犬を何代も飼い続けているいるが、爪を切ったことがない。その必要を感じたこともない。スピッツ、シェルティ-は屋外で飼っていたので、爪を切ることなど思いもよらなかった。先代のパピヨンからは屋内で飼っているが、爪切りの必要性はなかった。
昔、家族の一人がデパ-トで偶然見つけたらしくギロチン式の爪切りを買ってきた。それで、爪を切りすぎて、出血させてしまった。
必要のないことは、する必要はないということにして、以後、誰も爪切りをした人はいない。
爪切りをしなかったために起こった不都合やトラブルは一度もない。
ところが、最近、ブログを始め、ネットサ-フィンをしていると、爪切りに悩んでいる愛犬家が多いことがわかった。
愛犬に口輪をはめてとか、酒を飲ませてとか、あるいは、キャリ-バッグから足を一本づつ出させて切るとか、いろいろ苦労しているようだ。
切ることに一生懸命だ。なぜ、切らなければいけないかは考えてないようだ。誰も、切る理由に触れてない。奇妙な気がする。
愛犬が噛み付かんばかりに嫌がることをするというのに、なぜ、そんなに嫌われることを、あえてしなければならないかを考えてない。他人がするから、自分もしなければならないと思い込んでいるのではないだろうか。愛犬がかわいそうだ。迷惑だろう。
あらためて、聞く。何のために愛犬の爪を切るのか。
獣医やトリマ-には立派な理由がある。利益になるからだ。
愛犬家、特に、その愛犬にメリットがあるのか。
愛犬のパナは一生に一度も嫌な爪切りを強いられることはないだろう。
パピヨンのパナには後ろ足にはないが、前足には、オオカミツメがある。つまり、後ろ足には四つの爪があり、前足には五つの爪がある。親指の爪は他の爪とは違い、肉球より2cmほど上部にあり、土につくことがない。オオカミ時代の名残とのこと。
オオカミツメは怪我の原因になるから、切除した方がよいという人もいるが、自然の摂理であるものを、人間の勝手な思いで、切除する必要はない。何でも商売の対象にしたがる。
先代のパピヨンも、今のパナも、爪切りだけでなく、昨日の随想に書いたように歯磨きもしたことがない。トリミングも肛門腺絞りも一度もしたことがない。それで、容姿端麗で元気溌剌だ。
トリミングと肛門腺絞りの詳細については、それぞれ次のタイトルにリンクしてある。
[
トリミング代不要で容姿端麗な愛犬!?]
[
肛門線絞りが必要な愛犬は病気だ!?]
先代のパピヨンは15歳を越していて、風呂上り1時間後に、飼い主の腕の中で5分ほどで急逝したが、13歳までは病院にも行ったことがなかった。
登山犬で名犬だった。大手ス-パ-の入り口で別れ、買い物が終わる頃には、出口で待っていた。
ワクチンもフィラリアの薬にも一切お世話にならなかった。今のパナも同じだ。
先代と同じように、13歳までは病院のお世話にはなりたくない。出来れば、先代を超えてもらいたい。
そのためには、飼い主の愛犬の健康管理は大切だ。正い情報を入手して、正しく対応することが必要だ。そのための勉強のつもりで、このブログを毎日書いている。
犬の爪切りは必須ではないと、新しい随想を書いた。
ご参考になれば幸いだ。
犬の爪切りは必須ではない! 野生動物も愛犬のパロもしてない! 巻き爪が肉球や皮膚に刺さる、足の骨格が変わるとは詐欺師の妄想!