鶏の骨、タマネギ、チョコレート犬にも有益　獣医師会は非科学的な風説信奉者！？

2008.12.05

鶏の骨、タマネギ、チョコレート犬にも有益　獣医師会は非科学的な風説信奉者！？

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カテゴリ：犬

　埼玉県獣医師会のホームーページには犬に関する間違った風説風評が満載だ。迷信の宝庫だ。
　犬が食べてはいけない食べ物として、鶏の骨、タマネギ、チョコレートを取り上げている。この下に引用してある。

　科学的な根拠は示されてない。世の中に流布している噂話をさも真実であるかのように記述しているだけだ。獣医師会の学識教養の無さが透けて見える。

　犬に与えてはいけないものってあるのですか？

犬は雑食動物で、何でも食べる習性があります。しかし、すき焼きやおみそ汁などの残りをあげて、タマネギ中毒になったり、チョコレートによって中毒を起こすことがあります。場合によっては命取りになることもありますので注意してください。
また、トリの骨も絶対にあげないでください。トリの骨は先がとがって割れやすく、のどや食道、胃に刺さる危険があります。

　犬に鶏の骨やタマネギなどを食べさせてはいけないという間違った風説風評を最初に流したのはドッグフードメーカーだ。犬に人の残飯を食べさせないで、ドッグフードをできるだけ多く売るためだ。

　日本の獣医教育は牛豚等の畜産動物に関する教育が主体で、犬などの愛玩動物に関する講義はほとんどない。教授陣も愛玩動物の専門家はいないか少ない。犬の食べ物に関するカリキュラムもない。

　つまり、日本の獣医は牛豚の知識で犬の診察診療をしている。犬の食餌の知識も修得してない。だから、風説風評を正しいと信じ込んでいるのだろう。

　それとも、動物病院でドッグフードを売って儲けるためにメーカーと結託して世の中をたぶらかしているのか。
　処方食とか療養食とか言って高価なドッグフードも売っている。薬効のある薬は入ってないので病気が治るわけがない。いかがわしい偽装商品だ！

　いずれにしろ、獣医師免許という国家資格を持っているから、タチが悪い。多くの人がだまされて被害を受ける。

　鶏の骨は有史以前の太古の昔から、犬が食べてきた食べ物だ。加熱調理した人の食事の食べ残しだ。
歴史上、犬が鶏の骨を食べて死んだという史実はない。世界中の犬が現在も人の残飯の鶏の骨を喜んで食べている。

　鶏の骨つき肉にはいろんな栄養源がある。涙やけも治る。ガリガリ噛み砕いて食べさせると、歯磨きにもなる。詳細な記述は下記の関連随想にある。

　鶏の骨を食べさせてはいけないというのは日本だけだろう。つまり、日本の獣医は犬の食の歴史さえ理解してない。大学では牛豚のことしか勉強してない。開業後は世の中に氾濫している間違った風説風評を無批判に鵜呑みにしているだけだ。正しいと信じ込んでいるので、オカルト宗教のようにタチが悪い。関係者が迷惑をうける。

　タマネギは有益な食べ物だ。すき焼きや味噌汁に入っている量なら良い栄養になる。ニンニク・ガーリック入りドッグフードも欧米系メーカーから発売されている。科学的な記述は下記の関連随想Ｎｏ１３にある。

　チョコレートは人も犬も自分の体重の十分の一以下の量なら、中毒死することはない。適量のチョコレートで人も犬も元気になる。
　チョコレートは愛犬のパロの大好きなおやつの一つだ。下記随想集に科学的に詳述してある。