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心の大きさのレベルが数値(2)の人は年齢や社会的な地位・肩書きにかかわらず、精神性が低くコドモっぽい態度を見せます。どのような態度かというと
(1)自分を大きく見せる。母親を例に取れば「お母さんは自分の実家のために一所懸命つくしてきた」「あなた達を必死になって育ててきた」「あなたたちを守る為に必死になって闘ってきた」など自分のしてきた努力を子供にアピールします。 父親は「俺は外で目一杯働いているので家のことはしない」「俺が稼いでいる」妻にむかって「稼いでいないのに文句を言うな」と家では王様のごとく振る舞います。 (2)思いやりがない。子供っぽいオトナは視野が狭く自分のことしか見ていないので、他人のことを思うなんて分かっていないのです。だから思いやりが無いのではなくて、人の気持ちが分からないのです。「なんで人のことを思わなければならないの」です。 「そんなことをすれば人が嫌がるよ」と言っても、理解力がないので、分らなのです。 頭が悪いのではなく、立派な教育を受けていて知識はたくさんあっても、心の理解力がありません。 (3)子供っぽいオトナは他人からの賞賛を求めます。 子供っぽいオトナには自信が無く、人の評価が自分の評価なので、人から誉めてもらうのを最高の名誉とします。 人から誉めてもらうために、とにかく「いいかっこ」をします。善い人を演じます。 人に何かをしてあげたときには「礼」を強要します。「○○してあげたのに礼を言わない」と怒ります。逆に誉めていたら機嫌はいいので、扱い易いかもしれません。 (4)子供っぽいオトナの人が他人を見る基準は、社会的な地位や肩書き、服装などの外見、財産の多寡です。日本では金持ちは無条件で立派な人に見られます。 医者や政治家など社会的なステータス イコール人間の価値とします。ローレックスの腕時計を自慢します。ブランド物の洋服で値段の高い物を着ている人を上等の人と見ます。 値段の高い洋服を着て上等な人間に見てもらおうという思いがあるから、日本では世界一ブランド品と言われる商品が売れるそうです。子供っぽいオトナの多い日本です。 (5)子供っぽいオトナの人は感情的です。 前にも述べましたが、心の大きさ(2)の幼稚な子供っぽい人が怒る方法は (1)暴力で屈服させる。 (2)すねて屈服させる。 (3)泣いて屈服させる (4)ヒステリーを起こして屈服させる。 (5)無視して屈服させる なので、 子供っぽい父親は家族に暴威力を振るいます。子供っぽい母親は気に入らないことがあれば無視して、支配しようと思います。困ったことがあれば泣いて解決を図ります。 心の大きさ(3)は精神的に発達したオトナです。人を見る基準が人間性なので、子供っぽいオトナに翻弄されます。 多くの子供が、生まれてから最初に出会う子供っぽいオトナは自分の親です。祖母がいれば、おばあちゃんも子供っぽいオトナのことが多いです。 世界野球選手権の監督コーチ陣が決まりました。 監督 原辰徳 50(巨人軍監督) 心の強さ(3)心の大きさ(3・3)怒りの抑圧(3) 総合コーチ 伊東勤 46(前西武監督) 心の強さ(5)心の大きさ(2)怒りの抑圧(1) 投手コーチ 山田久志 60(元中日監督) 心の強さ(3)心の大きさ(2)怒りの抑圧(1) 投手コーチ 与田剛 42(元中日・阪神投手) 心の強さ(虚1)心の大きさ(2)怒りの抑圧(1) 打撃コーチ 篠塚和典 51(巨人軍コーチ) 心の強さ(1)心の大きさ(2)怒りの抑圧(1) 守備・走塁コーチ 高代延博 54(前中日コーチ) 心の強さ(虚1)心の大きさ(2)怒りの抑圧(1) 守備・走塁コーチ 緒方耕一 40(巨人軍コーチ) 心の強さ(3)心の大きさ(2)怒りの抑圧(1) 心の大きさ(2)の子供っぽいオトナの編成ではコーチは無理です。選手諸君のがオトナなので、コーチ連中がバカにされるのが関の山で、人は付いていかないです。 原監督の数値(3・3)はやや子供です。監督の心の強さ(3)であまり強くなく、抑圧も(3)で高校生のときから感情を抑圧しています。(抑圧は1で抑圧がなく、3で抑圧があることを表しています。) 感情の抑圧は、喜怒哀楽の抑圧です。原監督は怒りを抑圧しているので、ミスしても「怒らない」のではなくて「怒れない」のです。怒りの感情を抑えているために怒りが湧いてこない心になっています。怒らないいい人になっていますが、指導者としては失格です。 原監督は「ミスは許す」ですが、心が大きい人は「ミスしたことを、ミスの原因を確認させるように穏やかに伝える」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月17日 00時11分56秒
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