銀色の境界

１クールで終わらせるには惜しいほどのずば抜けたクオリティを見せてくれた京アニの力作、涼宮ハルヒの憂鬱もついに最終回。

先週解説しまくった伏線消化だ。

その前にちょっとだけ長門さん。
ものすごくぎりぎりアングルのサービスショットが！

さらにはみくるちゃんもその豊満なきょぬーをキョン君に押し付けたりしちゃって…

ハルヒの嫉妬も当然か。
退屈な日々によるストレスもついに限界のようで、そこに嫉妬のイライラが募る。
そしてついに先週古泉君が言っていた可能性が！

深夜に目覚めたキョンのいた場所は…閉鎖空間。
それもハルヒと二人きり。
一派の協力で辛うじてその空間に侵入できた古泉君だが、

涼宮ハルヒが新たな世界を創り出そうと考えている。
そうなれば今の世界は消滅してしまう。

そう伝えるだけが精一杯だった。
みくるちゃんと長門さんからのメッセージを最後に古泉は消えてしまう。

キョンは古泉君の伝言通り、パソコンの電源を入れる。
最後の綱は長門さんの情報だ。
だがそれもキョン次第、ということしかわからないままコンタクト不能に…
最後に「また図書館に…」という言葉を残して長門さんも消えてしまった。

そこに襲い掛かる神人。
しかしハルヒはこの状況を面白いと感じている。
元の世界に帰る必要はないと。

懸命の説得にあたるキョン。
なんだかんだ言いつつもあの世界が好きだったこと、戻りたいこと、
そしてハルヒに対する気持ちの告白。
「オレ、実はポニーテール萌えなんだ」
唇を重ねた次の瞬間、ベッドから転げ落ちるキョン。

どうやら元の世界に戻れたみたい。
夢ではなかったことを証明するハルヒの髪型。ポニーテール。


今日もまたいつもどおりのＳＯＳ団の活動が始まる。



ハッピーエンド、かな☆
冒頭に「冒険でしょでしょ？」がなかったからがっくりしていたところだが、
まさかエピローグの挿入歌にしてくるとはな。巧いことやってくれる。
ハレ晴レユカイがなかったのは少々残念だが見事に最終回をまとめたなって感じ。
前回を説明回にしただけはある。

しかし京アニはレベル高すぎだな。
正直な話、アニメからハルヒを知った私はこの作画でなかったらハルヒに出会うことはなかったかもしれない。
アニメを一回だけ見た後に購入したコミックスを読んだ段階では正直話の内容についていきづらいものがあった。
それでもハレ晴レユカイを含む様々な京アニの演出とキャラの魅力を引き出す作画に少しずつ引き寄せられて気がつけばどっぷり浸かっていた。

最終回にしてもＢパート、特に神人襲来～キスシーン～エピローグは映画を見ているような錯覚さえあった。
とても１クールアニメの最終回ではない。

見事なまでの終幕にアンコールの声はかけづらいものだが、ハルヒ以外のものであっても今後の京アニの仕事には注目してみたい。


最後に、キャプ画像もなく長文感想・私見を綴っただけの日記にもかかわらずご一読いただいた方、トラックバックをしてくださった方皆様に感謝します。
トラックバック先の皆さんの感想を読ませていただいて、【涼宮ハルヒの憂鬱】を共有できた日々、非常に充実したものでした。
ハルヒは今日で終わりますが今後もアニメの感想は続けていくつもりなのでまたご縁があればよろしくお願いします☆