PLANEXのNAS MZK-NAS02SGS RAID1からのデータ復旧
プラネックスのNASが故障したので、ハードディスクのデータを取り出して欲しいとの依頼があり、Western Digitalの1TBのハードディスク、Caviar Green WD10EARSが2台送られてきました。RAID1での運用とのことだったので、2台ともLinuxやNAS用のデータ復旧ソフトでチェック。1台目のディスクは、2種類のソフトでは、データが正常に見つからず。3個目のソフトで、フォルダ構成が見つかりましたが、ファイルを取り出そうとするとソフトがおちてしまって、データ復旧不可。2台目のディスクは、フォーマット形式が不明になっており、3種類のデータ復旧ソフトのいずれも、フォルダ構成やファイル名が正常にでません。1台目のディスクで、共有フォルダとして使っていたShare領域は、ext3のフォーマット形式だということが分かったので、LinuxのPCにUSB接続して、ext3でマウントしたところエラー発生。#mount -t ext3 /dev/sda1 /mnt/usbmount: wrong fs type, bad option, bad superblock on /dev/sda1, missing codepage or other error In some cases useful info is found in syslog - try dmesg | tail or so/var/log/messages には、kernel: ext3: No journal on filesystem on sda1のエラーが。ジャーナルファイルがないとのこと。仕方がないので、ext2でマウントしたところ、正常に見られるようになったので、そのままデータを抜き出すことにしました。データ復旧費用は、 技術料:20,000円 復旧ファイル保存用外付けUSBハードディスク代:8,000円 送料:1,000円 合計:29,000円でした。