夏だ。愛犬も歓迎する海水浴場がオ-プンしたとの報道があった。嬉しいことだ。
「入場料は大人500円、犬は1000円。犬はライフジャケットが必要。」とのこと。
犬は人の2倍の入場料だ。なぜと聞きたいが、そのことよりも、「ライフジャケットが必要。」ということのほうが気になる。
なぜ、犬に
ライフジャケット、つまり、
救命胴衣が必要だ。
犬の習性に無知蒙昧なのか、それとも、屁理屈をつけて、救命胴衣を売りつけたり、レンタルして、儲けようとの魂胆か。
愛犬たちの住む世界は魑魅魍魎(ちみもうりょう)の妖怪の住む世界だ。愛犬たちの習性を無視して、何でも商売のネタにしている。カッパに救命胴衣を着せて、絵を描いたら喜ばれるだろうか。滑稽で愚の骨頂だ。犬にライフジャケットは日本の犬の文化の低さを示している。
犬の専門雑誌などが犬のライフジャケットを推奨するように取り上げている。日本の犬の文化を儲け主義に堕落させている。犬の習性を生かした自然のままが最もすばらしいことだということをわかってない。情けないことだ。
犬は生まれながらの水泳の名手だ。教えなくても泳げる。気になる人はご自分の愛犬を確かめてみるとよい。いわゆる、犬かきですいすいと泳ぐ。犬がおぼれたということは聞いたことがない。
一昔以上前に、『
マリリンに逢いたい』という犬の熱烈な恋物語の映画があった。DVDも発売されている。感動的な実話だ。シロというオスの中型犬が沖縄の阿嘉島から3km離れた座間味島まで泳ぎ、愛するメスのマリリンに会う。1回や2回ではない。シロの飼い主が船で連れ戻すと、また、3kmの海を泳いで、マリリンに会いに行く。再会したときの二匹の犬の喜びのシ-ンは印象に残っている。
この映画で初めて、安田成美という美人名優がいることを知った。好きな女優の一人だ。映画化され、好評だったこともあって、この実話はニュ-スで世界中に紹介されたようだ。
このシロは特別に水泳を訓練された犬ではないだろう。犬は習性として、泳ぐのは上手だ。シロにライフジャケットを着せたら、泳ぎにくいと嫌がったであろう。
犬の海水浴場でライフジャッケトを強制的にレンタルしたり、売りつけている業者には有名な動物映画『
マリリンに逢いたい』を一度鑑賞することをお勧めする。愛犬たちの正しい習性を理解していただくために。犬、海、マリリンのキ-ワ-ドでDVDを検索できる。
東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
1
公園ノ-リ-ドで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集
2
愛犬ノ-リ-ドの42編の随想集
愛犬のノ-リ-ドついては通常のHPにも詳述してある。
なぜ小犬でもノ-リ-ドはダメですか? 犬の係留(リ-ド)に関する条例
参考随想
狂犬病予防法の改廃15編の随想集
狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述してある。
狂犬病予防ワクチン注射のからくり