若い女性の場合、卵巣癌の早期発見などで、やむを得ずに二つの卵巣を切除すると更年期障害よりも強い症状が現れる。
卵巣は発情ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンのプロゲストロンという二つの女性ホルモンを分泌している。
だから、
両側の卵巣を摘出するとホルモンが分泌されず、
更年期障害と同じ症状になる。
更年期は自然現象として徐々に進行するが、手術で卵巣を摘出すると、突然、ホルモンの分泌がなくなるので、体が適応できずに強い更年期障害症状が現れることがある。
加齢の更年期障害よりも急激に現れるので、
卵巣欠落症候群といって区別されている。治療には卵巣ホルモン剤の投与が行われる。産婦人科医の常識だ。
犬は避妊手術で卵巣を切除するとおとなしい性格になるという獣医が多い。ウソだ。科学的根拠はない。
女性は加齢により卵巣ホルモンの分泌が減少してきて、人によっては更年期障害が強く現れる人がいる。
その一つが
不定愁訴という病状だ。
全身の倦怠感、めまい、頭痛、動機、下痢、不安、焦燥感、意欲低下などだ。物事に集中できなくなり、やる気もなくなる。
自律神経失調症の症状の一つだ。
更年期障害のひどい女性の話だと
何事にも身がはいらず、何も考えたくないし、何をしても楽しくなくなるようだ。つまり、元気がなく無気力で無感動になる。
犬は手術でおとなしい性格になったのではなく、ひどい更年期障害になる。見かけ上、おとなしく見えるだけだ。無気力でやる気のない犬になる。
獣医は健康な愛犬たちを開腹手術して内臓を切り取り、愛犬たちを心身ともに病気にしている。
悪徳獣医というよりも
白衣を着た悪魔の蛮行だ。カネの亡者の悪行だ。
国家資格を持っている者の詐欺行為なので、
振り込め詐欺よりもタチが悪い。多くの愛犬家とその愛犬が被害を受けている。
人も犬もその性格は親から受け継いだ遺伝子のDNAと育った環境によって決まる。
その性格を司っているのは脳の視床下部だ。つまり、人や犬の性格を変えるには脳の手術(ロボトミー)が必要というのが医学の常識だ。オウム真理教が反抗的な信者に脳のロボトミー手術をして、患者をおとなしくしたことは広く知られている。
卵巣欠落症候群に関する貴重な情報をネット上に見つけた。
卵巣の癌を早期発見して、卵巣を二つとも摘出した若い女性の卵巣欠落症状に関する記述だ。
科学的にも貴重な資料なので、その全文をそのまま引用掲載する。
著作権法の定める出典の所在はリンクで明らかにしてある。
卵巣欠落症状
卵巣の摘出手術後に起こる症状。
体内のエストロゲン濃度が下がることで現れます。
更年期障害の症状と同様ですが、自然閉経前後に起こる更年期障害の症状とは区別され「卵巣欠落症状」と呼ばれます。
老化による卵巣機能の衰えの場合には、エストロゲンの分泌がだんだん少なくなり、また、日によって分泌量が大きく増減するため、体の方もエストロゲンが少ない状態にも徐々に慣れていこうとします。これに対して、がんの治療で両側の卵巣を摘出した場合、更年期障害様症状がより劇的に出現するようです。
特にエストロゲンの分泌が一番多い30歳代前後に卵巣を摘出した場合、急激にホルモンがなくなるため更年期障害様症状が強く出るようです。
<症状>
比較的早い時期に現れるのが、突然大量に汗をかく、顔がほてる、のぼせるといった体温の調節がうまくできないような症状です。
これらは血管運動神経の障害で、いわゆる自律神経失調症の症状の一つです。エストロゲンは、脳の視床下部や下垂体から分泌される各種刺激ホルモンの命令を受け、卵巣から分泌されます。この脳の視床下部や下垂体は自律神経をつかさどる中枢にやや近いため、エストロゲンの分泌に関するトラブルが起こると、自律神経への影響が出やすいと考えられています。
そのほかの症状として、イライラする、気分が落ち込む、眠れない、体がだるくてやる気が出ない、記憶力が落ちるといった精神的な症状が出てきます。
その他、頭痛、肩こり、腰痛など。
さらにエストロゲンによって保たれていた膣や尿道などの粘膜が委縮したり、乾いたりしやすくなり、膣炎、尿失禁などが起こりやすくなります。
皮膚や粘膜も乾いてしわが増えるなどの変化も現れてきます。
また、エストロゲンは血管や骨にも働いているため、エストロゲンの分泌低下によって、高脂血症や高血圧、骨粗鬆症などが起こりやすくなります。
<エストロゲン欠乏に伴い出現する疾患・病態>
顔のほてり(ホットフラッシュ)、のぼせ、異常発汗、めまい
倦怠感、不眠、不安、憂うつ、記銘力低下
膣炎、尿失禁
動脈硬化、高血圧、冠不全、脳卒中(脳梗塞・脳出血)
骨粗鬆症
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誇大広告や虚偽表示が堂々と行われている。ウソだらけの偽装捏造だ。
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