カテゴリ:上司と部下の関係
^-^◆何処にでもある…… 上司と部下のギャップ[4/5] 村矢「うーん……。そんな時期も あったなぁ。自分の評価が、 気になって仕方ない、そんな 時期がなぁ…………。(-_-) ……しかし、長い目で見たら そんな瞬間風速みたいな評価がなんぼのもんかい……」 志野「ええっ………!! なっなんですって!!」 村矢「……志野……、よく聞けよ。 俺たちがやっている企画立案という仕事はな……、 現場の仕事と違って……所詮はこんなものなのよ……。 計画・予測の仕事だから、最後には誰かが責任を持って 決定しなけりゃならん……。 それが管理者、経営者の仕事だ。……なっ……。 俺達の作る資料は「案」であって、決定事項ではない。 当然のことだ……。 ……上司が決定するわけだ。 そして、 課長の上にゃ、部長が居る。 部長の上にゃ、常務が居てな……。 資料が上に上がる節目ごとに、俺達の汗と涙の結晶の 資料が、途端に紙屑になる可能性が何時もある……。 ……そんな仕事よ……。 上層部の視点や判断には……凄いものがある………。 俺達担当者がその事をいちいち気にしてたらきりがない。 志野!、 これから先も、俺と組んで仕事をしていくんだったら、 ちょっと考え方を変えろ。 自分の評価なんか、そんな小さな事、気にするな……。 まだ、俺たちはな……、会社で本当の試合に出ていない、 修行の身なんだ……。 係長になってからが本番だ……」 志野「……………」 村矢「『人』……つまり上からも、下からも、横からも、 外からも含めて、人からの『自分』に対する評価を一切、 気にするな……」 志野「そんな、無茶な………。無理ですよ………」 村矢「まぁ、聞け!! 俺達が出したアウトプットの中身に対する評価には 耳を傾ける必要があるぞ。意地にもならなきゃいかん。 仕事の中身だからな……。しかし、人はそれ以上に、 何だかんだと……色々言うだろう…………。 ……そこよ。 自分自身に対する評価を言われたら、 一切……気にするな」 志野「…………」 村矢「……いいか……企画の仕事をする間、 決して『人』を相手に置くな、 任務を正面に据えろ。 任務を相手にして、 己の全力を尽くす事だけを考えろ……」 志野「えらく難しい事言いますね……。 ……よう分かりませんわ……」 村矢「いいか……。俺達は『平』社員だから権限が無い訳だ。 当然、自分で決めるという事ができん。……なっ」 志野「……はい、……当然……。案を作るだけです……」 村矢「権限を持たん俺達が、自分の考えを通していきたいと 思ったら……中身で勝負するしかない。 ………そのためには徹底的に集中するという事よ……。 それしかない……。 上司に比べて能力が足りんのだから、 気違いじみる程に…………、集中して、 全力投球すると言う事……と、 いやっという程、時間をかける事が大事。 徹底的に専門知識で理論武装して……、 合理的な解を出して…………。 完璧だという程の自信を持って、 ぶっつける……。 届けば…………ラッキー」 志野「…………」 <続く> ============================================================================ ◆◆ホームページランキング(暮らし・生活⇒ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い ◆◆クリックして~~ ( ^-^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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