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あぐりブログ

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2005年の農作業日誌(茨城南部)

2005年
茨城南部
約1反


4月9日 晴れ
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
今まで耕作した箇所を除草
出入り口と土手を草刈、道除草
大根は小さく、育つのを待っていたが中が腐ってだめ
ニンジンも小さいままでよくない
白菜と大根の交雑した、巻かないレタス状のものは、菜の花なら食べられるというので収穫。花が咲く前の蕾か、少し咲いたものがよい

いつも早場米の豆腐屋は、今日見たらもう田植えを終えていた

4月17日 晴れ 暑い
雑穀を調整に出す
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
今まで耕作した箇所を除草
里芋、ヤーコン、ネギ植える

昔は、ニンジンは麦のあと蒔いた。今は分けて蒔くからそろそろ蒔く
野菜は露地なら、八十八夜頃苗植えするのがいい(今年は5月2日)


4月24日 晴れ 暑い
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
ジャガイモ、ネギ除草
ハニーバンタム(今年、おととしのタネ)、ニンジン(時なし五寸)、枝豆早生、つるなしインゲン種まき

数年前に撤退した工場跡地に、大きいスーパーが入る

おじいさんの具合がよくない

5月3日 晴れ 暑い
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み

5月5日 晴れ
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
土手の草刈

5月15日 曇り→雨→晴れ
稗、高黍種まき
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
今まで耕作した箇所を除草

5月22日
粟、黍種まき
桐の枝切り
今まで耕作した箇所を除草

野菜植え:トマト(プチ、フルーツトマト、桃太郎)、キュウリ(つる)、ニガウリ、つるなしインゲン、ナス(長ナス、千両二号)、ししとう、ピーマン(京みどり、赤)、おくら、セロリ、スイカ(小玉、大玉)、カボチャ(京カボチャ、4月に芽が出ていた自家採取種)金まくわ、しその葉
キュウリ(地這)、枝豆、ニンジン、蔓なしインゲン、ハニーバンタム種まき

おととしタネのハニーバンタムの芽が出た
自分の苗のネギは元気だが、もらった苗はほとんど枯れる(胴枯れ病が入ったという)
ジャガイモ花が咲く
4/24の枝豆、インゲンあまり芽が出ていない

抜いたり刈った雑草を、まだ小さい雑草の上に被せるとたいてい小さい雑草も溶けてなくなる。すごい除草効果。土手でも、切った草をそのまま被せるとかなりの除草効果あり

6月5日 曇り
稗除草、間引き(粗く全列終了)
野菜支柱立て
ニンジン、ヤーコン、里芋除草

アブラムシで金まくわ、京みどり、おくらが縮まっている。今年は薬はかけず、そのまま様子を見ることにする。

今年はアブラムシが多く、スイカ、みかんの花、枝豆、みな縮まってしまった。スイカ苗は昨日植えなおした。キュウリも葉の裏が真っ黒で縮まっている。
雑草が出てきたが、歳なので、今年は親戚にトラクターでうなってもらった。トラクター以外は除草剤をまくつもりだ


戦争中はここらも爆弾が落ちた。まちがえたのだろう。空襲はない。爆弾は、県道をはさんだ前の家の先、目吹橋の脇の畑にも落ちた。近くの家は障子もバラバラになった。アメリカ兵は落ちて、馬埋め場に埋めた。負けた後、掘り出した。

6月12日 晴れ→曇り
高黍、間引き、土寄せ終了
稗、仮土寄せ終了

土手草刈
野菜誘引
アブラムシの害より、スイカは復活、ピーマンはだめ

トラクターで耕作しなかったせいか、モグラが多い。土が盛り上がったところは雑穀が根をはれず、成長が遅い。

6月19日 曇りときどき晴れ
黍仮除草、間引き終了
ソバ用地3分の1草刈

野菜除草
小豆、黒豆、ささげ豆まき
大根、キュウリ、インゲン、ハニーバンタム種まき

ソバ用地はマンノウで耕作しなかったためか、雑草がかなりひどい。
今年は、雑穀の除草を粗くだが、小さいうちに全列終えるようにしているので、楽。

大豆はもっと後に植える

6月26日 うす曇りときどき晴れ
粟除草、間引き。立ち鎌で除草、間引きも多いところは立ち鎌でざっとやる。間引き、除草した茎はそのまま(この後一週間晴れの予想のため)
黍立ち鎌で除草、雑草が大きいので、熊手で数箇所にまとめる

野菜誘引、除草

先週まいた豆が発芽
しし唐の苗が実は唐辛子だった
トマトは黒い筋が入り、弱々しい。病気か?
アブラムシにやられたスイカ、カボチャ、枝豆はよく伸びるようになった
ピーマンは新芽が出たが、これから伸びられるか?
収穫:キュウリ、インゲン、ジャガイモ(男爵とアンデス)

麦畑の刈り取りが終わっていた

7月3日 曇り 気温が低く、作業が楽
黍、稗土寄せ、第二の間引き
稗少し出穂
ソバ用地5分の3草刈

野菜除草
ニンジン間引き
コスモス種まき、インパチェス苗植え
収穫:ナス(多)、キュウリ、トマト、インゲン

7月9日 曇り→雨
黍、稗、粟、第二の間引き
稗かなり出穂
ソバ用地5分の1草刈

大豆種まき
ささげ支柱立て
収穫:ナス(多)、キュウリ(多)、プチ/トマト、インゲン

7月18日 晴れ
粟間引き、土寄せ
稗に防鳥ネット張り
稗完全出穂
黍、高黍かなり出穂
粟、アワノメイガが少し出ている感じ
ソバ用地草刈


収穫:ナス(多)、キュウリ(多)、プチ/トマト、インゲン(多)

7月24日 曇り 涼しい
粟間引き、土寄せ
これで間引きと土寄せ完了
ソバ用地半分鋤き込み

野菜除草
ジャガイモ半分掘り起こす

収穫:ナス(多)、キュウリ(多)、プチ/トマト、インゲン(多)、金まくわ(2ヶ)、青うり(3ヶ)、ジャガイモ(アンデス)

あと40日で米は収穫だ
みな高齢になり、花をやる人も少なくなった。2週に一度しかトラックも来なくなった


7月30日 うす曇り(暑い)→曇り/小雨(涼しくなる)
黍防鳥ネット張り
ソバ用地半分鋤き込み、暑くて鋤き込みがきつい

野菜除草
ナス刈り込み

収穫:ナス(いったん終了)、キュウリ(多)、ニガウリ、プチ/トマト、インゲン(終了)、金まくわ(1ヶ)、スイカ(1ヶ)

ジャガイモを山谷で食事提供活動を行う教会に送る

昨年、黍の種を持っていったおばさんが来て、去年もらった種、私の畑よりももっと背丈も高くなり、ぼっさり成っているよと自慢。地元のタネはまだ穂が出ていない、こっちのタネは早生だね、とのこと

8月10日 曇り→晴れ
ネットを調整
高黍除草、高黍にも茎に虫が入って折れたものが数本あり
ソバ用地除草

大豆が雑草のまけて消えていた。元大豆畑を除草
ニンジンも雑草にまけ、ほぼ消滅、残っているものも根が成長しておらず食用にならない
土手除草
花の苗はコスモス以外、雑草にまけたようで、消えていた
収穫:ニガウリ、プチ/トマト

8月21日 晴れ 暑い
稗3分の2刈り、横木に立てかけて干す
ソバ用地除草

粟にもスズメがたかるようになった

野菜除草

スイカやカボチャの除草は注意しないと、蔓を傷つけてしまう。蔓が枯れたものは、まずい
冬の雑草は鋤き込むと枯れるが、夏のはすぐ根を張って出てくる。トラクターをかけてうなえば、生えにくい。トラクターをかけない場合は、刈って、夏場は茎を散らしたまま放置したほうが、マルチになり雑草が生えず、さらに下の根も一緒に枯らすようで効率的
収穫:キュウリ、ニガウリ、プチ/トマト(多)、おくら、スイカ1ヶ

おばあさんの話では、昔は粟は作ったが黍は作っていなかった、地元のタネはないはず、という
モロコシ(高黍)は作っていたが、肥料を食っちゃって大変だ


8月27日 曇り
黍刈り
8/25、26は台風の大雨。このため、先週刈った稗にカビが生えたり、発芽しているものもある
干し場を増やし、稗の干し束を小さくして、広げて干す
黍は束ねてガレージ内に干す。上から吊るした分と、場所が足りずシート上に積み上げた分とある

ソバ用地除草してタネまき。昨年の出来がよくなかったため、西側に昨年収穫したタネ、東側に出来の良かったおととしのタネをまいてみる

ネットにカブトムシ5,6匹、スズメが一羽ひっかかっていた

大豆、小豆、黒豆畑除草

先週草刈したところはすっかりかれていた。7,8月始めは刈ってもすぐ生えてくるが、お盆を越すと、雑草も勢いを失うようだ
収穫:プチトマト、ピーマン、ニガウリ、青うり、おくら、カボチャ、ジャガイモ

そろそろ大根をまく節だが、早すぎると虫が苗を食べてしまう。そういうときはランネートをかけるといい。ランネートはもう売らなくなったというが、U種屋やH種屋で買えるときく

売っているタマネギは、育たないよう薬をかける。ジャガイモにはかけない。
毎年ジャガイモは5キロ種芋を植える。今年は3キロにしたが、広めに植えたら大きいのができた。昔は、ジャガイモは縁の下に入れて貯蔵した。今はガレージに、日を当てぬよう、ダンボールで蓋をして貯蔵、風通しをよくすれば、1年もつ。芽が出ぬよう、芽かきをする必要がある


9月3日 晴れ 暑い 大型台風が月、火あたりに来そうな感じ
黍、稗脱穀
稗のカビは、先週の干し直しできれいにとれ、よく干せていた。黍のシート上に積み上げた分は、蒸れて少しカビ気味のため、干しなおす。黍は出来はいまいち
稗残り刈り、干し
高黍4分の3刈り、ガレージに干す
ソバ、昨年のタネもおととしのタネも変わらず、きれいに芽が出ている

ジャガイモすべて掘り起こし、すでに地上に芽が出ていたので、取って陰干し
収穫:ナス、ニガウリ、プチ/トマト、ピーマン、おくら

9月11日 曇り→雨 暑い→涼しい
黍、稗残り脱穀、唐箕たて
高黍残り刈り、干し

タマネギ、大根、ニンジン、白菜種まき
タマネギは、当日除草した草を鋤き込んだ上に蒔いたため、根がやけるかもしれない、と思う
収穫:ナス、ニガウリ、プチ/トマト、ピーマン

栗は毎日落ちたのを拾っていれば、虫がつかない

9月17日 晴れ
粟刈り。まだ青い房もあるが、かなりスズメがついて食べられているので、実ったものから収穫、3分の2ほど終了。粟は今までスズメはつかなかったが、今年から食べるようになったので、来年はネットを張る必要がある
黍、稗のむしろ干し

ソバかなり伸び、花芽がつく

大根と白菜芽が出る、ニンジン、タマネギはまだ

収穫:ナス、ニガウリ、プチ/トマト、ピーマン

9月25日 台風だが、そうひどくなかった
高黍2分の1引き抜く
ソバ除草


10月8日 曇り→雨 よって作業は午前中のみ
高黍残り半分引き抜く
刈り残りの粟、かなりスズメに食べられた様子

大根、白菜は芽が出るも虫に食われる。白菜の種まきなおし
ニンジンは芽が出ない。

今年は虫が多い。秋まき野菜は、早くまくと虫に食われる、遅くまくと霜にやられる

10月15日 曇り
粟残り刈り。草の茂みの中など、けっこう残っていた。鳥も茂みの中に入っては食べないようだ
高黍残り引き抜く

土手の草刈

タマネギ芽が出る
黒豆よくできる。小豆もさやができるが、まだ青い
ナスに虫がついていた
夏にタネをまいたキュウリが生えてきて、花が咲いている
虫に食われた白菜は根元から新芽が出てきた
収穫:ナス、ピーマン、ニガウリ、プチトマト、インゲン(多)

10月23日 晴れ
黍、稗むしろ干し
ソバのところに鳥が沢山いたので、ネットをかける。しかしソバは脱粒しやすいため、ネットを張っていると引っ掛かってすぐに落ちてしまう。結局かなり落とすことに


収穫:ナス、キュウリ、ニガウリ、プチトマト、インゲン

花をやっていた一人は、高齢で辞めて、畑を人に貸した。東京から来ている人で、老夫婦で畑をやり、余った野菜と近所から安く買った野菜を東京で売っているらしい。人を雇って、1日5000円でやったりもするが、それより余りを安く買ったほうが良いようだ、と思ったらしい、との近所の人の話。

コミュニティーバスが今度できる。福祉バスは金曜のみ、1日4本。医者に行くと帰りの便が悪い。歳で車運転できなくなったので、コミュニティーバスができたら、町まで出られるかもしれない

麦などあちこち借りて人雇って大々的にやっていた人は、税務署にとられたらしい。大型機械がいるし、いちいち申告していなかったようで、やられたらしい


10月30日 曇り
粟脱穀、落ちが悪い。再度干して来週もう一度脱穀することに
粟の幹刈り
ソバネット直し。ハトが迷い込んでいたので、追い出す。脱粒したソバだが、花が再び咲き、かなり実をつけ、復活している。シジミなどの蝶が入れるよう、ネットの両脇をあける

小豆3分の一引き抜いて干す
えんどう豆を7粒まいてみる
収穫:ナス、キュウリ、プチトマト、インゲン

脱穀は、西風の吹く晴れた日でないと落ちが悪い。西風の吹く日はよく乾く。干すのによい。北風や東風だと、吹いても乾かない

ソバを毎年やっている味噌やでも、ソバにネットはかけていない。鳥はソバは食べないのではないか


11月3日 晴れ、曇り、雨
くるり棒が壊れたが、竹を切り、火であぶって曲げて取り付け、直してくれる
粟、高黍脱穀
高黍唐箕たて(雨で粟はできず)
ソバ実がつく

小豆収穫、干す
今年はアブラムシの影響で、ピーマンの収穫はいまいちだった
コスモス咲く
収穫:キュウリ、インゲン

まだ近所もソバを刈っていない。来週か?

11月13日 晴れ
高黍、引き抜き時に刈り取った後から実入った穂(長雨でカビが生えていた)を脱穀。その後何回か干すが、結局質が悪く、捨てる
粟唐箕たて
高黍、粟むしろ干し
ソバ実入るのと、青いのと、花がまだ咲いているのとある

黒豆の葉が落ちる。実はまだ青いものもあるため、南側の2本だけ引き抜く。小豆も黒豆も、毎年南北畝の南から実入る。
小豆はほとんど収穫、ゴザの上に干す
収穫:ピーマン、トマト、唐辛子

味噌やのソバは刈り取られていた。

裏の桐林を伐採している。北側の畑は金作のため、陰になると言われたらしい

そろそろ里芋を掘り起こし、土をかぶせてコモをかけて保存する。種芋は深く埋めるが、食用は浅くする

大根は、青首(早生)、聖護院(中生)、晩生種の3種植える。晩生種は首を上に出さない、長い種類で、霜にあたらない。聖護院も上に出ないので、霜にあたらない。

今年は2箇所の畑を麦に貸した。いつもはもう蒔いているが、今年はまだまいていない。もう一箇所は、半分農地、半分雑種地で税金が高い。田は水利管理だので年5万少しかかる


11月20日 曇り→晴れ
粟、高黍むしろ干し
ソバ半分刈り。くるり棒で脱穀。青い実が多いため、収量は多くない

小豆干し。小豆はよくできた
小豆、黒豆収穫
さやえんどうは2本しか残っていない

裏の桐林はほぼ伐採終了

麦は11/16、17頃まいた。遅いが、このあたりは暖かいので、寒いところからまく、と業者

おとといか先おとといあたりから今日まで、大霜が3,4回降りた。芋も夏の雑草もいっぺんに枯れて黒くなった。日影は昼遅くまで白く霜が降りている

今年の小豆はよくできた。うちは苗を買って植えたが、アブラムシがついてだめだった。まく時期がよかったのだろう。早すぎても遅すぎても出来が悪い。このあたりでは北海道の小豆を売っているが、まいてもだめだった

さやえんどうは今頃まく。早すぎると、伸びたところを寒さにやられる。今頃まくと、小さいまま冬を越し、春伸びる


昔はむしろを庭いっぱいに広げて、麦だのを干した。いったん折り畳んで、熊手で広げる。それを1日2,3回繰り返す

竹は人のヤマからただで取ってくる。今は売ることもないから、とっても何も言われない。昔は専門の職人がいて、籠だの何だのを作った。
落ち葉もみなでさらいに行った。林は所有者がいるから、その人がさらった後に取りに行く。集めて、水だの、ほかのものも混ぜて発酵させ、上に土をのせて苗を作る。上には寒冷紗を被せる。ビニールがなかったから。発酵は熱すぎても、冷たすぎてもだめ。

屋号はどこでもついている。新しく外から来た人は、苗字で呼ばれることになるだろうが。ここは天の前。神社の前(天王様)だから。ほかは大工だの、よく来るおじいさんは昔タバコを売っていたから煙草屋だの、職業か、○○べえどん、XXどん、と昔の名前も多い。苗字だと、同じことが多いから、わからなくなる。子供が同じ敷地内に新しい家を建てている場合は、XXの新宅、と呼ばれる


11月26日 晴れ
高黍、稗、粟干し
ソバ残り刈り、脱穀

小豆収穫
コスモス種とり

野菜すっかり枯れる

桐林はすべて伐採終了

近所は15軒ほど班になっている。一人入院し、親戚が見舞いにゆく。前に見舞うわけにもゆかず、本家と相談していつ見舞うか決める

花やっていた頃は、よく今のN市から東京へ歩いていった。花やっている人何人もで行って、上野の市場、大久保の市場2箇所へお金を取りに行った。送ってもらってもいいが金がかかる。ついでに羽田に行ったり、増上寺、東京タワーを見て回った。大久保の市場のそばには、大きな種屋があってタネを買った。その種屋は、今はよそへ移った。地図を見て行く場所を確認できたので、皆から頼られた。当時一緒だった人たちは、もう皆亡くなった

昔はここらは小作が多かった。南は自作が多かった。地主は医者の家、そのそばに今はもうつぶれたが一軒、裏に一軒あった。昔は一坪でも麦を植えた。売れるから。野菜や柿を植える人はいなかった。小作料取られるから、皆子供に教育なんてしてやれない。子供が多いと奉公に出す。昭和二十何年までそうだった。そういう親たちを見ているから、一所懸命土地を買って集めた。それが今は、子供らは土地はいらない、と言う

柿の苗を買った。高くせず、小さくして植えるつもり。さくらんぼがあったが、高くなり、鳥がつくのでネットを張ろうにも上からかけられなくなった。脇だけ張っても、上から入ってみな食べてしまう。おじいさんが上を切ったら枯れた。桜切る馬鹿と言うが。すももは、2本ないと実がつかないという。桃もあったが、虫がつく。りんご、梨、桃は農薬がないと作れない


12月3日 晴れ
ソバ残り刈り、脱穀、唐箕たて
里芋を掘り起こし、茎を切って土中深く埋める
ヤーコン一部収穫、芽を土中深く埋める
野菜用のマルチはがして里芋とヤーコンを埋めた上にかぶせる
ささげ収穫、干し
収穫:里芋、ヤーコン

国道沿いは二階屋は建てない約束だったが、建てた。二階屋や林が南側にできると、畑が日影になる。冬は凍って使えなくなる

12月10日 晴れ
小豆、黒豆脱穀、箕できれいにする
野菜畑の支柱解体、マルチはずし、里芋に被せる

タマネギ、以前はけっこう芽が出ていたが、ほとんどなくなってしまう。やはり雑草を当日埋めた上に蒔いたため、根を張れないうちに大霜が降りてうきあがり、枯れてしまったようだ
白菜も結局消えてしまった。ニンジンはほとんど発芽せず
大根のみ、小さく育つ
収穫:里芋、ヤーコン

タマネギは普通、9/10から20にまくといい

12月25日 晴れ この冬一番寒い朝 今年は寒冬
ささげ収穫
おくら種取
ネットに犬が引っ掛かっていたので、近所の人が逃がしたという。ネットはずして整理

1月29日 晴れ
ネットに絡んだ茎や雑草、枝を取り外し、破れた穴を繕う

2月5日 晴れ かなり寒い 朝は東京でも-1.9℃、この冬一番の冷え込み
ネット整理の続き
2箇所堆肥積み場を掘り、高黍を積み上げる
収穫:ヤーコン、里芋

2月11日 曇り 暖かい
高黍、黍などを堆肥積み。例年に比べ、遅すぎた。今年は去年分がほとんど分解していないため、使えない。夏に切り替えなかったせいと思われる。堆肥が足りない
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
収穫:里芋、大根

3月5日 晴れ 暖かい
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
小屋に貯蔵した雑穀をねずみに齧られる。におい取りを兼ねて干す

3月11日 晴れ 暖かい 10日は寒かった
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
今年はカブトムシが沢山いる
また雑穀をねずみに齧られたため、干した後調整に送る
収穫:ヤーコン、里芋

茶飲みにきていた近所の人が、いい小豆だから分けてほしい、というので分ける

3月21日 晴れ 暖かい
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
ジャガイモ植え(男爵、メイクイーン、昨年取り残した芋(男爵、アンデスの紅芋))

3月26日 晴れ 暖かい
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
知人がカブトムシを取りに来る
収穫:ヤーコン、里芋

相場:一軒の家賃:5万、一反半の畑+家+山林合計3反:1680万
畑1反700万で売ったという。場所によっては坪数千円だ
麦はただで貸す。トラクター、肥料代かかるから




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