日、やっとのことで開放されて退院した。 昨年の今頃は 膵臓の結石除去で入院して今年は違う病気で入院。 どうして大好きな秋に限って病魔に襲われるのだろうと恨めしい。 年末まで2ヶ月。 食生活に自信を失ったままで年末を迎えることになりそうである。 やはり、そろそろ後妻でも求めた方がよいのかも。
平戸で 新しい(?)命を貰う事に なるまでの出来事は もう書くのをやめようと思う。 また 思い出して懐かしい日々の仲間入りしたら 書く事があるかもしれないが。 ・・・・、 ふらふらになって南九州の実家へ戻り そこから 二人の次の生活へと移ったのだが 死を覚悟した二人と言えども 色んな出来事が 二人を引き裂く事になろうとは思っていなかった。 時が流れて平成15年。 私はついに健康を害して入院し大手術を受けた。 半年に亘る入院生活の間に 外で起きていたことを 何も知らない私は 退院の日を境に 自宅への復帰を 彼女に拒否された。 彼女は仕事に応援に入れていた 私の甥っ子と 男女の関係が出来たようで もう私は不要物と化していたのだ。 怨みもある、反省もある。 だが、どうぜ 他の男を選ぶのなら 私の身内には手を出して欲しくなかった。 彼女は否定していたが 最後には白状したよ。 「母親のような気持で 抱かれた」と。 一度は許そうと言う気持になったが どうしても 許せない自分がいた。 そして別れたのだったが、私から仕事も人脈も 全て奪い取って彼女は 仕事を引き継いだと 世間を説得して 今の事業を続けている。 平成21年。 もう私の中に残るのは愛憎ではない。 遠い昔の走馬灯の絵馬として残っただけである。 ただ、仕事よりも人脈を奪われた事で 私はこの地で 生きるすべを失った事は事実だ。 ーーー続くーーー
激しい苦痛と吐き気で目が醒めた。 あれから数時間は経っていただろうか。 むかつく胸、激しい吐き気に襲われて 車から這い出るように外へ出た。 また月明かりで明るい海辺。 だがそれどころではない。 あたり構わず ゲーゲーと吐いた。 しかし そんなことで胸の気分の悪さと 体全体のけだるさなど消えはせぬ。 その次には 下痢のような状態が襲って来た。 木立を見つけて 下のものを排泄した。 もう体が動こうとしない。 しばらく へたり込んでから車へ戻った。 彼女もまた 猛烈な吐き気に襲われたらしく 車の横で 私と同じように吐いていた。 失敗したんだ。 死ねなかったのだ。 後に彼女の夫である医師が彼女に言ったという。 <生体は 急激な異物の侵入を拒否する>と。 あまりにも大量の薬物だった為に体が拒否反応を 起こしたと言うのである。 薬物も大量に飲めばよいと言うものではないのだ。 どうしよう・・・とにかくホテルへ戻るしかない。 ふらつきながらハンドルを握って やっとのことで ホテルの駐車場にたどり着いた。 そこで再び 猛烈な吐き気が襲ってきた。 はいずるようにして部屋へ戻った。 入った途端に二人とも気絶したのだろう。 そのまま眠ってしまって再び目が醒めたのは もうお昼前だった。 あ、チェックアウトの時間だ。 だが動けない。 フロントへ電話して夕方までの延長を無理やり頼み かろうじて許しを貰った。 夕刻になる前にホテルを出て平戸の市街へ向けて 車を走らせる。 途中でも 幾度か気分が悪くなって吐くばかり。 やがて前々日に宿泊した郊外の旅館が見えてきた。 よし、ここに今夜は箔ろう。 夕食・・・またもや豪勢な食事がテーブルの上に。 でも食欲など全く無い。 担当の女性二人が いぶかしそうにこちらの気配を うかがっているようだった。 料理には箸もつけず そのまま眠ったのである。 (続く)
岡山の宿を出てからの事は 後述するとして 今日は七夕・・・8年前の今日。 私と彼女は長崎県平戸にいた。 市街地中心部から南下した海岸、それを見下ろすように 丘の中腹に建っている白亜のリゾートホテル。 豪勢な宿である、和室に洋室、寝室があって ベランダからは白砂の海岸と沖に停泊している帆船の姿を 眺望できた。 帆船はホテルの客が利用するフリープランの船だと言う。 二人は どちらとも無く 今日が運命の日だと互いに 認識していただろう。 ディナーも豪勢にした。 大きなマグロの解体実演ショーが組み込まれ そこで カッティングされた新鮮なマグロの刺身を食するのである。 当然ながらワインや上等のお酒などが出て飲み放題だ。 私は以前にお酒で肝臓を悪くしていたので 当日までの およそ7年ほどは禁酒していたのだが、もうそれも今夜は 一晩限りの解禁にした。 山のような料理をたらふく食べ、大量にお酒を飲み・・・。 だが妙に酔う事がなかった。 夢のような晩餐の時間が過ぎて 二人は部屋に戻り ホテルに迷惑をかけるかもしれないが 許して欲しい・・と いうような内容のレターを認めて テーブルの上に置いた。 ペンを持つ手が震えていた。 とうとう 「その日」が来たのだ。 私はそっと彼女をベッドに誘った。 黙って頷くように彼女を見ると 彼女もまたうっすらと 微笑んで頷きを返してくる。 彼女の豊満なビーナスのような身体を抱く事も今夜限りだ。 部屋の冷房を落とすだけ落として冷たくしていた。 それでも二人の身体はアルコ−ルと 不思議な興奮とで 熱くたぎり、求め合うのも激しく汗まみれになる事など 構う事無く 狂ったように合体を繰り返したのである。 疲れきって二人は暫く休む事にした。 むろん、二人はまだ一糸もまとわぬ裸体のままである。 小一時間ほどして目覚めた。 部屋の荷物がきちんと整理してある事を確かめてから 駐車場に向かい、車でホテル眼下の海岸へ出た。 海岸は月の明かりが 漣の打ち寄せて返す様子を照らし 絵のように美しい風景が横たわっている。 なぜか 二人の交わす言葉が少ない。 今更たくさん語っても あの世には持ってゆけないと 解っているからだろうか。 海辺を少歩いてから車へ戻り、予め準備していた 大量の睡眠薬を口に含んだ。 互いに40錠ずつ程だっただろうか。 もっと生きていたかったね・・・ それとなく二人の口から こぼれた言葉。 でも もう後には戻らないのだ。 しっかり手を握り合って 深い眠りの時間が やってくるのを待った。 (続く)
翌朝、やっと目覚めた彼女を伴って 二階のカフェへ行った。 もうテーブルに朝食の準備が出来ていた。 窓際の席は いつもの席だ。 窓の外を見ると 港の外海を漁船が横切っている。 赤玉エンジンの音が良く聞こえる。 天気は良さそうだ。 「おい、大丈夫か? 苦しそうだったよ、昨夜」 「ええ、もう大丈夫。 息、止っていたでしょう?」 「うん、か細い呼吸だったね」 コーヒーを美味しそうに飲みながら笑っているが 相当苦しかった筈だ。 だが、もう慣れているのかもしれないと思った。 喘息には水分を沢山 とるほうがいいという。 「あら、イチゴのジャムねえ。 いつもオレンジのマーマレード食べてるけど これも美味しいのよね」 どうやら ご機嫌のようである。 私はほっと小さく溜息をついた。 朝食を終えて部屋に戻る前に ご主人に ご馳走様でした・・・と声をかける。 ニッコリ笑顔だけが戻って来た。 真っ白なひげが良く似合うご主人である。 部屋に戻り まず大きな荷物を私が咲きに一階へ 降ろした。 ちょっと荷物が多すぎたかなあ? 着替えが殆どなのに。 彼女を支えながら再び一階へ下りた。 奥様が笑顔で花に水を与えている。 「お世話になりましたねえ。 今度は何時 来れるかわかりませんが・・・」 二人で丁寧に御礼を言う。 道の途中に停めていた車まで荷物を運ぶ。 彼女は見送ってくれている奥様を何度も振り返って 頭を下げている。 もうここには来る事は無いのだと寂しいのだろう。 車のところへついて振り返るとまだ奥様がこっちを 見ているのが感じられた。 <さようなら> 心の中で呟く私。 朝日の中、オリーブ畑の横を通り過ぎながら このオリーブ林にも最後だなあと 感傷がよぎる。 岡山市内を抜けて北へ向おう。 大山の方へ行こう・・・・そう決めていた。 その先は日本海に沿って9号線のつもりだった。 だが、何処へ行くのか、自分達にも解らないのだ。 (続く)
(随分長く放置したので どこから 書こうかな???) その夜は 酷い状況になった。 TVを眺めていた彼女が急に咳き込みだして 次には呼吸困難状態に。 明らかな喘息の発作である。 私は彼女の背中のツボを抑えたりさすったり。 この空気の良い丘の上の宿でも 発作は起きる。 もう慣れていたとはいえ苦しむ姿を見ているのは辛い。 可哀想である。 だが、死を決意して旅に出た二人だ。 それでも 今はまだ 決別の時ではない。 とにかく 楽になるようにと 懸命に背中をさするしか 私に出来る事は無い。 喘息では「吸引」という方法があるが 気管が詰まると 吸引も効果は全く無い。 それに彼女は心臓が悪いので吸引の後は もっと苦しむ。 心臓発作が出れば ニトロを舐める事になるが これがまた喘息には良くない。 あちら立てれば こちらが立たず。 喘息と心臓病は互いに相手を苛めるので厄介である。 やがて彼女は 座り込んだままで うつ伏せになった。 痰が出てくれたら少しは楽になるだろう。 夜中じゅう ずっと同じようにして時間が過ぎてゆく。 やがて外が明るくなる気配。 小鳥の声が聞こえてくる。 何時の間にか彼女は眠ったらしい。 口元へ耳を寄せると 殆ど無呼吸状態に近い。 よくまあ、こんなか細い呼吸で生きているものだと思う。 事実 全くの無呼吸になる事があるので 揺り動かして ショックを与えなければならない。 細い息でも 呼吸を止めさすわけには行かないのだ。 私と旅に出ようと決心したのも こういう状態で 生きて行く事に疲れたからだろうか。 思えば不憫な女である。 ーーー続くーーー
大阪在住の16才のシンガーソングライター 奥村初音 が歌う「恋、花火」・・・ もう聴きましたか? 耳に歌声が響いた瞬間から 突然のごとく 心の中の 走馬灯が開きます。 そんな歌です。 泣かされます。 良かったら どうぞ聴いてみて下さい。 http://okumurahatsune.jp/index.html
岡山、邑久の民宿。 死へ向かう旅立ちの初日の夜だ。 大好きなオリーブの森の散歩も済ませ 夕食もいただいて 部屋に戻った。 部屋からは 瀬戸の海が夕日に映えて オレンジ色に輝いている。 平成12年6月24日、もうこの民宿へ来ることは 永久に無い二人だった。 もう一度、お風呂へ行こう。 階段を下りて 誰も姿の見えない廊下をとおり この民宿で唯一のお風呂に入る。 夏の夕刻、やはり汗ばんでいるから、熱い湯を 体にかけると逆にさわやかだ。 彼女は豊満なビーナスの体を惜しげも無くさらし 熟した女の香りで狭い浴室を満たしている。 いつものように二人で一緒に バスタブへ身を沈める。 どちらからともなく、体を寄せ合い、 彼女は後ろ向きになって、私のひざの上に 肉つきの良い お尻を乗っけてきた。 私は彼女の脇の下から両手を前のほうへ回して 彼女のふたつの丘に手のひらをかぶせる。 彼女は感じやすい敏感な女で、 首をのけぞらすように後ろ向きに 唇を差し伸べてきた。 それを自分の口で塞ぐようにして深いキスをする。 そのまま私は両手を彼女のVゾーンへと移した。 湯船の中だから 彼女の濡れ具合は感触が無い。 手で彼女の足を押し広げるようにして、 私は森を抜けて奥深いジャングルへと入り込んだ。 「じっとしてろよ」 小さい声で彼女の耳元でささやく。 こくんと うなづく彼女・・・ 暫くは奥の方で互いを確かめるように 湯船の中で揺れていた。 急に彼女が体の向きを変えてこちらに顔を向ける。 「もっと奥まで入れて・・・」 焦るようにして彼女は私を飲み込んでしまった。 170cm、55kgの体格は 湯船の中では軽いものだ。 外だったら持て余すほどに豊満なのに。 揺れている内に 彼女が小さく声を漏らして いってしまったようだ。 私も歩調を合わせるようにして ジャングルの奥へと放出した。 放出の瞬間、あまりの快感に体が震えた。 『暑いねえ」 「あら、誰が暑くしたの」 互いにすっとぼけて ニッコリ笑顔をかわす。 それでもまだ二人は体を繋いだままだ。 「ねえ、お湯が汚れちゃったね」 「ああ、もう誰も入ってこないさ」 事実、湯船は牛乳を混ぜたように変色してたかな? (続く)
まだ西の空が明るい夏の七時。 二階に有るレストへ行く。 もうテーブルには 食事の準備が 出来つつあった。 白い髭が印象的な宿のご主人が やってきた。 「今日は とれたての魚です」 やがて出てきたのは・・・ 真鯛のフォイル焼き。 大きいなあ! 彼女と笑いながら目を合わす私。 ご主人が嬉しそうに見ている。 「ユックリしてくださいよ」 あとはフランスパンと 良く冷えたコーンスープに野菜サラダ。 パンをちぎり、上等のバターを塗って 口へ運ぶ、うん、美味しい。 彼女「ワイン、いいかしら」 私「ああ、いいよ。 私はいいから やって」 私は彼女と知り合った頃、既にお酒で 健康を害した事もあって禁酒していた。 彼女「悪いわね、いいの?」 私「ああ、気がねいらんよ」 彼女が嬉しそうにワインを注文する。 窓の外が夕焼けで赤く染まりつつある。 フォイル焼きの真鯛は、まさに逸品! 身をほぐしながら そっと口へ運ぶ。 私「うん、これは ゼッピンだよ」 二人は 時に談笑しながら食事を 楽しむ・・・だが、時折、どちらも ふっと押し黙ってしまう。 どんなに楽しくても、美味しいものに 出会っても、もう思い出に残らない。 それが二人をなんとなく 憂鬱に したのだろう。 彼女「ねえ、どこまで行くの?」 私「そうだな、まだ見ていない 場所を まわろうよ」 きっとそのうちに ここだという 場所に行き当たるだろうと漠然と 考えるしかなかった。 私「少なくとも 七夕までは 生きていよう」 彼女「あら、ロマンチックね」 死というものをことさら美化しても 仕方のない事だが、いまはまだ そのように言う事で 二人は気持ちを 紛らせていたのだ。 たらふく食べた。 彼女は少し酔い加減だが、そのせいか 笑顔が戻ったように見える。 ご主人にお礼を述べて3階の部屋へ。 だーっと足を延ばしてフトンの上に 仰向けに寝ると とうとう来てしまった そんな気持ちが押し寄せる。 彼女「ねえ、見て。 海がとっても綺麗よ。 黄金色に輝いてるわ」 それは夕焼けを浴びた海だった。 二人で窓際の椅子に腰掛け、暫くの間、 夕焼けの海を見つめていた。 私「TVでも見ようか。 ニュース何かやってないかな」 もうニュースの時間は過ぎていた。 プチンとスイッチを切って寝転ぶ。 ふと彼女の歌声が聞こえてきた。 かすかに声を出して歌っている。 こんな彼女を見るのは初めてだった。 (続く)
散歩から宿へ戻ると 奥さんから 声がかかった。 「お風呂、沸いていますよ。 一階の方へどうぞ」 6月24日の夕方、まだ陽は高い。 だが折角なので 入る事にした。 ちょうど 汗も乾いていないので シャワーの代わりにもなるだろう。 着替えとタオルを抱えて 風呂場へ。 脱衣場は狭かったが、大の大人の 男女が着替えるには欲情をそそる。 彼女はさっと衣服を脱いでバスタブへ 身を沈める。 あとから私が飛び込んだ。 湯がタブから溢れる、熱い! 熱いのに 抱擁する二人。 何時の間にか水面下で繋がっていた。 170cm、結構肉付きの良い彼女は 外では重いのに、湯の中では軽い。 腰をくねらせて抱き付いてくる。 交尾の実感を更に楽しんでいるのだ。 深い海の奥で 私を締め付けるものが 蠢いている。 快感で頭の中が霞んだような気分だ。 「おい、このあと他の人が入るよね。 いいのかな、汚しちゃって」 「うふふ、いいのよ。 チューっ」 とうとう繋がったままで女の体液と男の 体液が混ざり合って湯の中に。 湯から上がった彼女の全身は見事な桜色。 その見事な体の線に思わず見惚れて 後ろから羽交い締めに抱きついた私。 熟した女の香りが 私をこの上なく幸せに 感じさせてくれる。 熱した体を冷やすのに小窓からの風が 程よく入ってくる。 あと幾つかの日が過ぎたらもう此の世に 居ないはずの二人、たただた 愛欲に 時間をゆだねるしか無かったのだ。 部屋へ戻ると すぐに下から電話が・・。 「夕食は何時にしましょうか?」 ここのご主人の声だった。 「はい、7時ではどうでしょうか?」 「ええ、じゃあ、7時にどうぞ」 部屋の窓からはのんびりした瀬戸の海が 見える、漁船のエンジン音が響く。 きらきら輝く波模様。 空には入道雲が のさばっていた。 (続く) |一覧| |
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