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![]() 千代子ちゃんから電話が入った。 「。。。。。えっ?」 千代子ちゃんは10月で93歳になる。 運命鑑定なんて、もうええやろ(-_-;) と言うのが、私の正直な気持ち。 受話器の向うで千代子ちゃんが語りだす。 「私ね。毎日がとても楽しいの。 神様のおかげだっていつも想ってるけど、 このあふれる幸せの源はなんなんだろうって。 私、ね。自分の宿命を知りたいの。ね、お願い」 「わかりました。でも私の鑑定料は高いんですよ。」 「いくら?」 「三万円」 「高いねぇ~」 吉祥流開運鑑定は、 紫微斗占術、宿曜教、バイオリズム、方位、サビアンを使う。 これでその人のこの世での役割を推察し、 傾向と対策をたてる。開運してもらうことが目的なので。 その後、カード占術に入る。 カードは「卜(ぼく)」の占い。 目に見えないものを占う。 今回使用するのは、インナーチャイルドカード。 千代子ちゃんが引いたのは 「Ten of wands」 ワンドの最終カード。 妖精の虹色のバトンから白いちょうちょが 飛び立ち、塀の外に出る。 水がめにはとうとうと、清い水が注がれている。 千代子ちゃんはうっとり眺めて、 「夜叉姫さま。。。」とつぶやく。 白い蝶は千代子ちゃんが信仰する 夜叉姫さまのシンボルだそうだ。 「私、わかった!繋がっているね。」素敵な笑顔があふれた。 千代子ちゃんは何事にも好奇心が強い。 いつも、いろんな情報を私に下さる。 電話では、しゃべりっぱなし、 お手紙は何枚も丁寧に書かれてひんぱんに届く。 私が結婚すると言ったときには、 なんと、便箋20枚にご意見をいただいた。 そのパワーが若さの源なのだろう。 「エキスパート、私も入れて」 「えっ?」 もう、ええやろ(-_-;) 「だって、中川社長は、素晴らしいもん。私、仲間になりたいの」 千代子ちゃんが今から入れる共済が二つあった。 月掛け合計4000円 日本初の優れものエキスパートオリジナル 「えっ~こんなに安くて、こんなに保障してくれるの! よかったぁ!」 千代子ちゃん大喜び。 千代子ちゃんは現役の治療師。 あの、浪越徳次郎先生の最後のお弟子さん。 小児マヒの子供さんを主に治療する。 レイキももちろんご存知だった。 一回の治療費は、500円。 それをコツコツ貯めて、某団体に寄付をした。 10万円で井戸が掘れると聞いたからだ。 有名なその団体からは、お礼のはがきが一本届いただけで、 どこに井戸を掘ったという案内は一切なかった。 「エキスパートの寄付は、ちゃんと顔が見えるもの」 千代子ちゃんは目をきらきらさせている。 「私、白内障の手術受けたの。 世の中がこんなに明るくきれいに見えるってすごい。 でも、鏡を見てショックだったわ! みんなが、私のこと若いとか、お肌がきれいとか言ってくれてたけど あれは、おせいじだったのね。 ただの、しわくちゃのばあさんじゃない!」 千代子ちゃん。大好き!
最終更新日
2005年07月29日 12時36分48秒
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