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udo@小諸の日記 [全1508件]
ま、ひとまず内部のことは置いといて。 厚生連の理事長は併設案 市長は反併設 というように、 それぞれの組織のトップが拳を振り上げてしまって どちらも引くに引けないでしょうね。 落としどころはないものか、 これまでの私の推測をもういちどまとめてみましょう。 小諸市民の税金の投入量から考えると、 最悪のシナリオは 1)厚生連撤退、救急医療のできる市立病院新設 振り上げた拳をどちらも下ろさない交渉決裂パターン。 市長さんは、市民の「救急医療の維持」の声を汲む。 この方法は税金の投入金額が一番かかります。 病院建築費用少なくとも80億、 に加えて、毎年の赤字補填。 (自治体病院の4割は赤字経営ですから、 赤字は覚悟したほうがいいです) 一番お金がかからないのは 2)厚生連撤退、病院作らない これと税金の投入量がほぼ等しくゼロに近いのが 3)厚生連現地再構築=厚生連救急医療から撤退 救急車は受け入れず、夜間緊急窓口もなし。 (東御や軽井沢の病院ぐらいになるということ) リハビリとか術後の回復期など 佐久の基幹センターを退院した患者さんの 受け入れ病院として再スタートする。 (私は、辞令で異動か解雇ね。) 2)3)は小諸から救急医療が なくなるという方向ですね。 どういう形であれ病院が残るという点では 3)のほうがマシか。 その次にお金がかかるのは (かからないほうから2番目ということね) 4)市庁舎併設案 これは初期費用として30億円かかりますが ほぼ現状の救急医療が維持できます。 赤字補填の可能性は低い? 5)市の用意した場所へ郊外移転 街づくりに貢献できないこと あるいは利用者の不便に目をつぶって 厚生連側が折れれば可能となりますが 来院に不便な場所の場合は利用者減少により赤字がでます。 その分を税金で毎年補填すると いくらぐらいになるのでしょうね。 (補填の確約がなければ、病院建築費用がJAバンクから 借りられない。同じ農協関連事業体でも融資には甘くない。) また、厚生連単独では資金繰りができないので 建築費用に充てるための30億の補助は どちらにしても必須です。 4)5)は救急医療が維持できますが 病院運営にともなう赤字の補填の有無の違いといえます。 ・・・と、まぁ、こんなところじゃないかなぁ。 あ、市長さん、コピペしないように(笑)。
でもね、国内のどの職場に移ったとしても 安穏と仕事のできる場所って 無いような気がするのです。 大学や大学病院だってそうだったし 厚生連もそう。 どこに行ったって 不安材料なんて 次から次へと沸いてくるもんです。 だったら、今現在 何かの縁で働くことになった職場を 家を建てた小諸を なんとか維持する努力をするほうが いやなことから逃げるように 青い鳥を探して転々とするよりも よっぽどいい生き方じゃない? だから辞めない。 そう思っているお医者さんも 居るんじゃないかと思いますよ。
あれこれ書いていますが 私自身は、小さな病院では 仕事がありませんから 規模縮小=辞令による移動≒拒否すれば解雇(退職金なしかも) でしょうか。 理事長のおっしゃる 「(従業員の流出を)引き止められない」 は 「引き止めません (=救急車のとれない小諸の維持に執着はない)」 とも、とれるわけで 解雇されて途方にくれる前に転職先探しとけよ、 ってことかな、なんてね。 でも、国内のどこならいいかなぁ? 地震も津波も放射能汚染も差し迫っていない小諸は 永く住みたい場所なんだけどなぁ・・・。 仮にどこかへ出稼ぎに行って 定年迎えて小諸に帰ってきたとしても 救急病院無いんじゃ困るのよ。 結局そこなんだ。
(昨晩、なぜかアップしちゃった記事の再掲です~) 100床とも150床ともいわれる 縮小した規模の病院を作ることはできると思います。 ・・・と書きましたが 「運営すること」は難しいと思います。 まず、おそらく年間億単位の赤字が出ます。 赤字を補填するのは全県の厚生連グループ。 でもよく考えると、厚生連は 救急車をとらずなおかつ赤字の小諸を 無理に維持する必要はありません。 佐久に集約してしまえばよい。 厚生連にとって小諸の価値は 東信地方の救急車の約2割を受け入れて 佐久に患者さんが集中しないようにしている というところに かなりの部分があるからです。 救急医療から撤退するとなると小諸市は、 病院の建物づくりからお医者さん集めまで なにからなにまで1からのスタートで 救急患者を診られる市立病院を作ったうえに その病院の運営にまた毎年何億円もの 補助を出さなければならなくなります。 そうならない方策があるのに わざわざそういう方法を取るのは それこそ税金の無駄でしょ? 現在の機能を維持してなおかつ 補助金なしで運営できる見込みがある、と 厚生連が表明している場所以外での移転を提案するのなら 赤字の無条件補填や同時に市として行えること (不便な場所への市営のシャトルバス運行とか)を セットにしてもらえれば 再構築のための資金を JAバンクから引き出すことができるかもしれません。 でも、なるべくなら公費を投入せずとも 持続可能な経営の見込める方法に したいですよね。
医局の指示でどこの病院ででも仕事をしてきたのが いまの働き盛り世代の勤務医。 たまたま小諸が気に入ったとかの理由で 家を建てて居ついたお医者さんも何人かはいますから 100床とも150床ともいわれる 縮小した規模の病院を作ることはできると思います。 (それをもってして「病院はなくならなかったじゃないか!」 なんて主張するのは 佐久平のショッピングセンターも小諸の旧店舗も 「ジャスコはジャスコだ」 というようなもの。蛇足でしたか・・・。) 救急車は素通り、夜間外来状態の当直勤務無し・・・で 今とほぼ同じ給料がもらえるのだったら 残るお医者さんもいますよ。 もともと超過勤務したって、たいした手当てつかないんだし 他の黒字の厚生連病院なら年度末手当てももらえたはずなのに 小諸にいたばっかりに生涯獲得賃金安くなっちゃったし いままでそんな苦労をしてきた分をそういう形で 還元してもらってもいいかも、でしょ?
最初に 「や~めた!」 って言い出す人になりたくないから お互いに牽制しあっていますけれど それにも限界があります。 それがいつなのかはお釈迦様でも 理事長様でもご存知ありません。 わかってないなぁ、市長さん。 現状の機能を維持したいのだったら そのための行政的な方策を「いますぐ」講じつつ アンケートなりをやらないと、 その結果が出るころには 意味がなくなっちゃうかもね。
いまどきみんなインターネットで 病院の情報ぐらいサクッと検索しますよ。 これだけ不安材料があると研修医は来ませんね。 この10年近くずっと研修医が来てましたけれど 今年度は新採用(=昨年度希望者)ゼロでした。 もう半年、チャッチャと計画が進んでいればねぇ・・・。 大学病院も含めて病院という施設は 若い経験の乏しい医師が経験のある医師のサポートを得つつ その体力でもって知識や技量の無さをカバーし 対価として独り立ちするための知識や技量を得る という場所を提供することで労働力を確保しています。 (なんかメンドウくさい言い回しでスミマセン) とにかく、若い医師が来なくなるということは その病院の寿命が尽きることを意味します。 だって、現在働いているお医者さんは 定年があってみんないずれやめていくのですから。 特に救急医療には肉体的・精神的な体力が必要です。 定年間近な医者だけでできるとは到底思えません。 だいたい、看護師さんと違って3交代勤務でもない医師が 24時間365日働けるわけないじゃない! 若くたってシンドイでしょ。 若い人がこなければ 救急医療のできるような組織がなくなるのは自明です。 ということで、今回の騒動が ボディブローのように効きます。 長引くほど加速します。 月単位ぐらいです。 |一覧| |
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