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あぐりブログ

あぐりブログ

2006年の農作業日誌(茨城南部)

2006年
茨城南部
約1反


4月1日 晴れ
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
ネギ、カリフラワー、グリーンボール、レタスの苗を買ってきて植える

みな先週までにサトイモを植え終わった

4月9日 晴れ
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
里芋を植える
ハニーバンタム(昨年の種)、三寸人参、早稲枝豆を植える
小松菜を植えたかったが雨のあとはだめなので翌週に延ばす

林の奥に老夫婦が住んでいる。おばあさんがいつもこちらの作業を見ており、何をやっているのか聞いてくれ、と云われたので、とおじいさんがやってきた。雑穀やサトイモ、カブトムシの幼虫、夏の日陰がなくなった話などをしていると、うちに休みにくればいい、と言う。

4月15日 晴れ
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
雑穀用地などを除草
ヤーコン、サトイモを土中から掘り出し、ヤーコンを植える
つるなしエンドウ、大根、小松菜、枝豆を植える
キャベツ、ブロッコリーに寒冷紗をかける
しょうがの苗をもらって植える(しょうがの苗は高い)

5月6日 晴れ
マンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
土手の草刈

雑穀、野菜用地を立ち鎌で除草
ジャガイモ、小松菜、大根間引き
人参除草
ハニーバンタム、つるなしインゲン、枝豆まきなおし
地這いキュウリ、小笠原でもらった春うこんを植える

5月14日 くもり
稗、高黍の用地を除草し、乾かしてから種まき
小松菜、大根間引き
キャベツとブロッコリーの青虫退治、寒冷紗を張る範囲を広げる
野菜用地を立ち鎌で除草

雨が多く雑草の繁茂がすごい。立ち鎌除草では根付いてしまう

5月21日 はれ
粟、黍の用地を除草し、乾かしてから種まき
野菜植え:トマト(プチ、フルーツトマト、桃太郎)、キュウリ(つる)、ニガウリ、ナス(長ナス、千両二号)、ししとう、ピーマン、唐辛子(伏見甘長)、おくら、スイカ(小玉、大玉、タヒチ)、カボチャ(ぼっちゃんカボチャ、東京かぼちゃ)イチゴ
サツマイモ苗植え(植えるとき、しおれた苗が多く、根付くか心配
枝豆、小松菜、蔓なしインゲン種まき

ハニーバンタムの芽が出ない
ネギ、キャベツ、ブロッコリー順調、レタスも巻く
収穫:レタス1個

5月28日 雨のため午後から 雨が多い
高黍は生えが悪い。少し掘ってみたが、種が見つからず、3列まきなおした。残りは待ってみることにする
じゃがいも、ネギ、サトイモ、人参、豆除草
ナス、トマトに支柱立て
豆用地除草

サツマイモは一見枯れた感じだが、小さく芽が出ているところもある。助かるか?
サトイモ芽が出る
収穫:レタス、ネギ、ブロッコリー、大根、小松菜

日照不足で野菜が高くなっている

6月4日 曇り 涼しい
粟3列まく
高黍除草、間引きを補植、残り4列蒔き直し

ピーマン支柱立て
ナス、ピーマン、ししとう、スイカにアブラムシが出たのでランネートをかける
大根種まき

サツマイモは1本以外根付いた
レタス、キャベツ、ブロッコリーよくできる
枝豆は芽が出ていたのに無くなってしまった
収穫:レタス、ネギ、ブロッコリー、大根、小松菜、人参

枝豆などは芽が出たところを鳥が食べるとのこと。それでトウモロコシも苗立てして植えるようになった
どうやら、高黍も鳥にやられたらしい
サツマイモは3分の1くらい土に入れ、必ず踏む。でないと活着しない

6月13日 晴れ→曇り
高黍、除草、補植
黒豆、小豆、枝豆をまく

小豆のタネをあげた近所のおじいさんの話では、この栃木でもらった小豆は大納言用だ、この界隈で植える小豆は金時、赤飯と一緒に炊くものだとのこと。豆はまだ早いんでないの、と言っていたという

昔は3回くらい鍬で土寄せして除草した。手でやったのではおっつかない。
田ん中の農地は人に貸した。今年から親戚の男性が北の畑でスイカを作っている


6月17日 曇り
稗3列除草、高黍補植
黒豆、小豆畑の上にネットを張る
サトイモ、ネギ、野菜除草

キャベツを収穫しようとしたら、割れていた!13日は大丈夫だったのだが、遅かった

6月18日 雨
稗、黍を鍬で除草、簡単に間引き。涼しいためはかどる
枝豆、ささげ、キュウリ種まき
土手草刈

高黍の土寄せをすべきだったができなかった

6月24日 晴れ
稗間引き終了、黍2列間引き、高黍除草
豆のネットをはずす

先週高黍の土寄せをしなかったため、だいぶ雑草がのびる
ジャガイモに病気が入る。おばあさんの家でも入ったという。この時期はいつも入ると言っていた。入っても茎が生きていればもう少し大きくなるから、そのままおいてるとのこと
枝豆以外の豆はよくできる

6月25日 曇り 涼しく作業しやすい
稗9列土寄せ、黍2列土寄せ、高黍除草、粟除草完了
ジャガイモ除草
収穫:キュウリ、ナス、ネギ、小松菜

昨日人に頼んで、ネギに薬をかけてもらった。今年は日照不足、特に関東は平均の2分の1でおかしい
こちらもネギも葉の先が枯れかかり、ひょっとして病気か?

7月2日 曇り 気温は高いが日差しがないので作業は楽
黍間引き除草
高黍4.5列除草土寄せ

豆除草
大根とネギの種取
コスモス種まき
人参、つるなしインゲン、キュウリ種まき(キュウリは何度まいでも芽が出ない。去年の種のため、だめか?)

土寄せしたところは雑草が抑えられている
高黍は生長すると土寄せが大変、若い時にやっておきたかったが、欠株も多く、まきなおすと小さい株が混じり、できなかった
これ以降、毎年、高黍は発芽にばらつきが見られるようになる。発芽がそろわないと、まきなおし、補植も手間で、土寄せスケジュールにも影響する。鳥が食べていることも多いようだが、広いのでネット張るのも面倒だ。厚まきにしたほうがよいかもしれない。


収穫:ナス、キュウリ、トマト、大根、ネギ

7月8日 曇り 湿度高く暑い->涼
稗完全出穂
ソバ用地3分の2草刈

ネギ、ジャガイモ、サトイモ、野菜、豆除草
キュウリから芽が出る
収穫:ナス、キュウリ、プチ/トマト、ジャガイモ、インゲン

7月9日 曇り->雨 湿度高く暑い->涼
黍土寄せ、粟除草6列粗く間引き
高黍1.5列土寄せ、補植
ソバ用地6分の1草刈

ネギ、ジャガイモ、サトイモ、野菜、豆除草

間引き、土寄せはほぼめどが着いた
スイカのつるが出てからの除草は、傷つけることが多く課題
つるを動かさないほうがよいようなので、芽が出たら高黍の茎などを並べて草よけにすべき

7月16日 曇り
稗、粟残り鍬で除草
高黍残り1.5列除草土寄せ
稗、黍完全出穂、高黍半分出穂
稗、黍に防鳥ネット張り

ネギ、サトイモ土寄せ

スイカ育つ
サトイモ急に伸びる

収穫:ピーマン(多)、ナス(多)、キュウリ(多)、プチ/トマト(多)、インゲン(多)、ししとう(多)、枝豆、ジャガイモ、ゴーヤ(1個)

おじさんが来て、黍早いな、モチか、粟はうちも植えているがこんなもんだ、穂が出たら1房でいいから種をくれ、と言うので、いつでも採っていいと答える

7月23日 曇り
粟除草間引き
粟ほぼ出穂、高黍出穂
稗胸丈、黍腰-胸丈、粟胸丈、高黍2m

野菜除草、ネギ土寄せ
ジャガイモ半分掘り起こす

収穫:ピーマン(多)、ナス(多)、キュウリ(多)、プチ/トマト(多)、インゲン(多)、ししとう(多)、枝豆、ゴーヤ

私のトマトを見て、できがいい、とおばあさん。ビニールかけずにうまくできるなら、来年からかけない、と言うので、今年は日照不足で、そのお陰ですよ、毎年そうできはよくないです、と言う。

奥のおじいさんが亡くなった。一人暮らしで、最後1ヶ月入院した。娘二人は結婚して、都心に近い市に住んでいる。誰も戻る気が無いので、貸すという。誰かいねえか?と聞かれた。
ほかにもこの土地で、1反の土地に47坪平成2年築の家が2250万円で売りに出ている。どうだろ、誰か買わねえか?

畑は税金が安い。田も安いが耕地整理の金がある。それは払い終えたからだいぶ安くなった。でも組合費があり、それはずっと続く。水利権だののお金だ。2反半の田ん中(田圃)の土地で4万7千円くらいとられる。

昔はこのあたりにも4件店があったが、みな車で町へ行くようになり、つぶれた。
30年前車買って便利した人も、年とって乗れなくなるので、今度バスが出るようになる。
今までは週に一度、無料の福祉バスが町まで出てくれた。これからは毎日出るが有料になる。


7月30日 晴れ
粟土寄せ、高黍除草(ほぼ終了)
ソバ用地半分草刈、鋤き込み

ナス刈り込み

サツマイモが繁る
収穫:ナス、キュウリ、プチ/トマト(多)、ししとう、ピーマン、オクラ、枝豆、スイカ(1ヶ)

おばあちゃんの畑はナスができないという。
鶏糞を入れると他はできるが、ナスはだめだ。繁るが実が大きくならない。隣の農業大学校行ってるのに聞いたら、土壌消毒すべきだが、危険だからやらないほうがいい、と言われたそうだ。
スイカを烏にやられた。裏の林に巣があるという(私の畑では烏にスイカをやられたことは一度もない)
今年、花を運ぶトラックが来ない。それで聞いてみると、花を出す人が減り、ガソリン代も高いので行かなくなった、という。出す人は自分で東京まで持ってゆくらしい。


8月6日 晴れ 暑い
粟後まき3列、高黍塀ぎわ除草
ネット補修
ソバ用地除草、暑くて鋤き込めないため、積んでおいて、ソバをまくときに畝間に草よけに置くことにする

ジャガイモ掘り出し&茎鋤き込み

収穫:ジャガイモ、スイカ2個、ししとう(多)、ピーマン(多)、ニガウリ(多)、キュウリ、オクラ、枝豆、プチ/トマト(多)

秋植えじゃがいもがはやっている。普通のイモは植えても芽が出ないが、特殊処理(光をあてるだか、温度管理だか)したイモで、今頃植えると芽が出て秋に収穫できる。春までよくもつ。ただしイモが高い。

8月20日 曇り 暑い
稗2分の1、黍3分の2刈り、横木に立てかけて干す
粟にもスズメが少しついたので、黍の部分のネットをかける


雑草の伸びは激しい。ソバ用地もきれいにしたのがまた生えている
ゴーヤの伸びもよく、毎年お盆を過ぎると隣のトマト、ピーマンが埋もれるくらいの勢いになる
トマトはよく実っている
あとからまいたキュウリも順調に伸びる
カボチャが実らない

収穫:スイカ1個、ししとう、ピーマン、ニガウリ(多)、キュウリ、オクラ、ナス、プチ/トマト(多)

8月21日 晴れ 暑い
ソバ用地除草、ぬかをまく

8月27日 曇り
稗刈り、終了
ソバ用地除草してタネまき。除草した草をマルチ


野菜や稗用地の雑草が急に伸びていた
サトイモの丈が低い
今年はなぜかカボチャがだめで、実がついても小さいまま枯れてしまう
サツマイモよく繁る
黒豆、小豆、花芽がつく

収穫:ししとう、ピーマン、ニガウリ、キュウリ、枝豆、ナス、プチ/トマト、オクラ

元桐林の地が除草されていた
うなってもらうかわりに畑を貸している。キュウリ、大根、早稲はくさいを植えている。

9月3日 晴れ 暑い
黍、稗脱穀
稗2袋、よくできる。黍半袋
黍残り刈り、干し
台風が来るので、ネットをはずして片付ける

やはり一緒に刈ったほうが干すタイミングがそろうので楽だ
8/20にあわてて刈らなくてもよかった。鳥対策ができていれば、台風が来ない限り8/27でも大丈夫だった

収穫:スイカ1個、ナス(多)、キュウリ、ニガウリ、プチ/トマト、おくら

みな稲刈りで台風を気にしている。低いところは水をかぶる

9月10日 晴れ 暑い
黍、稗干し、黍半分脱穀
高黍刈り、干し
ソバ間引く(ソバもやしを収穫)

タマネギ、大根(自家種)、ニンジン(自家種)、ネギ(自家種)、小松菜種まき

収穫:キュウリ、ナス、ニガウリ、ししとう、プチ/トマト、ピーマン(オクラは大きすぎてだめ)

栗は毎日落ちたのを拾っていれば、虫がつかない

9月16日 晴れ->曇り
稗黍残り脱穀、唐箕たて、干し(稗1袋、黍半袋)
ソバネット張り(昨年出来がよくなかったのは鳥が原因かと思ったため)

白菜苗植え、たまねぎ種まき
大根、小松菜発芽

収穫:キュウリ、ナス、オクラ、プチ/トマト、ピーマン

味噌屋のソバは全面に生えており、畝間なし。まびかなくてもよいようだ
早生の白菜はもう植え終わった、今は晩生の苗のとき
たまねぎは20日までにまく


9月23日 晴れときどき曇り 台風接近で風があった
稗、黍干し
ソバネットが倒れていたので直す
ソバ花咲く

野菜、サツマイモ除草
土手除草
たまねぎ、人参、ネギ発芽
収穫:キュウリ、ゴーヤ、ナス、プチ/トマト、ピーマン
野菜はそろそろ終わり


彼岸で、午前中何人か来た。四十九日のところへは息子が行った。2代前のおばあさんがこの地へ来て婿をとった。その息子と神社のほうから来た嫁が自分の親。みな80代まで生きた

9月30日 晴れ
稗、黍干し
粟ネットはずし、刈り取り
ソバネット直し、ソバ満開、蝶や蜂が多数飛び交いよい感じ

収穫:キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、ネギ、つるなしインゲン

10月14日 晴れ よって作業は午前中のみ
稗、黍、粟干し、高黍の茎を引き抜く
ソバはネットがかかると脱粒しやすい。防鳥なら来年は糸がよい

大根、ニンジン、玉ネギなど除草
収穫:ナス、キュウリ、ネギ、オクラ、小松菜、間引き大根、ピーマン、つるなしインゲン

10月21日 晴れ
粟脱穀、干し、高黍の茎を引き抜く(終了)
干し場解体
ソバは満開から薄黒い感じになり、実りはじめる

小豆の出来よし
白菜が伸びている

収穫:キュウリ、小松菜、間引き大根、ピーマン(多)、つるなしインゲン、トマト(ナスは硬くてやめる)

みなそろそろサツマイモを掘っている。寒さが来る前なら、もうちょっとおける

11月4日 曇り
粟10/21に脱粒しなかった分を再脱穀、干し
ネズミが出たので、酒ケースの上に板を置き、ネズミ返しにした上に袋を載せて貯蔵

小豆のさや取り、よく実る。黒豆も順調
ネギ、たまねぎ、人参、白菜順調
豆、大根、ネギ、葉物は種まき時期さえ間違えなければよくとれる
キュウリとゴーヤは枯れる
夏忙しくて掘り残したジャガイモを掘ってみる。7月に掘ったとき、男爵はつるつるだったのが、今回表面にぶつぶつができている(そこから虫が入りくさっているものも)。紅あかりはきれいだが、7月のはしばらくおいてもきれいなままだったが、今回はすぐシワになった
収穫:ナス、小松菜、大根、ピーマン、つるなしインゲン、トマト

西風が吹き、夏植え秋取りのジャガイモの葉が落ちた。これからまだ太るはずだが。夏植えは、冬から冷たいところで眠らせる、だから高いのだそうだ

昨日大工がしょうがを掘り起こしたというが、まだ早い。うこんもまだ早いだろう。サツマイモはそろそろいいかもしれない
今年は水分が多く、サトイモの出来がいい、とみな言っている


しかし、自分の畑ではあまり出来がよくなかった。雑草まみれにしてしまったのと、密に植えすぎたことが原因のようだ(イモが余り、もったいなくてすべて植えたため)。小芋があまりつかず、ひどいものは親イモのみ

11月12日 晴れ  昨日雷、今日大風
ソバ刈り
やはりネットは風でソバに絡み、脱粒してよくない

豆の葉もかなり落ちたが、まだ黒豆の収穫には早い感じ
大根土寄せ、早く間引いた列は大きく育っている
サツマイモを掘りたかったが、帰りによるところがあり持ちきれないのでやめる
収穫:ネギ、小松菜、大根、ピーマン、トマト

夏植え秋取りのジャガイモはあまり出来がよくない
私の種からあちこちでまいた小豆は、痩せた土地では好く取れたが、肥料やりすぎたところでは花が咲かずだめだったとのこと


11月18日 晴れ→曇り
ソバ刈り、脱穀、干し
先週刈った分は、小屋に積んでおいたものより、畑に放置したソバのほうが乾いていた。積む量によるようだ

小豆さや取りして収穫、黒豆は葉が落ちた分のみ抜いて縛り、軒下干し

収穫:ネギ、小松菜、大根、白菜

大霜が降りた。サトイモが一気にしおれていた。周りはみな収穫しはじめている

11月25日 晴れ
高黍脱穀、粟、ソバ刈り、干し
小豆、黒豆収穫
サツマイモ掘り、巨大になっていた
コスモス種とり

収穫:ネギ、小松菜、大根、白菜

朝今年一番の冷え込みだった。今までも霜が降りたが、今朝は真っ白に降りた
近所でサツマイモが腐っていたという人がいる。サツマイモは寒いと腐る


自分のはみたところ大丈夫そうだったが、置くとすぐ中が黒くなりだめになるものと、しばらく置いても大丈夫なものとあった

12月3日 晴れ
ソバ刈り
粟、高黍、ソバ唐箕たて

小豆収穫
里芋を少し掘り起こす
大根土寄せ
たまねぎ除草

収穫:大根、小松菜(終了)、ネギ

12月16日 曇りときどき晴れ
ソバネットにかかった分を脱穀、干し、高黍干し
黒豆脱穀
里芋、ヤーコン、ウコン掘り起こし、土中に埋める。サトイモは予想よりも出来がよかった

収穫:大根、白菜、ネギ

霜は降りるが、今年は暖かい

つくば新線開通の影響で、東京までゆく高速バスの路線が統合されルートが変わるだろうという

昨日おとといと向かいのおじいさんが遊びに来てくれたが、おとといは橋の友達のところ、昨日は病院でいなかった。それで今日遊びに行ったが寝ていた


12月24日 晴れ この冬一番寒い朝 今年は寒冬
黒豆箕できれいにする
ネットはずして片付け
カボチャ、スイカのところのマルチをはずしてサトイモを埋めた上にかける

収穫:大根、白菜、ネギ(サトイモ、ヤーコンを持ち帰る)

近所の人たちが出て、神社の掃除と飾りつけをしていた
この時期、1年に1回、行政が一人住まいの老人にお弁当を配る

里芋の煮付けは水を入れずに作る。里芋を洗い、そのついた水と醤油、砂糖だけで、焦がさないよう弱火で煮る


1月8日 晴れ
高黍を堆肥用に積む
野菜畑の整理

土中に埋めず、小屋にしまったヤーコンをネズミが食べつくしていた

1月21日 晴れ
タマネギ植え替え(普通は9/20までに種まきして10月中ごろ植え替える)。
今だと霜で根が上がってしまう。よく踏みつければ多少いいかもしれない
高黍を堆肥用に積む
鳥がキャベツ、大根の葉を食べるのでネットを張る

小屋にしまった里芋を少しネズミが食べていたが、板の上においた雑穀は大丈夫だった

収穫:大根、白菜

今年は鳥が葉物を食べる害がひどい。大工も張ったという。他に食べ物がなくなると、ほうれん草の苗も食べる。からし菜は食べない
この前、タマネギに追肥をやった


向かいの床屋が亡くなった。女達は食事の支度を始めている。歳で手伝えない場合は、子供に来てもらう。休んでばかりだが、休んでも来てもらわないとつきあいがあるから困る。田舎は付き合いが大変だ

1/10からバス路線が統合されルートが変わった。路線が開通した当初は、みな珍しく、ここからも満員で乗れないくらいだったが、新線ができてからほとんど乗っていない


1月27日 晴れ
ソバ干ししたあと、精白に出す
鶏糞を貯蔵する上を覆う青シートを買いにゆく。種ジャガイモがもう売られていた
収穫:ヤーコン、大根

2月12日 晴れ
ソバを精白所より受け取る
鶏糞を貯蔵するための穴掘り
タマネギの葉先が枯れている
収穫:大根、白菜

2月17日 曇り
鶏糞を穴に搬入してもらう
無人精白所より米ヌカを取ってきて上にまき、堆肥を鶏糞の上に積み(この時点でほとんど匂わなくなった)シートで覆った
芽が出ていたジャガイモを植えてみる
高黍、粟の茎を堆肥に積む

畑は全体的に秋の雑草が立ち枯れになっているせいか冬の雑草のない状態
収穫:大根、ネギ、里芋、ヤーコン

鶏糞は匂いを抑えるため、籾殻を入れて発酵させたもの。トラック1台2トン単位でもらう。今、生鶏糞はお金を取らない。散らす場合のみ取る。
1反の畑に普通4トン入れる

2月23日 それまで4月の暖かさだったのが昨日より急に寒くなった
鶏糞を掘り出して散らしながらマンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
収穫:大根、ネギ

昨日は西風が強く吹いた
4:55から5:20の間、白鳥が上空をコウコウ鳴きながら飛んでいる。まだ練習中だが、じき帰る


3月4日 晴れ 暖かい
鶏糞を掘り出して散らしながらマンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
ヤブカラシが沢山出てきた
収穫:大根、ネギ

近所でまた一人入院したので見舞いに行く。今日は先負、午前中はだめだが午後なら行ってもよい。友引や仏滅は向こうも気にすることが多い。せっかく見舞っても気にされたのでは

3月17日 晴れ この一週間急に寒くなる
鶏糞を掘り出して散らしながらマンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
収穫:里芋、大根、ヤーコン

二週間前、裏でも鶏糞をもらった。発酵させてあるから匂わないとビニールをかけずに置いていたが、やはり匂う。誰か言ったようで、その家のおばあさんがビニールをかけた。今日はもう匂わない

3月24日 曇り
鶏糞を掘り出して散らしながらマンノウで耕作兼堆肥鋤き込み
ネギ植え替え
ジャガイモ植え

収穫:大根、ネギ

しょうがは霜が当たるとだめ。ジャガイモは当たってもまた芽が出るが

週1回の福祉バスに変わった市のバスは、毎日出るが病院まで行かない。それでみな乗らない。週1回でも福祉バスのほうがよかった

昔は観音講があった。子供の手を引いて夜集まり、米を持ち寄ってごはんを作った。年寄りは念仏。念仏もなくなった。昔とすっかり変わった

今日も彼岸の人が来てくれたが、戦争行ってた人がもし生き残って今戻ってきたら、何もわかんねだろう、て言っていた。そのくらい変わった。戦時中は草葺だった。本当は茅葺だが、少ないから小麦のカラを使って葺いた。道も今みたいじゃなかった。戦争行った人だけじゃない、東京出た人が何十年ぶりかに戻ってきたが、みな家建て替えちゃって、どのうちだかわかんね、て。それでタクシーの運転手に怒られた、て。自分のうちくらい覚えとけ、て。でもそのくらい変わった。
どこも何回も建て替えた。小さい草葺から瓦の平屋、そして今みたいな家。家もすっかり変わり、道も変わったからわからない。

彼岸はやはり気を使う。いつも来る人はたいてい来たが、今日また誰某が来た。誰が来るかと気を抜けない




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