北朝鮮の核開発、米国防長官「我々は見過ごさない」
【シンガポール=望月洋嗣、石松恒】当地で開催中の「アジア安全保障会議」(英国際戦略研究所主催、朝日新聞社など後援)で30日、核開発を進める北朝鮮に対し、日米などから批判が相次いだ。ゲーツ米国防長官はこの日の演説で、「アジアや米国に破壊を及ぼす能力の開発を、我々は黙って見過ごさない」と強く警告した。 ゲーツ氏は「北朝鮮は限られた資源を核や弾道ミサイル開発に注いでいる」と指摘。オバマ政権が求める対話による解決に北朝鮮が応じないことを非難し、「国際社会で、のけ者になるか新たなコースを取るかは、北朝鮮次第だ」と対応を迫った。 やはりアジア安全保障会議に出席している浜田防衛相も同日の演説で、北朝鮮の核実験について「弾道ミサイル能力の増強と併せ考えれば、国際社会全体の平和と安全を著しく害す」などと批判した。「国連安保理が強力な新決議を近く採択し、国際社会がその履行に向けて一致した措置を取ることを期待する」と訴えた。 一方、東アジア全体の安全保障情勢に関連して、ゲーツ氏は「あらゆる分野で中国との協力の機会を探ることは米国には極めて重要」と述べ、中国と協調を進める姿勢を明確にした。中国の軍事力の不透明性についても「両国が戦略目的、軍事開発などで互いに透明性を高めることが重要」と一方的な批判は避け、歩み寄る姿勢を見せた。 これに対し浜田氏は、「主要国の持続的な経済成長を反映して、急速な軍の近代化や軍事活動の活発化が見られる」と指摘し、中国などに対して、軍備の透明性向上や核軍縮の必要性を訴えた。この記事でも見られるように世間では北朝鮮の核実験、ミサイル発射に関する問題が持ち上げられている。私は北朝鮮の動きがかなり恐ろしい。ミサイルを韓国に向かって発射するかしないかは誰も分からないことだからである。アメリカと韓国の政府はこの問題について過去に北朝鮮が同じような問題を起こり望んだとおりの結果を得た事例を挙げて再びこのような事が起こらないよう気にしている。それで、北朝鮮の武力的な挑発に対して強硬な態度を持っている。私はこのままでは戦争が起こるのではないかと心配だ。心配し過ぎなのかな...