人にも犬にも
カルシウムは必須不可欠なミネラルだ。それが不足すると健康を害するだけでなく、生きていけない。骨がもろくなり、骨折するからだ。人の
骨粗しょう症は広く知られている。
人の骨も犬の骨も新陳代謝をしている。つまり、今年の骨と来年の骨は同じではない。
骨を構成している古いカルシウムは血液中に流れ出し、血液中の新しいカルシウムと入れ替わる。
だから、血液中に新しいカルシウムが不足すると、骨がスカスカになる。骨の中に小さな空洞ができる。
それが骨粗しよう症だ。骨がもろく、骨折しやすいという病気だ。
大腿骨や股関節が骨折すると寝たっきりになることもある。高齢者、特に女性高齢者に多い。
高齢者や更年期以降の女性は普通の成人よりもカルシウムを多く摂取する必要がある。
骨の丈夫さの指標である
骨密度は人の場合、20~30歳で最高になり、以後加齢と共に低下す。生き物の宿命だ。
その骨密度の低下を極力防止するためには、常に血液中に十分なカルシウムがあることが大切だ。
骨粗鬆症の防止のためにカルシウムをしっかり摂りましょうと言うのは医療関係者の常識だ。
私は酒の肴には
いりこの小さいものも食べることにしている。
ところが、犬に関するネット上の相談欄には、間違った風説風評の上塗りみたいな
迷回答が多い。
カルシウム分の多い
煮干しを食べさせると、犬は
結石症になるから、食べさせないほうが良いと回答している。
シュウ酸カルシウム結石ができるなどともっともらしく脅かしている。科学的な根拠のない愚説だ。捏造だ。
人の場合は、カルシウム摂取が結石の原因になるという専門家はいない。
なのに、日本の獣医界にはカルシウム摂取結石論の愚説が横行している。
人も犬も同じ哺乳類だ。カルシウムは必須不可欠なミネラルだ。しかも、犬は人の何倍もカルシウムを必要としていることは周知のことだ。
犬に煮干しを食べさせるなと獣医が根拠にしているもう一つの理由は、煮干しの
塩分だ。
日本の獣医は犬には塩分は不要で、有害だと主張して恥じない。生理学に無知蒙昧な輩の愚説だ。科学的な根拠のないでっち上げだ。人や犬も含め、動物の心臓は塩分のナトリウムとカリウムで自律運動をしている。
詳細は
手作り食餌は愛犬の塩分不足に注意! 心臓は塩分で自律運動をしている!にある。
塩分を低減したものとして犬用煮干しが高値で販売されているが、
インチキ商品だ。食べてみたら、人の煮干しと同じ味だったという愛犬家がネット上に多い。
愛犬のパロは人用のカタクチイワシの煮干しが大好きだ。だし汁の出し殻は食べない。美味しくないようだ。食べると、良質なカルシウム源になることは確かだ。
煮干しだけでなく、犬に鶏の骨なども食べさせてはいけないと言うのもすべてウソだ。犬には人と同じ食べ物を食べさせないようにして、できるだけドッグフードを売って儲けようとしているだけだ。獣医界には詐欺根性の
犬の天敵が多すぎる。
鶏の骨を食べさせると、犬は結石症になると、このブログ「愛犬問題」に投稿していた獣医がいる。科学的な根拠のないでっち上げの愚説を世の中に広めている悪徳獣医の一人だ。詳細は
獣医よ!鳥の骨は尿路結石の予防になるよにある。
この悪徳獣医は鶏の骨は危険だと飼い主に告げて、それを食べた犬の開腹手術をしたとブログに書いてある。カネ儲けに狂った悪魔の所業だ。詳細は
鶏の骨は危険とだまし開腹手術する悪徳獣医 骨は胃液で直に溶解消化!にある。
獣医界の詐欺商法に飼い主がだまされると、その愛犬が被害を受ける。来る日も来る日も、美味しくもないドッグフードだけを食べさせられる。食べる楽しみを奪われ、奴隷以下の食生活を強いられる。
あなたの大切な愛犬に、あなたと同じすべての食べ物を食べさせても何の問題も起こらない。人と犬との2万年の歴史が保証人だ。
飼い主は愛犬が美味しいものを喜んで食べているのを見て喜び、愛犬は食べる楽しみを享受して、心身共に健康で長生きすることは間違いない。
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