テーマ:楽天写真館(354313)
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梅雨の晴れ間はカメラ持っての山に出かけよう。
そこにはたくさんの植物や生き物たちの姿がみずみずしく輝いている。 夏の雑木林は、陽が高くなるとものすごく暑くなる。8時過ぎの多くの生き物たちがいそいそと食事を始める時間帯にさいたまみどりの森博物館に出かけた。 <森の宝石> 足元は朝露いっぱいの状態で、散歩道は真ん中を行く・・・・・ふと朝陽を浴びて水滴が光っているのに気が付いた。蜘蛛の巣のようだ。 マクロレンズで近づくと・・・そこはもう宝石箱の中のような世界が広がっていた。 朝陽をあびて七色に輝いているものや、まわりの景色を映し込んでいるものなど、どれもキラキラしている。蜘蛛にとっては餌がかからないので迷惑な話なのかもしれないが。 <ヤマトシジミの朝食風景> 少し開けたところに小さな花がたくさん咲いていて、ちらちらとシジミチョウの類がいくつも(正確には何頭も…というのだが)飛んでいた。 黄色のカタバミの花で蜜を吸っているヤマトシジミの♂をパチリ。そうそう、この蝶の食草はこのカタバミだっけ。たくさんの株があるので、このあたりで繁殖を繰り返しているのだろう。 <メスグロヒョウモンの♂> 中型のオレンジ色の蝶がやってきて少し離れた葉上にとまった。なんだろう・・・ヒョウモンチョウの類であることはすぐに分かったのだが、遠くて良く分かりづらい。しかも翅の裏側が逆光になって透けて見えるので、よく斑紋がわからない。 前翅中室あたりの斑紋から、どうもメスグロヒョウモンの♂のようだ。このあたりではそう見かける蝶ではない。どちらかと言えば珍しい。もっと近くに寄ってみようとしたら、飛んで行ってしまった。 <コミスジはいつも軽やかにダンス> 林の縁の蝶といったイメージが強いコミスジ。あまり蝶がいないようなときでも、この蝶だけは林の縁で、日差しを浴びてスーイ、パタ(翅を一回羽ばたく)、スーイ…と弧を描くように軽やかなダンスを繰り返している。時々葉上にとまって翅を開いたり閉じたり。 どこに行っても同じように感じる。かわいらしい蝶だと思う。 <ヒメザゼンソウ> ミズバショウと似たような恰好をしているが、ヒメザゼンソウは2cmくらいのとっても小さな花だ。ちょっと花期は過ぎている感があるが、存在感はどうしてりっぱだ。埼玉県の絶滅危惧2種に指定する希少植物になっていることもあって、個々でも手厚く保護がされている。目立たないので、乱獲などはされないだろうから、環境が守られれば大丈夫かもしれない。大切にしたいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/07/05 01:25:53 AM
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