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カテゴリ:色彩検定2級範囲
2級の配色で「トーンオントーン」「トーンイントーン」この似た音のふたつ…。
「オン」か「イン」の違い…。。。 どっちが「オン」でどっちが「イン」??????? 2級では覚えなければならない配色がウンザリするほど出て来ます!! 頭の中をしっかり整理して確実に覚えておく必要があります。 さて、本日はまず「オン」の方。「トーンオントーン」。 直訳すれば「トーンにトーンを乗せる」と言う事です。 上に乗せるのですから当然、関係は「上下関係」になります。 何が上下になる言うと、ここでトーンマップが必要になります。 このトーンマップ、縦方向にに積上っている関係だけに注目します。 もっと解りやすいように、彩度軸ごとのトーンマップを確認しましょう。 トーンオントーンは同じ色のエリアのトーンしか組み合わせないのです。 つまり、2sのエリアと5sのエリアのトーンでは絶対にトーンオントーンにはなりません! 具体的に言うと「p」と「sf」の色を使った配色はトーンオントーンではないのです。 トーンの条件が縦方向だけ、と言う事は彩度は同じだけど明度が違う組み合わせと言う事になります。 つまりは明るい色と暗い色の配色になるのです。 と言う事で、トーンの組み合わせの条件はこれでクリアです。 さて、ここでもう一つ重要な条件があります!! むしろ、こちらの方が重要です。 トーンがクリアできたら、今度は色相はどうなるか?と言う事!!! 色相は同一色相・隣接色相・類似色相のいずれか?と言う事になります。 ぶっちゃけて言うと、色味は似た感じの色味なのです。 同一色相・隣接色相・類似色相に関しては3級の所で説明してありますのであえて省きます。 良くわからない人、忘れてしまった人は→こちらへ。 ではここで練習問題。 A. 次の配色のうち、「トーンオントーン」はどれですか? (1)「b12」と「p12」 (2)「ltg8」と「ltg10」 (3)「lt20」と「g12」 (4)「p24」と「g2」 はい、ひっかけに引っかからずに解けましたか?(^-^;ゞ もう、お分かりですよね?上の条件に合うのは(4)のみです。 しかーし!!!!! こんな感じで出題される事はほとんどありません。 実際はこんな感じで出題されます。 A. 次の配色のうち、「トーンオントーン」はどれですか? (1) (2) (3) (4) 慣れてくると、直感的に見た目で(1)と(4)は除外できると思います。 まず(1)の配色には明度差がない、(4)は色相に差がありすぎる、こんな所でしょうか? でも、これだけの情報では決定できません。 必ず色を番号に変換できるように訓練が必要です。 その変換はあなたの色の記憶にかかっているのです。 ↓これで(1)〜(4)の配色が何番であるか確認して下さい。
もちろん、本番でこの配色カードの持ち込みはできません。 しっかり頭の中に刻み込んで下さい!!! ↑押してくれると嬉しい! ※おかげ様でブログ村「色彩・カラー」で177サイト中、代5位までマーク!!(2月7日) 他にもブログやってます! ■3ヶ月で6kg減量したプリン姉さんのブログ→あと3キロのダイエット奮戦記 ■不器用でも家事を頑張る奥様のブログ→半熟奥様の頑張りブログ ※練習問題の答え 各色相番号は… (1)v24とv2 (2)dk20とsf20 (3)b10とd10 (4)d10とp10 よって答えは(2)。(3)は彩度のエリアが違うのでトーンオントンにはなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.06.22 08:43:25
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