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心の大きさは人間の器量を表します。よくオトナ目線でものごとを見るといいますが、器量が大きくなければオトナ目線にはなりません。
心の大きさを数値であげると、(2)以下が心が小さいです。すなわち精神性が低く幼児性がみられます。 オトナとは年齢に関係なく心の大きい人のことをいいます。3才の子供でもオトナの人はいるし、60才,70才、80才になっても子供っぽい人はたくさんいます。 子供っぽい人はどれくらいの割合でいるかというと 10才代の女性で25%、男性が23% 20才代の女性で28%、男性が33% 30才代の女性で34%、男性が43% 30代の男性に『ガキ』が多いのは不明です。 40才代の女性で34%、男性が34% 50才大の女性で34%、男性が38% 60才代の女性で34%、男性が40% 70才代の女性で40%、男性が45% 80才代の女性で65%、男性が75% 80才代になれば、男女ともに脳機能が衰えて、本能的になるので仕方がないにしても、世の中精神未発達な人のいかに多いことか。 日本人の1/3以上が心の小さいいわゆる『ガキ』であるとは嘆かわしい現実です。 仏教での煩悩(ぼんのう)を克服することは心を大きくすることです。根本的な6つの煩悩とは 貪欲(とんよく) 財物などをむさぼり求め、飽くことのないこと。 瞋恚(しんに) いかり憎むこと。 愚痴(ぐち) 愚かでものの道理を解さないこと。 慢(まん) おごり高ぶること。 疑(ぎ) うたがい・まようこと。 見(けん) ものごとを正しく見ないこと。 です。 根本6煩悩がまともに現れている人を心の小さい人といいますが、次のような行動をとります。 目先の愛情にとらわれて他人の世話をするが、他人を支配していることに気がついていません。 依存心が強く、自尊心・自己評価も低く、自分自身が好きではありません。しかし自尊心を維持するために、絶えず周囲からの称賛・好意・特別扱いを得ようと努力しています。自分を必要としてくれる人を常にもとめています。 考え方が偏っていて、社会・地域・自然などへの関心・貢献が薄く、また特定の他人の問題で頭がいっぱいで、友人からも離れ、小さく狭い世界で生活しています。 視野が狭く、自分の行動がどのような結果を招いているか考えることができません。他人の文句を言ったり、他人がどうするべきかを考えますが、自分がどうすれば良いかを考えないです。 自分と他人は考え方も感じ方も感情も違う個別の人間であるということがわからない人です。他人の問題や他人の愚痴を話すことが多いです。 他人の行動を長い目で見守ることができず、自分が今すぐコントロールしようとします。自分がしなければならないことで頭がいっぱいになり、様子をみるということができません。 対人関係で相手を不当に利用します。つまり、自分自身の目的を達成するために平気で他人を利用します。 本当の意味で他者に共感したり、思いやりを持ったり、感謝したりすることができません。それは自分の自尊心を支えるために人を利用しているにすぎません。 被害者の役割を演じ、相手のせいにしていれば自分の選択と行動の結果の責任を取らなくていいと思っています。自分に向けられた非難や批判に対しては、怒りや憎しみを持つか、屈辱感を感じ、落胆します。 妬み・羨望がとても強く、自分が持ちたい、成し遂げたいと思っているものを他人が持っていたり、成し遂げていることがわかれば、その人に怒りや憎しみを持ったり、自分の不運を嘆きます。そして他人の失敗をみると喜びます。また他人が自分に嫉妬していると思い込んでいます。 能力のある人は、ほめられ認めてもらうために、自分を駆り立て休むことなく努力し、誇大自己を満足させようとします。これは、本人にとっては残酷な作業ではありますが、社会的には成功します。 なお心の大きさ・精神性は、社会的な肩書き、地位、才能・能力などには全く関係なく、精神性が未発達だから出世出来ないとかではありません。 今注目されている田母神俊雄前航空幕僚長は心の大きさ(2)で、自分の地位や、発言の注目度、影響には何ら考慮することなく、自説を滔々と述べるなど子供っぽいオトナの見本です。 兵庫県の井戸敏三知事が近畿ブロック知事会議で関西経済にとって「関東大震災が起きればチャンスだ」との発言も、心の大きさ(2)の人のすることです。 大臣の不適切発言しかり、身近なところでは「母親が子供に『愚痴』をいう」などは『ガキ』の代表です。 親のことを『ガキ』扱いすることは悪いことではありません。親への恩・親への感謝とは別のことです。 親の精神性が低いことを認めるだけで、親を軽蔑していないし、見下げてもいません。子供っぽい親だから愛おしく思うのが親孝行です。 心を強く・大きくするのが心の強化プログラムです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月12日 17時36分28秒
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