日本漢字能力検定協会が公募した2007年の「今年の漢字」は「偽」だ。
フィラリア薬に関してはいろんな偽装がある。悪質だ。
偽装その1
フィラリア症の
予防薬は偽装表示だ。国民をだましている。ほんとは
駆虫剤だ。
つまり、フィラリア症にかかっている犬の小さな病虫を駆除する薬だ。その小さな病虫をミクロフィラリアと言う。ミクロフィラリやその他の害虫を駆除する薬なのに、フィラリアの予防薬とウソをついている。予防薬と言った方が薬が高級と思われ、愛犬家に勧めやすいからだ。つまり、一種の
詐欺商法だ。
フィラリア症の予防薬はワクチンではない。ワクチンは犬の体内に免疫を作る薬だ。犬の体内にわずかな病原菌などを注射して、それらと戦う免疫を犬の体内にあらかじめ作っておくものだ。病原菌が大量に侵入した場合に備えて防衛態勢を作っておくものだ。つまり、ワクチンは、あらかじめ敵の病原菌の侵入に備えて、免疫という自衛隊を作っておく薬だ。だから、予防薬と言う。罹病してから使う駆虫剤や治療薬とは違う。
偽装その2
きわめて
安価な牛豚用駆虫剤のイベルメクチンを犬に転用してぼろ儲けをしている悪徳獣医がいる。薬を管轄している農林水産省がその転用をしないよう通達を出している。犬がイベルメクチンの副作用で死んだ事例もあるからだ。
西東京市ではフィラリアで犬が死んだという話は聞いたことがないので、当方の愛犬たちにはフィラリアの薬を投与したことがない。フィラリア症の発症は地域差が大きい。豚舎などが近隣にあるところは要注意だ。もし、愛犬に薬を使いたいなら、
ミルべマイシンが望ましい。副作用による死亡例は見当たらない。
偽装その3
フィラリア症には、いわゆる予防薬ではなく、フィラリア症が発症した後で治療する
治療薬も発売されている。
治療効果も高いと農林水産省も認めている。
ところが、
獣医はそのことを愛犬家にかくしている。治療薬を売るよりも、予防薬を売ったほうが儲けるからだ。つまり、治療薬よりも偽装の予防薬のほうが沢山売れるからだ。
当方の愛犬にフィラリア薬を投与したことがないのも、運悪くフィラライ症になっても、早期に治療すれば完治するという安心感があるからだ。偽装の予防薬を投与する気はない。副作用のほうが怖いからだ。
偽装その4
フィラリアの血液検査は大別して二種類ある。ひとつはフィラリアの幼虫を
顕微鏡で見つける方法だ。検出率は40%程度だ。ザル法ならぬザル検査法だ。フィラリアの幼虫が検出されようが、されまいが、予防薬をうりつける。いったい何のための検査だ。無意味な検査だ。
犬の心臓にすでに寄生している
フィラリアの親になった成虫が出す物質を検出する方法は検出率は90%程度だ。検査としては優れている。しかし、その検査が陽性なら、
その犬はすでにフィラリア症で重症だ。いわゆる、フィラリアの予防薬ではフィラリアの成虫は駆除できない。別の治療薬が必要だ。つまり、元気で何の症状もない犬にフィラリアの成虫を検出する検査をするのは
不要不正な過剰診療だ。関連随想No5に科学的に詳述してある。
オーストラリアではフィラリアの血液検査はしないとのことだ。日本では科学的に無意味な検査が平然と行われている。詐欺商法だ。
なお、オーストラリアでは
フィラリア症の薬はスパーでも買えると投稿があった。日本は愛犬家が不利益をこうむっている。獣医が儲けるためにだ。小役人は賄賂接待付け届けの好きな生き物であり、獣医団体と癒着結託している。
偽装その5
獣医のホームページやブログには「犬が蚊にさされると、フィラリア症になる。」と脅し文句が記述してある。鵜呑みにしないことが大切だ。愛犬が蚊に相当の回数刺されてもフィライア症にならないことがある。
その蚊がフィラリア症になってなければ犬にフィラリア症を媒介ことはできないからだ。
西東京市にも蚊は沢山いる。しかし、フィラリア症を媒介する蚊はいないと見ているから、当方の愛犬にはフィラリア薬は投与してない。蚊が侵入しない屋内で飼っている犬がフィラリア症になる確率は無限にゼロに近い。
次回は
愛犬のノミ駆除剤でゴキブリも死ぬ! 偽装だらけの犬の世界4 について記述する。
関連随想
フィラリア症のいわゆる予防薬ではなく、治療薬について書いた随想のタイトルもまとめて掲載した。愛犬の健康にご参考になれば幸いだ。
1 フィラリア症予防薬の副作用と治療薬の効果
2 フィラリア症予防薬は不当表示の駆虫剤だ!
3 フィラリア症治療薬完治率98,6%!
4 フィラリア症治療薬 農水省承認発売中!?
5 フィラリアの血液検査はザル検査で無用だね
6 フィラリア症予防はしない!治療薬がある!
7 副作用が怖いフィラリア症の予防薬!
8 フィラリア症治療薬!好評発売中!
9 牛豚用イベルメクチンは犬に転用禁止!
10 フィラリア薬もし選ぶならミルベマイシンを!
11 悪徳獣医がブログ【愛犬問題】をおどす!
牛豚等の産業用駆虫剤を犬のフィラリア予防薬として売りつけて暴利を得ている悪徳獣医がブログ荒らしのゴキブリに変身して、嫌がらせのかぎりをしている。悪質だ。
12 悪徳獣医が捏造記事で愛犬家をおどす! 蚊にかまれてもフィラリアにならない犬も!
フィラリア予防なし1年で約3割、2年で約6割、3年で9割のわんこがフィラリアに感染? 真実味のないデータだなぁと。
13 北大獣医学部は犬蔑視だ!殺してもよい!?>
農林水産省が犬用のフィラリア薬として承認してない薬剤を、一部の獣医が犬のフィラリア症予防薬として販売し、ぼろ儲けしていることは許しがたい商売だ。
14 フィラリアについて獣医の愛犬家偽装投稿!
写真のつづき
参考随想
狂犬病ワクチンの副作用と法律改廃54編の随想集
狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。
狂犬病予防ワクチン注射のからくり
狂犬病予防法は御用済みの悪法だ