犬も人と同じようにいろんな病気にかかる。特に10才をこした犬は手術の必要な病気になることが多くなる。
パピヨン登山犬初代は乳腺腫瘍で2回手術した。
最初は、悪徳獣医に悪性のガンの可能性があると脅かされて慌てて手術したので、麻酔による死亡のことは考える心のゆとりがなかった。あとで、騙されたことがわかった。
2,3年後の2回目の時は、麻酔死の方が怖くなった。
近隣の開業獣医5,6人に電話で麻酔死の事故がないことを保証できるかと問い合わせた。全員保証出来ないとの返事だった。最後の獣医が獣医大学の付属病院なら、保証してくれるのではないかと教えれくれた。
大学病院では保証するには、すべての検査が必要だとのこと。そのとき、ジャ-キ-は食べさせているかと聞かれた。日に2~3本は、おやつとしてあげていると答えた。困ったような顔をされた。
検査結果は良好で、手術は無事にすみ、翌日、愛犬を自宅に引き取った。
ジャ-キ-を食べさせている犬は肝臓機能が低下していて、麻酔薬の解毒が出来ずに、死亡することもあるとのこと。ジャ-キ-に含まれている防腐剤が長い間食べさせると、肝臓を悪くする。ジャ-キ-を食べていて、肝臓が正常な犬は珍しいと言われた。
手術前に検査しておいた方が安全な項目は、循環器や呼吸器の機能だ。
麻酔中は血液の流れる力も、呼吸する力も低下する。もし、循環器や呼吸器の機能が手術前に低いと、血液が流れなくなったり、呼吸ができなくなったりして、そのまま死んでしまうこともあるのだ。
だから、病弱な犬や老犬の麻酔死は多いのだ。
獣医のHPに麻酔は安全だから、7才の犬の歯石を、麻酔して取り除いた方が健康的だとの記事があった。その犬は歯に異常ががあるわけではない。正常な歯だ。
相談を受けた獣医は「 歯石を放置しておくと、歯周病の心配があります。7歳まで歯磨きをしたことがなく、歯石がついているなら、すでに歯周病が始まっていると考えられます。進行すれば、歯が抜けるだけでなく、歯肉から細菌が体内に入り、心臓や肝臓、そして関節や眼にいたるまで障害をおこすことがあります。
歯周病による害のほうが、全身麻酔の害よりはるかに大きいことは、まちがいありません。」(原文のまま)と自分のHPで答えている。
「麻酔死の事故がないことを保証できるか」と問い合わせると、開業獣医は皆断るのに、この開業獣医は麻酔は安全だと宣伝している。
大手術の麻酔も歯石を取るための麻酔も、麻酔としては同じ状態になると言うことだ。
簡単な手術だから、麻酔も軽くしてもいいというわけには行かない。犬が動かなくなる状態は同じなのだ。麻酔に簡単な麻酔というものはない。麻酔死する確率もほとんど同じだ。
麻酔をして、犬の歯石をとるとは言語同断だ。
歯磨きをしなくなったご老人の歯石を取るために、麻酔してまでとる人や医師がいるだろうか。人にしないことを、なぜ犬に勧めるのだ。無責任な獣医だ。詐欺師だ。
獣医の麻酔は人の麻酔とは比較にならないほど危険だ。
沢山の愛犬たちが獣医の麻酔で殺されている。小さな個人動物病院は避けた方が良い。
具体的に言うと、
注射麻酔ではなく、吸入麻酔の方が安全だ。
吸入麻酔設備とモニター設備が完備している大きな動物病院を選ぶことが肝要だ。
詳細は
注射麻酔は麻酔死の根源! 吸入麻酔設備とモニター設備のある動物病院を選ぶ!にある。
犬の歯磨きは鶏の骨を食べさせることで簡単にできる。
自然の肉食動物は皆、骨を食べることにより歯磨きをしている。
鶏の骨は犬の胃や喉に刺さるから食べさせてはいけないと獣医は言っているが真っ赤な嘘だ。
犬にはドッグフードだけを食べさせるようにして、ドッグフードをできるだけ沢山販売して儲けようとしている。悪質な虚偽の宣伝広告だ。
鶏の骨付き肉は、犬にとっては
百薬の長だ。栄養満点であるだけでなく、いろんな効果がある。
歯磨き効果はその一つだ。
詳細は
歯磨きは鶏の骨で その随想集
参考随想
1
誤診不正獣医も免許取消は不可!?
2
獣医師の詐欺広告には規制がない!?
3
イギリスは狂犬病注射はしなくてよい!?
4
日本の混合ワクチンは欠陥商品か!?
5
乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな!?
6
乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術!?
7
ワクチン免疫は臆病、喧嘩犬を作る!?
8
愛犬がワクチンでアナフィラキシ-死!?
9
狂犬病ワクチンで愛犬が水俣病に!?
10
狂犬病ワクチンで線維肉腫が愛犬に!?
11
罰金! 狂犬病注射をしないと!?
12
狂犬病予防注射液はただの水!?
13
犬は避妊手術でガンにならない!?
14
犬の混合ワクチン注射はしなくてよい!?
15
混合ワクチンではケンネルコフは治らない!?
16
愛犬を麻酔で犬死にさせないために!?
17
愛犬が歯石を取り除いて麻酔死!?
18
乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない!?
19
悪徳獣医を見抜く方法!?
20
そけいヘルニアは手術が不必要!?
21
肛門線絞りが必要な愛犬は病気だ!?
22
フィラリア予防はしない! 治療薬がある!?
23
獣医の医療ミスにどう対応するか?