6年前に
愛犬にも家庭用医薬品を使うことを推奨する随想を書いた。
今回の随想では、犬の傷などの殺菌消毒に使う家庭用医薬品に焦点を絞って記述する。
家庭用医薬品は医師の処方がなくても、自分の判断で使用してもよい安全な医薬品だ。
我が家では愛犬のパロにも家庭用医薬品を使っている。殺菌消毒剤、化膿止め軟膏、目薬などだ。
犬も人も哺乳類だ。体の基本的な仕組みはほとんど同じだ。人は犬よりは脳が発達し、直立歩行しているだけだ。
犬特有の病気もあることは確かだが、ほとんどは人と同じような病気になる。
だから、犬の治療薬は人の医薬品を転用したものがほとんどだ。
医薬品の開発販売には膨大な費用がかかる。人と同じような犬の病気には人用医薬品を使うのが当たり前だ。
わざわざ膨大な経費をかけて犬用医薬品を開発する製薬会社はない。
たとえば、犬用目薬として販売している目薬は人用目薬を転用したものだ。ラベルだけを変えて高価に販売している。なぜか、犬用医薬品は高価だ。買わないことにしている。
人用医薬品のほうが安全で安い。
なお、人用医薬品としては認可されない危険な薬剤を犬用医薬品として販売している不良製薬会社があることは確かだ。厚生労働省労が医薬品としては認可しない危険きわまる
農薬も農林水産省は犬用医薬品として認可している。それが犬用医薬品行政の実態だ。
製薬会社の巨益の陰で、多くの愛犬たちの健康と命が犠牲にされている。
最近、愛犬のパロの
お尻に傷ができて化膿した。
パロには変な癖がある。下痢や軟便でお尻が汚れると、その汚れを自分で落とそうとして、お尻を地面にこすりつける。飼い主がすぐに気が付くと、その行為を止めさせたり、汚れているお尻を洗って問題は起こらないが、飼い主が注意不足の時は、傷が化膿していることがある。飼い主の注意義務違反だ。
その化膿したお尻をぬるま湯で洗って綺麗にした後に
マキロンsをスプレーしている。一日に少なくとも3回はスプレーする。一週間ほどで完治する。
パロのお尻のトラブルは今回で二回目だ。
動物病院に連れて行くのは、第一に時間の無駄使いだし、高価な治療費をとられると精神衛生上も良くない。
原因が明確であり、治し方が人と同じ方法であるなら、例えば、愛犬の擦り傷くらいは、ご自分で治した方が良い。
マキロンsは30ml入り小瓶が400円程度で購入できる。常備薬とし薬箱に入れておくと重宝できる。
補足 薬学的な効能に興味のある方へのメモ
マキロンsの化学成分
ベンゼトニウム
マキロンsの主剤だ。
陽イオン界面活性剤の一種であり、
逆性石鹸として殺菌作用がある。
(普通の石鹸は、油分に親和性のある官能基がマイナスイオンであり、水に親和性のある官能基がプラスイオンであるが、逆性石鹸は、そのイオンの電荷が入れ替わっている化学物質。そのために、殺菌作用がある。)
ベンゼトニウムは、病院で販売している
うがい液の主剤でもある。
つまり、
人にも犬にも副作用の少ない安全な薬だ。
アラトイン
傷の回復を促進する効果がある。
化粧品などにも添加されている安全な薬。
クロルフェニラミンマレイン酸塩
アレルギー反応を抑える
抗ヒスタミン剤の一つ。
何十年も昔から目薬などにも添加されている安全な薬。
傷口の殺菌消毒剤として一般家庭用としては、他に
イソジンと消毒用アルコールがある。
しかし、我が家では使ってない。
その理由は、
イソジンにはヨウ素が入っているので、衣服などに付着すると
褐色の色が落ちにくい。
アルコールは傷口が大きいと、飛び上がるくらい
しみて痛い。犬も嫌がる。
余談
「マキロンs」でネットを検索したら、Yahoo!智恵袋の記事が出てきた。
犬のことに関する
Yahoo!智恵袋の記事を鵜呑みにすると、そこにたむろしている獣医に騙される。
獣医だとは名乗らず、一般愛犬家に成りすましているが、自分たちが儲けられるように、世の中に間違った風説風評を流布している。その一例をあげる。
獣医と思われ人の回答
他の回答者が犬にも
人間の薬でいいと書いてますが、とんでもないです。確かに中にはそういうものもあります。
しかし、人間と犬猫では薬用量も違いますし、使ってはいけない薬もあります。
中毒を起こす薬もあるので、気軽にあげてはいけません。
人間が食べててるものでいいと言っていたら、
チョコレートや玉ねぎ類も食べていいことになっちゃいます。
人だけでなく、犬も「チョコレートや玉ねぎ類も食べていい」。
獣医は、犬には
ドッグフードだけを食べさせて、それをできるだけたくさん売りつけて儲けようと、獣医界ぐるみの詐欺商売をしている。獣医界は白衣の詐欺集団だ。
その悪行の実態を次の随想集で糾弾してある。
1 チョコレート
愛犬はチョコレートが大好きだ!その随想集
2 玉ねぎ
タマネギは犬にも有益無害な食材だ!その随想集
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