総合栄養食だと宣伝販売しているドッグフードを食べて、犬が何百匹と大量に死んでいる。アメリカやカナダの話だ。「ナチュラル」の語を商品につけて、いかにも自然食のような印象を与えて販売しているドッグフードだ。ドッグフードが総合栄養食ではないことを自ら証明したことになる。日本にも輸入されているかどうかは報道されてない。日本の関係者はそ知らぬふりをしているのかも知れない。

　ドッグフードの原料の小麦グルテンに毒物のメラニンが意図的に混入されていた。小麦グルテンは小麦から抽出したタンパク質だ。その純度が高いかどうかはその中に含まれる窒素分が多いかどうかで判断している。良いタンパク質には窒素分が多い。肉などが腐ると窒素分のアンモニアが出る。

　メラミンは肥料の尿素とアンモニアを高温で反応させて工業的に合成している合成樹脂の原料だ。
メラミン樹脂になり、家具や化粧版、食器や日用品、電気部品のスイッチやケース、クルマの焼け付け塗料などに広く利用されている。だから、メラミンは安い。

　そのメラミンがドッグフードに故意に入れられていたのだ。なぜか。理由は世の中をだまして、儲けるためだ。
　メラミンの窒素含有量は６７％だ。実に高い。一方、タンパク質は高純度で水分がない状態のものでも、窒素含有量は１３％程度だ。通常は１０％以下だ。

　粗悪な小麦グルテンに少量のメラミンを混ぜると、高純度の小麦グルテンとして販売できる。小麦グルテンの品質の良し悪しはその窒素含有量の分析結果で決められているからだ。

　　中国産の小麦グルテンにメラミンが混入されていたとＦＤＡ（米国食品医薬品局）が公表している。韓国にもその小麦グルテンは輸入されていると報道されている。日本のドッグフードはほんとに大丈夫か。アメリカではキャットフードにも広がり、さらに家畜の飼料にも広がっている。その家畜を食べた人の健康が問題になりそうな雲行きだ。

　愛犬のパナにはドッグフードは全く食べさせてないので、対岸の火事のような感じで報道に接している。原材料が何であるかが自分でわかる手作り食餌が最高で安心だ。

　ドッグフードが総合栄養食とは真っ赤なウソだ。主原料は農産や畜産廃棄物だ。食品廃棄物や消費期限切れのものは良いほうだ。そのうえ、品質管理がずさんだ。人の食品には使用禁止の発ガン性のある合成保存料も使用されている。騙されている愛犬家が多いのに唖然としている。

　参考随想　　手作り食餌とドッグフード　３８編の随想集


犬の狂犬病注射義務廃止！３６編の随想集



狂犬病予防注射の問題点については通常のＨＰにも詳述。
狂犬病予防ワクチン注射のからくり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　狂犬病予防法は御用済みの悪法だ




















　　　

　

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